禁猟区 の商品レビュー
警察官を取り締まる監察官をテーマにした小説。 警察官も人間だからなあと思いつつ、うーん。 乃南アサらしく読みやすく面白いが、乃南アサからすれば普通ぐらいかな。
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刑事の不正を取り締まる、監査室の話。短編集。 それぞれの話のつながりは、監査室の人が通して出てくる以外は、ほとんどなし。 最後のストーカーの話はキモい。
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監察という部署があるのかぁ。 きっちりしたイメージの警察内部をもチェックしなければならないなんて。集団になると何かが狂ってしまうのかもしれない。そうでないとグループが維持できないのか。
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監察官といえば相棒の「ラムネ」さんですが、この本の主人公は女性です。音無さんみたいにシリーズ化するのかな?さすが乃南アサ、お話の組み立てがお上手です。人間のちょっとした心の隙に誘惑は忍び込む、その過程がさりげなく、リアルです。
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美人女刑事、音道貴子の身の周りに起きる妙な出来事が、、、 一つの線になって手繰られる。たどっていくと、、、。 えっ、そんなの有りかってな展開になる。
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7月-1。3.5点。 警察の監察官の、連作短編。 成長物語の側面もあり。 まあまあ。次作があってもいいかな。
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警察の中の警察、監察官の短編集。 使命と誇りを持って、警察官になったはずの人たちが、ちょっとしたことで犯罪へと進んでいく。それぞれが、犯罪を撲滅しようと思い、仕事をしているんだけど、恐喝、証拠捏造、贈収賄などの犯罪を犯した上での仕事となっているため、監察処分に。 最後の話以外は、やり方さえ間違わなければ、市民を守る警察として立派な事なんだろうな。
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警察官が警察官をみつめるというのはどんな気持ちなのでしょう。警察官であっても弱い心も持っているんですよね。そんないくつかの短編集でした。
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ストーカーって怖い 自分は統計学だか行動学だかの説を信じてる。 とある集団から落ちこぼれを取り除いても その取り除いたあとの集団からも必ず落ちこぼれがでてくるみたいなやつ。 警察官だって何万人もいるんだからその中には 悪い奴もいるのは当然なんだと思う。 監察官がんばってください。 ◆沼尻いくみ 監察に異動。素直。 「禁猟区」 ◆若山直子 ホスト狂い 「免疫力」 ◆風祭毅 暴力団担当。健康食品販売。 「秋霖」 ◆小池重男 ほしみず。記者の情報源。 「見つめないで」 ◆内野弘光 ストーカー。
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警察官の不祥事を暴く監察官を描く連作小説。犯罪を犯す捜査官にはそれぞれの理由があってなかなか興味深い。 続きがあると良いな。
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