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ある日、アヒルバス の商品レビュー

3.9

96件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    40

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

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2014/08/09

ピノの神様が降りてくるところがいい。 初めのうち、ちょっと馴染みにくいと思ったけれど、 読み進むにつれて、どんどん秀子の成長を応援したくなる。自分も一緒に成長したくなる。 読んでよかった。

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2014/07/16

帯に「めちゃくちゃ笑える場面でボロ泣きした」と書いてあるが、全くなし。 バスガイドのお話。 三原先輩が会社を辞めてからのデコの成長っぷりのお話。 うーん。。。 サラッとは読めるが、心には残らないな。

Posted byブクログ

2014/03/26

2日で読了。 山本 幸久さんの本ははじめて読んだけれど、読みやすかった。 話の内容も、オビのようにボロ泣きすることはなかったけれど、さらりと読めて たまに入る、こころの中の突込みがテンポよくて良かった! ただ、実際の現場として見るには、無いだろうなぁと思った。

Posted byブクログ

2014/01/19

いつもお世話になってる紀伊國屋札幌駅前店で手に取った一冊。 1Fの文庫コーナー付近、柱のような書棚で文庫化されて3年が経過した本のフェアをやっていました。 そこから何か一冊選ぼうかな〜と思った時に、キラキラの黄色い表紙を発見。「なにこれ!かわいいな!」と、がっちりハートを掴まれ...

いつもお世話になってる紀伊國屋札幌駅前店で手に取った一冊。 1Fの文庫コーナー付近、柱のような書棚で文庫化されて3年が経過した本のフェアをやっていました。 そこから何か一冊選ぼうかな〜と思った時に、キラキラの黄色い表紙を発見。「なにこれ!かわいいな!」と、がっちりハートを掴まれてしまいました。 著者である山本幸久さんは「お仕事小説」という分野の第一人者とも言われているらしく、そんな彼が題材に選んだのは、誰もが一度はお世話になっていると思われる「バスガイド」。 さて、それでは軽く内容に触れていきます。 主人公・デコこと高松秀子はバスガイドになって5年目。 容姿は可もなく不可もないといった具合の軽度メタボギャル(と本人は自覚している)らしい。思い悩むことや仕事に対する姿勢などなど、あらゆることがありきたりな、ごく一般的な20代半ばの女性。 そのデコちゃんの日々の仕事に始まり、指導することになった新人達と のデコボコ、先輩や同僚との交流、そして彼女の身に振りかかる事件…。そういったことを絡めつつ、徐々に物語が広がっていきます。 前述したように、デコちゃんはごくごくありふれたタイプのイチ女性です。だけど探せばどこにでもいそうなデコちゃんに、どういう訳かものすごく惹きつけられた。そして終盤になるにつれ、「この人はこういうところがあるんだな」「こんなことを考えてるんだな」という、新しい発見がありました。 物語の進行度に合わせて主人公が成長していくのではなくて、それまで見えてなかった主人公の一面がゆっくりゆっくり見えてくる。 それはつまり、現実で人との関係が深まっていくのと同じように、「デコちゃん」という人物を知っていく。 もしかしたら、そういう一因も手伝って彼女の魅力にどんどん惹き込まれていったのかもしれないです。 そしてそれは紛れもなく、このお話の魅力だと思います。 文庫化にあたって書き下ろされた「リアルデコ」からは、主人公をデコちゃんから先輩の三原さんにバトンタッチ。 2人称視点でデコちゃんはどんな人物かというところに踏み込んでいきます。 やはり可笑しな、しかし魅力的な人です、デコちゃん。 全体的に、とてもゆるりとした感じで話が進んでいくので「読んでいて疲れる」といったことはないと思います。 根詰めて読むというよりは、リラックスして、くすくすしながら、そんな風に読めます。 少し肩の力を抜きたい。けれど「がんばろう」とか「元気を分けてほしいな」とか、そういう時に読むといいかもしれません。 そして読後には、きっと「願いのピノ」を探したくなる…はず?

