フランキー・マシーンの冬(上) の商品レビュー
引退した伝説の殺し屋がマフィアから命を狙われる。 ドン・ウィンズロウらしい映画のような小説で安定した面白さ。 今までも作風から『ゴッドファーザー』好きな感じがビシビシ伝わってきたけど、今回はマフィア達がいちいちゴッドファーザーの話をしてるのが笑える。
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上下一括感想 下巻にて 「人生は熟したオレンジのよう、最後の数滴が美味」 やや過去の振り返りが長いが、やっぱりウインズロウ(東江)節は面白い。
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最強ジジイ、フランキーがカッコよすぎ。リーアム・ニーソン主演で映画化してほしい。ドン・ウィンズロウ作品て映画化されてるのないのかな?
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一見タダの中年男ハードボイルド調の主人公フランクは実は元殺し屋。登場人物が多くて、しかも時間が行ったり来たりでうっかり気を抜くと分からなくなってしまう。 「上」を読み終えて次はなだれ込むように「下」へ。 ドン・ウィンズロウ、東江さんの訳はやっぱり馴染み易い。 マフィアモノであっても。
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元マフィアのフランク、サンディエゴで釣り餌屋や魚を卸している。現役の時はすご腕のフランキー・マシーンと怖れられていた。
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ストーリーにヒネリは無いがとても読みやすくテンポがとてもいいので気持ちよく没入できる作品。人物も魅力的に描かれているし、人がたくさん死んだり暴力表現が多いけど重さやグロさを感じさせない所に作者の力量を感じる。次は前から読みたかった「犬の力」を読もう。
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前作「犬の力」が怒涛の嵐だったので、今作は期待大だったが、テイストがたいぶ異なる軽快な作品で、若干肩透かしを喰らった。ま、それなりに楽しめたが。 前作が壮大なスケールのハードボイルドだとすると、今作は、洒落たクライムノベルという感じ。前作のように興奮を引きずることも無く、素敵なラストが後味を軽快にしている。 主人公はアメリカに移住したイタリアンマフィアのフランキー・マシアーノ。彼の流儀も格好いいが、「犬の力」の男達には及ばない。ケチなチンピラがいっぱい登場し殺戮の嵐となるが、重い雰囲気は微塵もなく、ユーモアとキレがあり、まるでタランティーノの映画を観ているかのようなシーン展開だった。 そして所々に「ゴッド・ファーザー」のセリフや何かが出てきて心くすぐられる。そういえば、マフィア物はもうやらない宣言をしたデ・ニーロがマシアーノ役に立候補してマイケル・マンが指揮を執る、という凄っごくワクワクする噂があったがどこを検索しても何も出てこないので、どうやらお蔵入りになったらしい。一瞬浮かれて損した気分。 同じ作者とはいえ、テクスチャーやスケールの違いもあり、結局前作には及ばず、「犬の力」はマイベストを独走中だ。 次回作も楽しみ。
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いやー、やはりドン・ウィンズロウは面白いですね~ (ミステリと言われるものの中で)出来ばえのよさは圧倒的です。 何なんでしょう、この人は。 作り物っぽさが感じられないところがよいです。 エンディングも、あまりに心ニクイ! また一つ一つの語り・話題もさりげなく気が利...
いやー、やはりドン・ウィンズロウは面白いですね~ (ミステリと言われるものの中で)出来ばえのよさは圧倒的です。 何なんでしょう、この人は。 作り物っぽさが感じられないところがよいです。 エンディングも、あまりに心ニクイ! また一つ一つの語り・話題もさりげなく気が利いていて、 くすっとさせられたりでgoodです。 いや~、面白い話って、こうやって語るのですね!
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「犬の力」が面白かったので読んでいます。 マフィアの名前と呼び名が違うことだけは読むのが大変ですが 非常に読みやすく、ハラハラドキドキさせられます。 下巻を読むのも楽しみです。 評価には関係無いですがフォントが大きい気がする。 あとは上巻は少なくとも薄い。 どうしても分冊したか...
「犬の力」が面白かったので読んでいます。 マフィアの名前と呼び名が違うことだけは読むのが大変ですが 非常に読みやすく、ハラハラドキドキさせられます。 下巻を読むのも楽しみです。 評価には関係無いですがフォントが大きい気がする。 あとは上巻は少なくとも薄い。 どうしても分冊したかったのかなぁ・・・
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映画「カジノ」や「グットフェローズ」を思い起こされた。哀愁漂う魅力的な主人公。きっといつか映画化されるだろう。
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