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この国を出よ の商品レビュー

3.9

214件のお客様レビュー

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2010/11/21

旦那さんの本棚より。 いやあ、すんごい恐怖をかきたてられます。 せっかく見ないようにうやむやにしてた事実を目の前に突き付けられた、みたいな。 とりあえず日本のデフォルトに備えて、大きな買い物をなるべくローンを組まずにさっさとして、外貨預金を始めようと思います。(←そーじゃないだ...

旦那さんの本棚より。 いやあ、すんごい恐怖をかきたてられます。 せっかく見ないようにうやむやにしてた事実を目の前に突き付けられた、みたいな。 とりあえず日本のデフォルトに備えて、大きな買い物をなるべくローンを組まずにさっさとして、外貨預金を始めようと思います。(←そーじゃないだろ。) 私はこれまでの日本の教育方針に則った「内向き、下向き、後ろ向き」の典型的な(もうそんなに若くない)若者ですが。 その時々のステージにおいて、求められる最善を尽くしてきたわけです。 それでいざ大人になったら「いや、そんなんじゃダメだ!」って梯子外されてもさあ…納得イカンよ。 まあ、人生そうゆうもんですかね。

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2010/11/18

経営コンサルタントである大前研一とユニクロ社長の柳井正の2名の論客による、日本再生のための要諦を示した本。 本書が言いたいことは、正しくタイトルのとおり、「日本を出ろ」ということ。 何も日本を見捨てて外国に移れと言っているわけではなく、海外で勉強してから日本に戻れ、と説いてい...

経営コンサルタントである大前研一とユニクロ社長の柳井正の2名の論客による、日本再生のための要諦を示した本。 本書が言いたいことは、正しくタイトルのとおり、「日本を出ろ」ということ。 何も日本を見捨てて外国に移れと言っているわけではなく、海外で勉強してから日本に戻れ、と説いている。 900兆円の負債を抱え、経済破綻も間近な島国日本は、アジア圏の経済成長の波に乗れず、付け焼き刃的な経済政策を続けている。 過去の栄光にしがみつき、過去の成功手法に固執したばら撒き政策を続けている日本は正直言って未来はない。 指摘されている点としては、  ・日本政府の先見性のない政策  ・グローバル化に立ち遅れた企業体質  ・人材の育成の軽視 となる。 子ども手当や高速無料化など、政府が打ち出す政策は的を得ているとは思えない。 実際はそれらの政策がどの様な経済効果を導き出すか、シミュレーションが行われているのだろうが、これら政策の瞑想を見るに、やっていることが本質からかけ離れているように思える。 シンプルに考えると、収入源を増やすために日本企業の体質強化を図れば良いのに、狭い日本国内での需要を喚起するだけに終わっているし、また子ども手当もその延長線上には次世代を担う人材の育成が本来すべきことなのに、弱者救済だけで終わっている。 アジア経済の急成長には、海外留学をして勉強してきた若手が根底にある。 大前氏が他の著書でも再三訴えているとおり、海外の有名大学へ留学しているアジア人の比率をみると、圧倒的に日本人は少ない。 若い人材に投資をせずして次の世代に戦って行ける下地が出来るわけがない。 最近の若者は海外に出たがらないと言われているが、海外経験していないことが、大きなデメリットになるということは実感を持って理解できる。 ちょっと他力本願ではあるが、この閉塞感を打破してくれるリーダーが出てこないものなのだろうか。

Posted byブクログ

2010/11/18

日本に対する絶望感と危機意識の低さに警鐘を鳴らすのはいつもの大前節だが,そこに柳井さんが加わると印象がグッと具体的になる気がする。国家も個人も「稼ぐ力」をつけるべきとの意見は同意。ロールモデルの不在という指摘も鋭い。自力で食える大人になるためには,武器が必要だ。

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2010/11/18

あまり悪い書評は書かないタイプですが、と前置きしながらw 非常に論理的に日本の現状を分析し、その解決方法も踏まえて提案してある分かりやすい本です。 ただ、正直ぶっちゃけると、「で!?」という感じで「なんか偉い人が怒ってるな」という印象しか残らない… なんていうか、分析はいいんだ...

あまり悪い書評は書かないタイプですが、と前置きしながらw 非常に論理的に日本の現状を分析し、その解決方法も踏まえて提案してある分かりやすい本です。 ただ、正直ぶっちゃけると、「で!?」という感じで「なんか偉い人が怒ってるな」という印象しか残らない… なんていうか、分析はいいんだけど、その奥にある思想が伝わってこなかったので、「じゃいっちょやるか」という気が起きない感じでした… これなら断然『世界一蹴の旅』の方が世界に出ていろいろ感じる“きっかけ”になりますw(2010.11.15読了)

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2010/11/15

 かなり煽り口調で書かれている。が、実際に今日本の周りで起きている状況が的確に指摘されているのでこれを読むと危機感を持つのもわかる。少し若者は~だからイカンというよくありがちな調子の部分もあったのでそこはうーん。  激動の時代の今日だからこそ、外に出て行かないことがリスクになる時...

 かなり煽り口調で書かれている。が、実際に今日本の周りで起きている状況が的確に指摘されているのでこれを読むと危機感を持つのもわかる。少し若者は~だからイカンというよくありがちな調子の部分もあったのでそこはうーん。  激動の時代の今日だからこそ、外に出て行かないことがリスクになる時代がもうそこまで迫っている。個人的に外向き思考なので、背中を押してもらった点ではよかった。

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2010/11/15

間違いなく今の俺にぴったりの本。 「日本病」にかかってる自分が読んで、背中を押された。 留学でもなんでもいいから海外に出て、そっから何かを掴まないとだめだってこと。と自分本位の解釈。 でも、日本経済についても分かりやすくだめでしょーってところが書いてあって、経済初心者の俺でも納得...

間違いなく今の俺にぴったりの本。 「日本病」にかかってる自分が読んで、背中を押された。 留学でもなんでもいいから海外に出て、そっから何かを掴まないとだめだってこと。と自分本位の解釈。 でも、日本経済についても分かりやすくだめでしょーってところが書いてあって、経済初心者の俺でも納得できた。

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2010/11/14

両氏自身の体験と経験からの視点から日本を語る。 「安定した幸せ」を望む若者だらけの「日本病」 については、激しく同意。4人に1人が貯金に走り、安定した老後を求めており 稼ぐ力が低下しているとのこと。 知らず知らずのうちに自身にもそういう考えは、 根底にある気がしてならない。 ...

両氏自身の体験と経験からの視点から日本を語る。 「安定した幸せ」を望む若者だらけの「日本病」 については、激しく同意。4人に1人が貯金に走り、安定した老後を求めており 稼ぐ力が低下しているとのこと。 知らず知らずのうちに自身にもそういう考えは、 根底にある気がしてならない。 非常に良書。まずは、現状をハッキリ認識していこう。

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2010/11/13

きっかけは会社、でしたが、気持ちよくさくさく読めました。 私も、海外は若い方の話、と思ってましたがちょっと考えを改めねばなりませんね。

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2010/11/12

日本の危機を現実味のある具体例を示した書いた本。今の日本に存在する問題点を明らかにして、これから日本を背負う若者たちが海外に出て、リーダーシップを発揮する必要があるということでした。 日本を変える必要を示唆した本です。

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2010/11/11

日本が今いかにヤバい状況か…、さらにヤバいのはこの国のヤバさを認識していない人がどれだけ多いことか…ということを滔々と語っている本。現状認識ということにフォーカスした本ですね。「じゃ、これからどうすればよいか?」ということに関する言及はそんなに具体的ではない。

Posted byブクログ