REVERSE リバース(中公文庫版) の商品レビュー
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ネットが蔓延している今ぜんぜんありえるようなお話 ただ主人公二人の環境が良すぎる 理想は理想 イメージを抱いて好になっても現実に会うとアウト やっぱりね、ってなるなる
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バリバリのキャリアウーマンとの女と しがないプログラマーの男。 それぞれが性別を偽って ネットで現実の悩みを相談しているうちに・・・ あー全部言っちゃった!!!笑 さらりと読める本です。
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ほんとうに身近にありそうなリアルな恋愛?だった。 石田衣良さんの作戦だと思うけど、ラストの千晶の気持ちがはっきり描かれていないことに物足りなく感じた。
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SNSで知り合ったアキヒトとキリコ。 周りには言えない本音も語り合えるほど、信頼し合い、大切な存在となっていた。 お互いに惹かれ合っていても、二人は決して「会いたい」とは言わない…言えない。 SNS上で性別を偽ったままの二人に発生したのは…恋愛感情? SNSが普及している現在...
SNSで知り合ったアキヒトとキリコ。 周りには言えない本音も語り合えるほど、信頼し合い、大切な存在となっていた。 お互いに惹かれ合っていても、二人は決して「会いたい」とは言わない…言えない。 SNS上で性別を偽ったままの二人に発生したのは…恋愛感情? SNSが普及している現在らしいストーリー。 実際に性別を偽っている方もいらっしゃるでしょうし、その上で何かしらの感情が生まれることはあるでしょうね。 リアルじゃないからこそ話せる気持ち、よくわかります。 文字のやりとりしかできないけど、本当は人と人との間に性別とか名前なんてどうでもいいのかなって。 その方が本当に心から向き合って話せるのかなって思いました。
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SNSのメールでやり取りをしている、ネット世界上のアキヒト♂とキリコ♀。しかし、現実世界では、アキヒトはファッションブランドで働くキャリアウーマン千晶、キリコはIT企業に勤める秀紀。お互いに性を偽ってやり取りをしている二人だが、次第に性差を越えて人間同士として惹かれあっていく。実...
SNSのメールでやり取りをしている、ネット世界上のアキヒト♂とキリコ♀。しかし、現実世界では、アキヒトはファッションブランドで働くキャリアウーマン千晶、キリコはIT企業に勤める秀紀。お互いに性を偽ってやり取りをしている二人だが、次第に性差を越えて人間同士として惹かれあっていく。実際に会うことになった二人は、互いに同じ策を使い… ネット世界での出会いって、相手の顔も素性も不確かだし実際詐欺とかもあるしどうなんだろうと思っていたけど、こういう風に人対人として素敵な出会いもあり得るならいいかもなぁって思った。 あと、男と女、女の仕事と恋愛・結婚について、押し付けられて固まった観念にとらわれすぎてるなーとしみじみ。 男と女じゃなく、人と人として、がいいね。 そして、働く女性の恋愛や結婚に対する複雑な心情、草食化しつつあると言われている若い男性の有り様を、こんなにリアルに表現できるのはさすが石田衣良さんだと思った。 一番響いたのがこの言葉。 「わたし、恋愛ってこの星のうえにいる無数の相手のなかから、魂の双子を探しだすようなものだと思うの。好きな顔も、好きな身体も、好きな仕事や頭脳だって、確かにあるよ。条件も好みも無数にある。でも、なにより大切なのは、やっぱり魂の形だよね」 あー恋したい!
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SNSで性別を偽ってメールを交わすアキヒト(実は晶子)とキリコ(実は秀紀)。相手も性別を偽っているとは思いもよらない二人は、同性相手にときめきつつメールに夢中になってしまう自分を持て余していた…。 ファッション業界でバリバリと仕事をこなすスタイリッシュな晶子と、ホームページの企画...
SNSで性別を偽ってメールを交わすアキヒト(実は晶子)とキリコ(実は秀紀)。相手も性別を偽っているとは思いもよらない二人は、同性相手にときめきつつメールに夢中になってしまう自分を持て余していた…。 ファッション業界でバリバリと仕事をこなすスタイリッシュな晶子と、ホームページの企画デザインを手がけるちょっとオタクの入ったやぼったい秀紀。現実世界で普通に出会ったら絶対に交わらないであろう二人が、お互い戸惑いながらも急速に距離を縮めていく。思わず、あり得ない!と突っ込みを入れたくなるが、脇役たちのラブコメドラマ風な立ち回りのせいもあって、広い心で許容できた。この作者もこんな軽いタッチの小説を書くんだなぁと新たな発見にもなり。
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石田さんは毎回タイムリーなネタを引っ張ってくるなあ。 楽しませていただいてます。 切れ味のいい文体も題材にぴったり。彼のハイカラさは真似できない。 要するにネカマとかなりきりといったところなんだけど、 面白おかしく、しかしチープになりすぎないように描かれていた。 テンポよくサクサ...
石田さんは毎回タイムリーなネタを引っ張ってくるなあ。 楽しませていただいてます。 切れ味のいい文体も題材にぴったり。彼のハイカラさは真似できない。 要するにネカマとかなりきりといったところなんだけど、 面白おかしく、しかしチープになりすぎないように描かれていた。 テンポよくサクサク読める。
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「親指の恋人」はあまり肌にあわなかったんですが、こちらの作品はスルスル読めた記憶があります。個人的には好き。 SNSで出会ったふたり、男と女。 ありそうでないような、でもフィクションだからこそ生きる設定かなあ、と感じました。 その結末までのオチが綺麗。 ベタな恋愛ものがお好きな...
「親指の恋人」はあまり肌にあわなかったんですが、こちらの作品はスルスル読めた記憶があります。個人的には好き。 SNSで出会ったふたり、男と女。 ありそうでないような、でもフィクションだからこそ生きる設定かなあ、と感じました。 その結末までのオチが綺麗。 ベタな恋愛ものがお好きな方にも好きじゃない方も、2,3回転半ぐらいの捻りが入っていたりするのでいいんじゃないかなあ、と思います。前半は飲みこむまで抵抗がある方もいるかもしれないけれども慣れてくる中盤~終盤にかけてほんとスルスル読めました。 オチが綺麗についてるので読んだ後もそれほどもやもやせずに読めた点も好きでした。
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2012-87 今の時代、こんなことも、あるのかも。 と思わせる小説。 同じことしてるのに怒ったら千晶はズルい気がした。 性別を越えて気が合う人ってなかなか出会えないよね。
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