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ココロコネクト カコランダム の商品レビュー

3.9

43件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

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2023/07/02

感情の説明なんてそう簡単にできる訳がない。 特に好きの説明なんて、愛情の説明なんて。 数値化されている訳でもないし、理屈で説明できることばかりでもない。 結局体当たりしかないのか。 他の人を巻き込みたくない体質は何も永瀬さんだけに限ったことじゃないよね。

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2018/02/16

今度は4人だけ、ランダムで子供に戻ってしまう。 しかもいつもの存在とは違う存在のせいで、な上に 喋ってはいけない、という制約付き。 これはきつい! という状態だわ、約一名の妹には うっかり見られてしまうわ…。 その時、でないのでセーフなのかも知れませんが。 過去に戻って、過去...

今度は4人だけ、ランダムで子供に戻ってしまう。 しかもいつもの存在とは違う存在のせいで、な上に 喋ってはいけない、という制約付き。 これはきつい! という状態だわ、約一名の妹には うっかり見られてしまうわ…。 その時、でないのでセーフなのかも知れませんが。 過去に戻って、過去がやってきて。 終わった事でもあり、直面する事でもあり。 まさかそれぞれ、色々な過去がやってくる、とは 思っても見なかったでしょうけど。 いくつの自分になるか分からない状態ですが 一体いつこんな状態になったのか、が分かる 貴重な子供の頃でした?w

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2017/04/27
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今回は"時間退行"を主軸に、文研部の面々の過去を解き明かしていくようなお話。 相変わらず挿絵がかわいい。 いわゆるラノベっぽい文体。

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2017/01/21
  • ネタバレ

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 退行現象編。5人の高校生がランダムに年齢を退行させ、その結果露わになる過去の経験・記憶・トラウマ、今との乖離。記憶は強烈な刻印を残す一方、都合の悪いことは消去・改変されて残存する。その過去(時に辛く、時に眩い)に正面から向き合い、未来への展望を開き、道を探していく。唯、義文、そして伊織。友の助けを受けつつ正面から突破しようとする様子は眩いばかり。熱い友情に若干の気恥ずかしさを感じるものの、読後感は清々しい。もっとも、伊織の問題(第三者に合わせ複数のキャラを使い分けた結果、「自分」を喪失)は本巻では未解決。 確かに、自分の意思に強く規定される「恋」という感情は伊織のトラウマからは生まれにくいことは十分予想され、それが本巻の最後の台詞に繋がるのだろう。ただ、少々唐突の感はある。また、伊織母の性格を、自由奔放な、あるいは男性に寄りかからなければ生きれない脆弱な人物と予想していたので、彼女の言動は違和感が残るところも。

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2016/05/28
  • ネタバレ

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時間が退行して子供になってしまうお話。 退行から戻った時に、退行していた時の記憶が思い出される。 青木がとてもいい! 今を全力で生きている姿は心にとても残る。 唯はやっと自分を受け入れてスッキリ! 感情の起伏が激しくて、少し苦手だったが、受け入れ後は、爽やかな感じでいい。 太一が稲場に問い詰められ言ってしまうところは、ちょっと。。。 全体的に展開が早く、アトランダムに子供になるシーンはドキドキしてよかった!

Posted byブクログ

2015/01/19

シリーズ第3弾。 今回は題名にもあるようにカコランダムなんです。時間退行、過去の自分に戻ってしまうんです。それは幼児であったり中学生に戻ったりさまざま。 今回は青木と桐山を主軸に置いた作品になっていて、青木の桐山に対しての思いや、桐山の成長していく姿が一番印象に残る物語でした。...

シリーズ第3弾。 今回は題名にもあるようにカコランダムなんです。時間退行、過去の自分に戻ってしまうんです。それは幼児であったり中学生に戻ったりさまざま。 今回は青木と桐山を主軸に置いた作品になっていて、青木の桐山に対しての思いや、桐山の成長していく姿が一番印象に残る物語でした。 ちょっと腑に落ちないのが表紙めくったところにあるイラストの中で八重樫太一12歳のイラストがちらっとあるのですが、本編とあんまり関係ない、というかどこのシーンだったのかわからなかったところ。なんか意味深な雰囲気があったので楽しみに読んでいたのにそれらしい場面がなかったので残念でした・・・ 僕の読み足りないところがあったのかな?

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2014/12/14

シリーズ本編第3弾。 今回は、12時から17時まで、太一以外の文研部4人のうちからランダムに選ばれたメンバーが、子どもの頃の姿にもどってしまうことになります。さらに太一の前に、いつもの「ふうせんかずら」とは別の、「2番目」と名乗る正体不明の存在が現われ、今度のことは他のメンバー...

シリーズ本編第3弾。 今回は、12時から17時まで、太一以外の文研部4人のうちからランダムに選ばれたメンバーが、子どもの頃の姿にもどってしまうことになります。さらに太一の前に、いつもの「ふうせんかずら」とは別の、「2番目」と名乗る正体不明の存在が現われ、今度のことは他のメンバーたちに告げてはならないと言います。 文研部のメンバーたちは、いつものように協力し合って今回の異変を乗り越えようとしますが、かつて唯の空手のライヴァルだった三橋千夏(みはし・ちなつ)という少女がやってきて、どうして空手から逃げ出したのかと唯に詰問します。しかも、義文が過去に唯と似た西野菜々(にしの・なな)という少女に恋をしていたことが明らかになり、唯の心はますます追いつめられます。 一方伊織の家には、何番目かの父親が入り浸って、伊織の母に金を無心するようになり、伊織はそんな悩みを文研部のメンバーたちに打ち明けられず苦しみます。 前巻、前々巻に比べると、今回は心理劇にそれほど大きな起伏がなく、今ひとつ盛り上がりに欠ける印象です。

