三面記事小説 の商品レビュー
おもしろかったけど、ザラっとしていてチクチクしていて生々しくて。何度読んでも角田光代の本って、私にとっては不愉快なものかも。未来に希望を持てなくなるような。かといって身につまされるわけでも、作り話感があるわけでもない。もう読みたくない。
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どのぐらい実際の事件の要素をとりこんでいるのかは不明だが、 本物の新聞記事を元にしている、というだけで奇妙さが1レベル上がる。 なんとも言えない、ぬるっとした感じ。
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実際にあった三面記事をモチーフにした小説。 そのどれもが狂気じみていながらもリアリティをもっており、 「私の身にもこんなことがあるかも」と思わせられるのは 小説がその背景にある社会を反映して仕上げられているからでしょう。
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三面記事から着想をえて小説を書いています。 逆に、三面記事の裏側にはこういう事情があったのかもしれないなぁと、思えたりします。 なんだか 想像を小説で読んだ という感じがする。 一番最後の 介護していた母に手をかけてしまう事件。 悲しい感じだけど、すごくそういう状況なんだろう...
三面記事から着想をえて小説を書いています。 逆に、三面記事の裏側にはこういう事情があったのかもしれないなぁと、思えたりします。 なんだか 想像を小説で読んだ という感じがする。 一番最後の 介護していた母に手をかけてしまう事件。 悲しい感じだけど、すごくそういう状況なんだろうなぁと思う。 回復を願うけれど、それが叶わないことで、社会的にも理解されずどんどん追い詰められていく。袋小路に追い込まれてしまった・・・。 せつない。
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短編集です。それぞれ最初のページが新聞みたいになっていて、事件の概要を伝えおり、本編はその事件に至るまでを追うスタイルです。 どれも実際にあった事件をモチーフにしているらしく、確かにリアリティが感じられます。だからなのか、救いのない結末ばっかりで読んでて少々疲れます。殺人にしろ傷...
短編集です。それぞれ最初のページが新聞みたいになっていて、事件の概要を伝えおり、本編はその事件に至るまでを追うスタイルです。 どれも実際にあった事件をモチーフにしているらしく、確かにリアリティが感じられます。だからなのか、救いのない結末ばっかりで読んでて少々疲れます。殺人にしろ傷害にしろ、事件ってのは結局、人と人との繋がりから生まれるんだなーってのを改めて感じます。それは友人かもしれないし、恋人かもしれないし、もしくは家族かもしれない。自分から伸びるたくさんの繋がりがどこかでこじれる可能性はゼロじゃない。特に、最後に収録されている「光の川」は介護問題が絡んでおり、恐らく多くの人にとって他人事じゃない話だと思います。
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「私は殺人を依頼しました。恋人の妻を殺してほしいと頼みました」誰もが滑り落ちるかもしれない、三面記事の向こうの世界。なぜ、姉夫婦の家はバリケードのようになってしまったのか?妻の殺害をネットで依頼した愛人の心の軌跡とは。直木賞作家が事件記事に触発されてうみだした、六つの短篇小説。 ...
「私は殺人を依頼しました。恋人の妻を殺してほしいと頼みました」誰もが滑り落ちるかもしれない、三面記事の向こうの世界。なぜ、姉夫婦の家はバリケードのようになってしまったのか?妻の殺害をネットで依頼した愛人の心の軌跡とは。直木賞作家が事件記事に触発されてうみだした、六つの短篇小説。 現実と小説世界が融合し過ぎていて、想像していたものと悪い方の意味で違った。
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購入場所:ブックファースト ルミネ新宿1店 読書期間:2010年11月3日~2010年11月13日
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バリケードのような家に住む姉夫婦、妻殺害をネットで依頼した愛人の心の軌跡など、"三面記事"の向こう側を鮮やかに描いた小説集。 それぞれの事件の裏に見え隠れする屈折した愛情。 ほんの少し分量をまちがえてしまっただけの恋愛感情やコンプレックスの到達点。 まさに三...
バリケードのような家に住む姉夫婦、妻殺害をネットで依頼した愛人の心の軌跡など、"三面記事"の向こう側を鮮やかに描いた小説集。 それぞれの事件の裏に見え隠れする屈折した愛情。 ほんの少し分量をまちがえてしまっただけの恋愛感情やコンプレックスの到達点。 まさに三面記事を読むときのような無責任な興味と、それに伴う嫌悪感を抱きながら読んだせいか、なんとなく後味が悪かった。
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ああ角田光代だなあという感じ。 何が?って、何がなんだろう。 登場人物が皆、切迫してるからかな。
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これは角田さんの短編集のなかでも格段によかった。 わたしは角田さんのほとんどの本を読んでいますがほんとうに当たり外れが激しいんです。(失礼かもしれませんが) でも、これはすごい。 実際に起きた事件、新聞の三面に載った記事を元にした小説だけあってなんだか切迫した雰囲気。そして角田さ...
これは角田さんの短編集のなかでも格段によかった。 わたしは角田さんのほとんどの本を読んでいますがほんとうに当たり外れが激しいんです。(失礼かもしれませんが) でも、これはすごい。 実際に起きた事件、新聞の三面に載った記事を元にした小説だけあってなんだか切迫した雰囲気。そして角田さんの言葉が加わりものすごいものになってます。 どれも面白かった。
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