抱影 の商品レビュー
やはり格好いい
久々ハードボイルドの北方ワールドの作品。おなじみのパターンなのだが、やはり安心して楽しく読み進めてしまう。年一冊くらいは歴史小説だけでなく、他のハードボイルド作品とは少し違うベタな格好良さに飢えてしまう。
平塚 泰司
抱影とは響子の思いをずっといだいて、絵を描き続けたということか。 この小説の落とし所、結末はどうなると思いながら読んだが、刺青までは良かったと思う。 結末は少し寂しい。
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横浜で酒場を経営し抽象画を描く主人公。画、酒、女、友情…。設定が変わっているが、こだわりと矜持は共通している。やっぱり北方ワールド。生きることに執着がない(なくなった)主人公、最後はやはり破滅に向かう…。
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北方はこんなにつまらん物語を書くようになったのかと落胆した。歴史物とエッセイは面白いのだがね。ネタが余りにも安直過ぎるよな。こんなんが続くようだったらハードボイルドは引退した方がいいよな。
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なんとなくハードボイルドな気分で読んだ 気分と酒があってたのか心地よい気分。 北方作品は、あつく何処までもまっすぐだ だから心に染み入るのか? p316-317が気に入った。
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しぶいなあ… 私には全然接点のない世界、生き方の主人公なんだけど、何か共感できる部分もあるという…面白かった!
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北方久しぶりのハードボイルド。横浜で酒場を4軒経営する主人公。彼は画家でもある。最後は女体へ刺青を残すとともに破滅へ向かう。
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男による男の為の作品、という感じでたまにこういうのを読むのも興味深くていいけど、まあ、あくまでその程度の感想と印象、という内容。 主人公の生活を見ておおこれが男なら心の中で憧れるような生活かぁ、と。他人の評価を求めて描いているわけではないのに画家として高評を得、だからお金も潤い...
男による男の為の作品、という感じでたまにこういうのを読むのも興味深くていいけど、まあ、あくまでその程度の感想と印象、という内容。 主人公の生活を見ておおこれが男なら心の中で憧れるような生活かぁ、と。他人の評価を求めて描いているわけではないのに画家として高評を得、だからお金も潤い、そして収入源として経営している飲み屋はどれもこれも繁盛し、「仕事」と言えばそれらの店の巡回。50過ぎているのに自分に惚れ込んでいる38歳の女を好きな時に好きなように相手し、それでも「唯一の綺麗なもの」なんて若い頃から大切にしているプラトニック愛(しかも女性も同感っぽい)まで抱いている・・あり得ますか?(笑) いや、小説はもちろん現時的でなくてもいい。そして、女性の私だって、大沢や白川が書くようなしびれるようなセリフを吐く主人公がいるハードボイルド小説が好きだ。でも、これはさすがにないよね・・と本作品は思ってしまった。 もっとケチをつけると、想いを昇華させる方法が入れ墨ですか??!!と幻滅。美しかったはずのプラトニックが、一気に俗っぽいヤクザ作品になった気が。そんな事で満足して死んで行く女は、いません絶対。 想像か、本当かは別として抽象画家の抽象画を書く過程を描いている所はとても面白かった。自身が画家じゃないのに、よくこんな事描写できたなー、と。 信司の事はストーリー上特に要らないと思ったが、まあ、アクションとヤクザと、主人公の結末の為に必要だったんだろうな、と。主人公の最後が予想外だったが、物語を完璧に完結させた、という点ではこれで良かったかも。 と、ケチをつける事にかなりの楽しみを得られる作品、という点では読んでよかったし、なんだかんだ言って話の行方は気になったのでどんどん読めた。☆3つでも良かったが、肝心な所がなんかいまいちだったので2つに。
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初の北方謙三作品。 居酒屋経営ができ、絵の作品が非凡であり、女にも好かれ、喧嘩も強い。とんでもすぎる主人公で少しヒいてしまったところも(笑
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2月-1。2.5点。 初の北方。さくさく読めるんだけど、あまり共感できず。 主人公や主要人物の、考えとか、理由がわからなかった。 それに対する描写も少ない気がする。
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