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2013/06/16
  • ネタバレ

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冒頭は初詣、唯、伊織、青木の三人同時に時間退行を引き連れて。 太一と姫子で悪戦苦闘から始まる。 ふうせんかずら 2番目 が太一の前に現れる。 そして『時間退行現象』が始まる・・・ 12時〜17時の時間限定。 しかし条件があり、太一以外という。 太一が秘密を漏らしたら、ずっとと。もっと大変と。 11歳の唯。6歳の伊織が可愛過ぎー! と、部室内だから良かったが、次回は学校では無理。冬休みだ。 って事で翌日稲葉家へ。 伏線。途中で唯のライバルであった三橋と出会う。 被害は稲葉姫子4歳と青木10歳へ。 避難のために廃ビルになった一角へと避難するペンタゴン。 唯は青木の付き合っていた相手の代わりではないかと悩む。 そして青木11歳、伊織14歳。 伊織は異常なまでに空気の読めるヤツ。これが、彼女の昔。 青木12歳、伊織推定1歳。 ここで三橋と唯の妹杏が尾行してきた事を知るペンタゴン一同。 唯と姫子、14歳。 唯は男性恐怖症真っ最中。姫子はツン。 伊織6歳、青木14歳。 唯は伊織飲面倒を見て。青木は決断する。『昔の彼女にさよなら』するために。 同行するは太一。 廃ビルに戻って、青木は『唯が好きだ』と。 唯は『私は私だ』と確認出来た。そして青木だけが10歳へ。 そして、太一は姫子に迫られ全白状させられ、とんでもない現象へと。 ランダムに、時間も限定されずに退行させられ。 最初の ふうせんかずら が収集にピリオドを付けるカタチになる。 唯と千夏はようやく『友達』としてstartする事となる。 伊織は『本当に太一が好きなのか?』と不信感を持つようになる。 このペンタゴンの凄い所は結束だろうなー。 そして己の持つ弱い所をピンポイントで攻撃される事。 こんな青春群像、理想ですわー。

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2013/04/20

シリーズ3~陸上部の女子・大沢の肉体を乗っ取った<二番目>は12時から17時まで太一にはナイトになって貰うと宣言する。フウセンカズラではないようだ。桐山は11歳に,永瀬は6歳になってしまった。太一の前に現れる二番目は自分の事を誰にも話すと云うから,誰にも打ち明けられず,10歳にな...

シリーズ3~陸上部の女子・大沢の肉体を乗っ取った<二番目>は12時から17時まで太一にはナイトになって貰うと宣言する。フウセンカズラではないようだ。桐山は11歳に,永瀬は6歳になってしまった。太一の前に現れる二番目は自分の事を誰にも話すと云うから,誰にも打ち明けられず,10歳になった青木は桐山の事を菜々の姉だと思っている。菜々は中学校で付き合っていた子で親の仕事の関係でM県に越してしまって別れたが,初恋の相手に似ていたから桐山唯を好きになったのかと青木は悩み始め,桐山は小学校時代のライバル・三橋が別れた父を訪ねて,高校になったら全国大会で会おうという約束を何故忘れたのか詰る。若返りが起こる時間を共に過ごすため,取り壊しが決まっているビルの一室に年末年始閉じ籠もるが,唯の妹と三橋に見つかってしまった。青木と桐山の言い合いに恐れをなした二人は引き下がるが,太一と話し合う内に,青木は菜々を訪ねて気持ちを確かめずには居られなくなった。介助人に八重樫を連れてM県に赴いた青木は,菜々に会うと,好きだったけど今好きなのは唯だと告げ,若返りが生じても菜々のお姉さんとは間違えなくなった。男性恐怖症に陥った直後の歳になって怯える唯は,17時になると自分を変えなくてはならないと青木に抱きついた。永瀬は酒乱の義父と暮らしていた歳になるが,戻ると今その義父が同居していて,また暴力を振るう様になったのだという。稲葉に詰め寄られて<二番目>の秘密を漏らすと,永瀬の身体を乗っ取って,ランダムに起こすと宣言する。母が危ないと駆けつけたい永瀬にはまた太一が付き合うことになったが,アパートのドアの前で永瀬は一歳ほどの赤ん坊になってしまう。だぶだぶの服の中に永瀬を抱えて逃げる太一を追うのは担任で顧問の後藤だが,中身は<フウセンカズラ>。二番目はやりすぎたから,もう止めると一方的に云う。今に戻った永瀬は母と話し合い,母は娘がやり直したがっている,娘は母がやり直したがっていると勘違いしていることが判明し,母は断固として男を拒否した~二番目って何だろうね,フウセンカズラで良いのに,別の神を出しちゃった。フウセンカズラの秘密が明かされたら,このシリーズは終わりだろうから,当分は明かされないね

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2013/03/01

今度のお話は二番目によって引き起こされた時間退行現象です。思い出したくない、忘れたい過去を受け入れることで「今」が変化していく、そんなお話。 唯と青木の関係が中心のお話で、読んでいて非常にむず痒くなりました(笑)。 ラブコメ要素もしっかりと取り入れていて「ふっ」と笑ってしまう場...

今度のお話は二番目によって引き起こされた時間退行現象です。思い出したくない、忘れたい過去を受け入れることで「今」が変化していく、そんなお話。 唯と青木の関係が中心のお話で、読んでいて非常にむず痒くなりました(笑)。 ラブコメ要素もしっかりと取り入れていて「ふっ」と笑ってしまう場面もありました。 最後に次巻への序章のようなものも入れて、次も読みたくなるような終わり方でした。

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