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ココロコネクト カコランダム の商品レビュー

3.9

43件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2012/07/05

【読了】庵田定家「ココロコネクト カコランダム」 7月4冊目 「ココロコネクト」シリーズの3作目。「ヒトランダム」「キズランダム」ときて「カコランダム」。「時間退行」というやつで、その時空間にとどまりながら自分の状態が過去に戻るという状況が描かれる。 ココロ的な面で言えば、過...

【読了】庵田定家「ココロコネクト カコランダム」 7月4冊目 「ココロコネクト」シリーズの3作目。「ヒトランダム」「キズランダム」ときて「カコランダム」。「時間退行」というやつで、その時空間にとどまりながら自分の状態が過去に戻るという状況が描かれる。 ココロ的な面で言えば、過去の忘れていることを認識することで、それが現在にダイレクトに影響を与えていく。現在は過去のゆるやかな影響下に存在しているわけだけれども、ランダムに過去に戻らされる事によって、その影響が現在に色濃く出てくるわけだ。 シミュレーションのアイディアとしては素晴らしいと思う。だけど、正直、3作目はあまり楽しめなかった。筆は乗っていたと思う。これでもかと走っていたと思う。 だけども、どうしても読んでいてキャラクターたちが思い、悩み、行動している、非実在でありながら実在しているんだ・・・、というような錯覚を覚えることがなかった。最後まで作者の思索を読まされているという印象から逃れられなかった。 よくキャラクターが勝手に動き出すというけれども、3作目まで読んでも、どうもこのキャラクターたちがこう動くというのが見えてこない。もちろんそれは、作中において元々が揺らいでいる存在ということではあるんだけれども、それにしても・・・と感じてしまう。 思うに5人の群像劇ではあるけれども、一本の筋が通らないと、やはり緊まるものも緊まらないと思うのだ。その筋というのは、やはり太一なのだと思う。しかし今作の太一は何をしたかといえば、あまり何もしてない人になっていた、ここが問題なのではないだろうか。 とりあえず4巻も買ってあるので、続きも読むことにする。

Posted byブクログ

2012/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やっぱりおもしれえ…。 期待を裏切らない内容でした。 SAOや羽月莉音はワクワクラノベですが、ココロコは個人的にドキドキラノベなのです。 今回もドキドキの止まらないめんどくさい事態に襲われました文研部。 今回はカコランダムってことで、ランダムに相手の過去を覗いちゃう現象でも起こるのかなーって思ってたのですが、もっと酷くて身も心もランダムに過去に戻ってしまうのです。 つまり四歳児のいなばんやら六歳の伊織が登場するのです… 何このYさん狂喜乱舞な設定はwww さらに今回は妹の登場が多くてこれまたYさん…ry いつものことながら、やっぱり最後の方に強引さを感じるのですが、お話しの内容はありがちな設定でもしっかり楽しめたし、コメディパートもたっぷり笑ったので大満足です。 ただ3巻で終わらなかったのはちょっと気がかり。 このままダレずにいけるのか?? しかも最後に不穏な空気が…

Posted byブクログ

2012/03/20

今回は副題の通り過去編。 やっぱり小さい頃はかわいいねえ。三人娘はちっこくなるとより性格が出てかわいいなあ。ただし青木は役回り上ちょっと地味だったかな。5人の関係は過去を知った上で清算まで出来て、結果絆が深まってめでたしめでたしって感じ。うん、何も問題ない。 個人的には桐山と青木...

今回は副題の通り過去編。 やっぱり小さい頃はかわいいねえ。三人娘はちっこくなるとより性格が出てかわいいなあ。ただし青木は役回り上ちょっと地味だったかな。5人の関係は過去を知った上で清算まで出来て、結果絆が深まってめでたしめでたしって感じ。うん、何も問題ない。 個人的には桐山と青木の関係が深まったことよりも、伊織と伊織母の関係を見れたのがよかった。やっぱり親子(この場合は母娘か)って似るものだねえとしみじみ感じた。 外見、深層欲望そして過去と来て、次はどんな観点で彼らに迫るのやら。一通り定番をこなしたここからが本番かもしれない。

Posted byブクログ

2012/03/19

過去に行っちゃったー 永瀬の複雑な家庭事情といい何と言い 凄まじい・・ 母強し・・ 青木と唯の仲が良くなったっぽい。

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2012/02/02

第三巻。だんだん良くなってきてる気はするが、いまだに少し文章ぎ荒い。 というか、二人目を出す必要は合ったのか。普通にふうせんかずらで良かった気もする。 意図するところがわからない。

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2011/11/02

今回は青木と唯の回という感じがしました。心にくる台詞も多かったと思います。今までと違い冬休み中の出来事なので舞台が変わりますがそれはそれで面白かったです。

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2011/10/10

青木回。 正直5人の中で影薄かったけど今回凄く株上がった。 藤島さんはビジュアルもかんなぎの部長チックですごくいいですね。

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2011/07/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

冬休み、昼の時間帯に体と心が退行化する現象にまきこまれる主人公たち。 都合よすぎるな~ でも、唯が強くなっていくとこや永瀬の過去の踏ん切りをつけるとこなど、大幅に成長していったな。これはすごい作品やで。成長を描くのがうまい。都合がよすぎるのがなぁ……

Posted byブクログ

2011/06/24

どっぶりはまって連続で読んでます。3冊目。 前2巻と比べると若干落ちるか?でも相変わらずの面白さ。 構成がパターン化していて、それはそれで安心なのだけど少し展開が読めるようになってきてしまった。もう一皮剥けて欲しい。次回作も当然読む!

Posted byブクログ

2011/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うん、今回は今までで一番トンデモ展開でした。 キズランダム展開ばかりだと、マンネリになりかねなかった 展開が、今回は転がりまくりました。 てか、最後のページの最後の2行が一番トンデモ展開だった 気もするぞ… 1巻の最後の挿絵から気になってた展開ではあったけど… (心は伊織たん、姿は稲葉んな彼女と太一君とのハグ) ひとまず、今回で唯たんが脱皮できたのが良かった。 何気に一番大人な青木君もいいなぁ。 4巻はもっとトンデモ展開になりそうで気になる。 ちなみに、今回1番気になったのは 「挿絵通り12歳の太一君が出てくるか」でした(大笑)

Posted byブクログ