聯愁殺 の商品レビュー
東京駅の本屋さんの店頭でどどーんとイチオシされてたのを衝動買い。西澤保彦さんというと昔読んだ「人格転移の殺人」が面白かった思い出もあり・・・と、期待しつつ読んだのですが、正直、期待外れだったかな、と。 ある連続殺人事件の真相をめぐり登場人物たちが繰り広げる「仮説」→「否定」→「...
東京駅の本屋さんの店頭でどどーんとイチオシされてたのを衝動買い。西澤保彦さんというと昔読んだ「人格転移の殺人」が面白かった思い出もあり・・・と、期待しつつ読んだのですが、正直、期待外れだったかな、と。 ある連続殺人事件の真相をめぐり登場人物たちが繰り広げる「仮説」→「否定」→「仮説」→「否定」→・・・なんかね、読んでても「否定されるのが分かってる仮説」の連続に感じられて、肝心の真相部分も、「驚き」より「ようやく終わりか・・・」っていうのが正直な思いでした。 「仮説」→「一部否定」→「仮説をさらに深化」→「矛盾点追及」→「仮説補完」・・・みたいな形で徐々に真相に近づいていくような形だったらもっとのめりこめたんじゃないかな、と。
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登場人物の名前の読みが難しすぎて入り込めない。いちいち最初に戻って確認してしまい面倒。 主人公の女性が襲われた事件から4年経って、その解決のために推理界での著名人を集めて推理していくというストーリー。それぞれの人の推理が余りに間延びしてラストに辿り着くまでに辟易してくる。その推...
登場人物の名前の読みが難しすぎて入り込めない。いちいち最初に戻って確認してしまい面倒。 主人公の女性が襲われた事件から4年経って、その解決のために推理界での著名人を集めて推理していくというストーリー。それぞれの人の推理が余りに間延びしてラストに辿り着くまでに辟易してくる。その推理も突拍子もない推理が出てきて、それも間延びに拍車がかかった感じ。ラストは確かに騙される。だがもう行きつくまでもう少し波があれば・・・でも、ミステリファンはこれでいいんだろうと思う。良くないのは自分は実はミステリファンではないということか?
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なんとも評価の難しい作品ですねー。 たぶん好き嫌いも別れる。 伏線が張り巡らされていて、最後にそれを回収してかっちり終わる感じのミステリーとは対極の作品かも。 ラスト、というよりはその直前が納得いかない。
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意外な犯人。 結末は面白いが、 そこにたどり着くまでの話し合いがやたら長い。 そして後味がむちゃくちゃ悪い(笑)
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ラストのどんでん返しまでが間延びして、退屈した。ラストもそこまで引き込まれない。ミステリーファンが好きそうなストーリーと結末だけど、文章が上手くないので飽きる。
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今までのミステリーとは違っていた。ラストまで読み進めないとわからない。展開。ラストがそんな事になるなんて・・・新感覚☆
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予想がつかなかった。たんたんと進むのでラストが・・・ 後出しジャンケンで新事実が出てくるのはしょうがないけど
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登場人物の名前が読みにくい!! 犯人はひとまず判明しているので、連続殺人被害者の繋がりと犯人の動機を複数人の推理で明かそうとする試みに付き合っていくと…あとは、最後まで読んでのお楽しみ。 騙されるかな!?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
トリックとか結末とか悪くはないんだけど、いかんせん情報の渡され方が複数の探偵役による推理って手法を採ってるからかダラダラしてて、それで結局自作自演だからどこか興冷め。でも推理できるだろう情報は揃っているのでやられた感はある。 解説の「論理の飛躍による詭弁が説得力を持つような状況をいかにつくりあげるか、それこそが本格の要諦である」には含蓄があると思いました。
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正直、変な名前ばかりの世界設定なりのシバリや解決があるかと思って読んでたので、ちょっと肩すかしを食らった気分なのだが、西澤保彦読者にとっては全然スルーできるところなんだろうか…。 まぁ、それは置いといて、途中のこじつけ推理合戦もまじめに読もうとすりゃ眠くなるんだろうけど、あれはさ...
正直、変な名前ばかりの世界設定なりのシバリや解決があるかと思って読んでたので、ちょっと肩すかしを食らった気分なのだが、西澤保彦読者にとっては全然スルーできるところなんだろうか…。 まぁ、それは置いといて、途中のこじつけ推理合戦もまじめに読もうとすりゃ眠くなるんだろうけど、あれはさすがに恣意的な何かを感じたのでストレス無く読めたかな。 ラストは「おおおおおぉっ!」と思わされたし、満足な一品でありました。 貴志さんのアレさえ読んでなけりゃもっと新鮮だったかも…。慣れ、って怖いもんだな。 70点(100点満点)。
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