かきかけとけしいん の商品レビュー
ろくの性格そのものの人が身内に居るので、ちょっと親近感。いのストーリーが単純すぎるせいか、最後の話が寧ろメインのように思えた。
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いかんせんキャラクター性が薄い感じがしますが、設定は今マイブームの、年の差交流・田舎暮らしもの。ギャグ性はなく、「よつばと!」や「ばらかもん」「flat」みたいなほのぼのムードはほとんど感じられませんので、あらすじで心惹かれた方はご注意を。もうちょっと長く読めたらまた違うかもしれ...
いかんせんキャラクター性が薄い感じがしますが、設定は今マイブームの、年の差交流・田舎暮らしもの。ギャグ性はなく、「よつばと!」や「ばらかもん」「flat」みたいなほのぼのムードはほとんど感じられませんので、あらすじで心惹かれた方はご注意を。もうちょっと長く読めたらまた違うかもしれませんが、1巻完結みたいです。主人公の男の子が、ありがちに「良い子」じゃないのが一番いいところかもしれません。この年の子だもの、これくらいひねくれてたり人を傷つけたり、そしてそれを地味に後悔したりするのが普通だよなー。巻末の、成長した主人公がサブキャラで登場する短編なかなか良かったです。メインテーマはぜんぜん違いますが、もうちょっと深みがあれば、「西の魔女が死んだ」の少年版になれた気がしますが。
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表紙の雰囲気に惹かれ、購入。 こういう設定の物語としてはベタな展開。 そしてそのベタな話が好きな私にはとても好みなお話でした。 ただ、丁寧に描かれているけど、もう少し掘り下げられるよなぁと思う所も多い。(紙面の関係上仕方ないのだろうけど。) ろくとハツ、どうなったんだろう?
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最近、地味によくみるキャラ設定、ネタではあるけど丁寧に書いてるから好感。それ以上でもそれ以下でもなし。
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↓ 以下、内容に触れているのでご注意ください。 王道の話である。ひねりもなく、先が予想できる。手紙が唯一の鍵だろう。 だが、泣いてしまった。 というのも、山場である、主人公の少年が居候先の叔父(若い)に無断で一日家に帰らず、翌朝になってこっそり玄関から帰ってきたところである。...
↓ 以下、内容に触れているのでご注意ください。 王道の話である。ひねりもなく、先が予想できる。手紙が唯一の鍵だろう。 だが、泣いてしまった。 というのも、山場である、主人公の少年が居候先の叔父(若い)に無断で一日家に帰らず、翌朝になってこっそり玄関から帰ってきたところである。 叔父は無愛想で偏屈であるが、優しい人間であると知っている読者は、当然、少年が玄関の戸を開けた先におそらく叔父は待っているだろうと予想できる。果たして、予想通り、叔父は玄関に沈痛な面持ちで座って少年の帰りを待っていた。その先の叔父の行動も、だいたい予想できる。果たして予想通りである。 だが、堪えきれずに泣いてしまった。分かっているのに。 その理由になるかもしれない、二人の距離の縮め方のせいかもしれない。 初対面の時、互いに共同生活を嫌だと思っていた二人は、向かい合ったとき、立ったまま無言だった。少年は叔父を睨みあげ、叔父は少年をにこりともせず見下ろしていた。 それが、ともに生活するうち、向かい合って食卓に座り、「いただきます」と手を合わせた。 そして、上記の山場の場面。立つ少年の目線に合うように叔父は膝をつき、「お腹はすいていませんか」と問うた。 これが絶妙である。 巻末には、成長した少年が描かれ、その成長の仕方に嬉しさがこみ上げずにはいられなくなる。 なにより、慎ましく実直な生活スタイルが、現代の都会に住む身として迫るものがある。 人の優しさが静かに流れる。少年の成長をもっと見たいと思わせる作品だった。
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あまり愛想のないおじさんと、親戚から押しつけられた少年の生活。 愛想のないおじさんに、ちゃんと見られて、それまで取り扱いに困られていた少年が自立していくまでというような。 初めてちゃんと見てくれたおじさんは、自分だけを見ている訳ではないことに気づいて、拗ねるけれどもそれが世界を...
あまり愛想のないおじさんと、親戚から押しつけられた少年の生活。 愛想のないおじさんに、ちゃんと見られて、それまで取り扱いに困られていた少年が自立していくまでというような。 初めてちゃんと見てくれたおじさんは、自分だけを見ている訳ではないことに気づいて、拗ねるけれどもそれが世界を拡げるきっかけになるとか。 まあなんというか、こういう貰われ子ジャンルでは王道のような。 まあまあ面白かったけれど、取り立ててでもないというぐらい。 ああでも、ハツさんがどうなったかは、気になるなあ。 拾ったら、ちゃんと面倒見ないといけないですよ。
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表紙と裏表紙を見て衝動買い。思ってた画風と違って最初は少し残念だったけど読み終わったらいいなぁって思いました。
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