Posted byブクログ

2015/09/01

ふざけすぎ。未来のバスガイドさんが勘違いしたらどうすんの?末文にフィクションの注釈があったとしても先輩をあだ名で呼ぶ、お客様の前で教本を読む、ましてや見ながら案内するなんて言語道断有り得ません! その業界を知らなければドタバタコメディとして楽しめるのかもしれませんが自分には笑って...

ふざけすぎ。未来のバスガイドさんが勘違いしたらどうすんの?末文にフィクションの注釈があったとしても先輩をあだ名で呼ぶ、お客様の前で教本を読む、ましてや見ながら案内するなんて言語道断有り得ません! その業界を知らなければドタバタコメディとして楽しめるのかもしれませんが自分には笑って許せる範疇を超え、ただただ不快。 名前を出された観光会社もいい迷惑だと思います。

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2017/09/05

高松秀子はアヒルバスに入社して5年。 大好きだった先輩が辞めてしまいさみしい日々を送っていたところ、 その先輩の後釜として、新入社員の研修を任せられます。 そこでいろいろな珍事件が起こります。 登場人物のキャラも濃く、次から次へと変な出来事が起こるので ついつい読みながら笑っ...

高松秀子はアヒルバスに入社して5年。 大好きだった先輩が辞めてしまいさみしい日々を送っていたところ、 その先輩の後釜として、新入社員の研修を任せられます。 そこでいろいろな珍事件が起こります。 登場人物のキャラも濃く、次から次へと変な出来事が起こるので ついつい読みながら笑ってしまいます。 荻原浩さんが好きな人は、楽しく読めるかもしれません。 女性が働きやすい会社にしようと出来ることを始めてみたり、 ツアーの企画を考えたりと、愚痴を言いつつも楽しく仕事をしているところがいいなぁと思いました。 働いてお金を稼ぐって大変だけど、その中にもやりがいや楽しさがないと、続けられないのかもしれません。 小田切とは今後も何も無いんでしょうか。その後の恋の行方も気になったりします。 あと、とりあえず、アイスのピノが食べたくなるはず。きっと!

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2013/10/19

山本氏のお仕事系小説はやっぱり上手いと思うけど、欲をいえば新人教育にここまでページを割かずにデコさんの活躍をもう少し描いて欲しかったなあ。

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2014/10/19

軽いタッチで楽しく読めた。デコもクウちゃんも鋼鉄母さんも、みんな仕事に頑張ってていい。同じ職場にいたらこっちも元気が出そう。ただ、帯に「爆笑&ホロリ」とあったけれど、そこまでではなかったな。(そもそも泣けるシーンなんてあったっけ?)

Posted byブクログ

2013/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

バスガイドの秀子が、がんばるお話です。 チェキっ子こと「くぅちゃん」がいい感じ(・∀・) その他のサブキャラも生き生きして、個人的には好み。 偽ブランドの自転車にワロタw 山本幸久の十八番! 仕事を頑張りたくなる一冊です!

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2013/08/04

アヒルバス入社5年の観光バスガイド・高松秀子(通称デコ)の笑いあり,感動ありの痛快お仕事小説.アヒルバスではあるが,もちろん,有名な某観光バス会社さんが題材.人の思い出に残る職業というのは意外と少ない.最近は男性ガイドもいるらしいが,まだまだ女性の領域,そんな世界を垣間見れた気が...

アヒルバス入社5年の観光バスガイド・高松秀子(通称デコ)の笑いあり,感動ありの痛快お仕事小説.アヒルバスではあるが,もちろん,有名な某観光バス会社さんが題材.人の思い出に残る職業というのは意外と少ない.最近は男性ガイドもいるらしいが,まだまだ女性の領域,そんな世界を垣間見れた気がして,ちょっと嬉しい.笑う招き猫を彷彿とさせる爽やかな感動.思わず泣いちゃいました.デコ頑張れ!!

Posted byブクログ