ミミズの話 の商品レビュー
ダーウィンが晩年、熱心に取り組んだミミズの研究から始まる物語。世界中の生物を研究しながら、最期は庭のミミズに行き着いたであろうことがなんとも運命的。それだけにミミズ、そして取り巻く地下世界は、まだまだ未知であることを教えてくれる。 ミミズが益にも害にもなる面が語られている。微生...
ダーウィンが晩年、熱心に取り組んだミミズの研究から始まる物語。世界中の生物を研究しながら、最期は庭のミミズに行き着いたであろうことがなんとも運命的。それだけにミミズ、そして取り巻く地下世界は、まだまだ未知であることを教えてくれる。 ミミズが益にも害にもなる面が語られている。微生物との共生についてもしかり。 (原題:The Earth Moved / エイミィ・ステュワート 著、今西康子 訳、飛鳥新社、2010年刊)の目次は以下の通りです。 はじめに 第1章 ダーウィンのミミズ 第2章 謳われざるヒーロー 第3章 大地は動いた 第4章 大地の腸 第5章 目もなく耳もなく 第6章 今、地中にある危機 第7章 侵略者の顔 第8章 巨大ミミズを追いかけて 第9章 生きた農耕機具 第10章 文明の礎として 第11章 生ごみを黄金の土に 第12章 あなたが必要 第13章 高みへと昇るミミズ おわりに ダーウィンの晩年の研究から始まり、ミミズが土壌を作り、農業や文明にどれだけ重要か、そして現代の環境問題やミミズコンポストまでを楽しく(時に驚きながら)語った本です。 養老孟司さんの本ではありませんのでご注意くださいね!
Posted by
ミミズについて。 生物学、古生物学、地球科学、遺伝子工学、医学、農業、園芸、環境問題、外来種の問題。 ダーウィンの『ミミズと土』をもとに、ミミズに関するエピソードが満載。 科学的な要素も多いが、決して読みづらくない。 知的好奇心を刺激される良い本。 ミミズの再生能力にかなり驚く。...
ミミズについて。 生物学、古生物学、地球科学、遺伝子工学、医学、農業、園芸、環境問題、外来種の問題。 ダーウィンの『ミミズと土』をもとに、ミミズに関するエピソードが満載。 科学的な要素も多いが、決して読みづらくない。 知的好奇心を刺激される良い本。 ミミズの再生能力にかなり驚く。 簡易的なミミズコンポストを始めたので、成果が楽しみ。
Posted by
ミミズすごい! 土の中って全然興味なかったし興味持っても中々見れないけれど、ミミズだけじゃなくて色々な細菌とか真菌がいて、目に見えにくくともちゃんと生態系があるんだなと感じた。 ミミズを移植するのは他の動物と同様に影響ありそうだけど、ミミズが、というよりは他の菌も含めてって、土を...
ミミズすごい! 土の中って全然興味なかったし興味持っても中々見れないけれど、ミミズだけじゃなくて色々な細菌とか真菌がいて、目に見えにくくともちゃんと生態系があるんだなと感じた。 ミミズを移植するのは他の動物と同様に影響ありそうだけど、ミミズが、というよりは他の菌も含めてって、土を移植するのって結構多数の生物を移していることなんだなと思えた。 ミミズは逆光性があるけれど、ゴカイにもあるのかなと疑問に思った。顕微鏡下で盛んに動いていたのはそれによるものなのか。 単純にミミズにたくさんの種類がいることに驚いた。考えてみればそうなんだけど、そこまで気にしなかったというか、ミミズの存在が薄かったというか。 読みながら、驚くことばっかりだった。また読んでみたい。
Posted by
ミミズの研究には晩年の ダーウィン博士が取組んでいらしたそうだ。著者はミミズ好きのおばちゃんのようで、もうちいと 専門性の高い本かと思っていたから、もの足りなくはある。
Posted by
たかがミミズ、されどミミズ。 ミミズのせいで生態系を破壊してしまうこともあるなんて知らなかった。 グローバル化が進む現在の意外な落とし穴をみたような気がした。
Posted by
こんなにミミズの好きな人も珍しいのではというぐらい、ミミズ愛を感じる作品。ミミズのいい面と悪い面をきちんと対比して書いており、読んでいてすんなりと腑に落ちる感じがする。ちょっとミミズを飼うのもいいかなと思ってしまった。
Posted by
科学者ではなく園芸好きな文筆家によるのでたいへん読みやすい。ダーウィンとミミズ、多様で未知なミミズの世界、ミミズが森林の植生を変える、ミミズによる下水処理、など取り上げた話題もバラエティ豊か。ミミズコンポストやりたくなる。
Posted by
ミミズは土壌を肥沃な土地にしてくれるという概念は周知の事実となっているが、それ以外の『ミミズの底知れぬ力』というものを考えさせられる本であった。ミミズのリアクターなどを製造して排水処理を行なっているなど、未来の環境保護に対するヒントが得ることができそうだと思えた。
Posted by
訳文平易。ミミズについての気軽なよみものです。ダーウィンをリスペクトするエイミーの、ミミズへの愛情もよく伝わってきます。ミミズはいったん成熟してしまえば、外見からは何歳なのか判別できないそうです。まだまだ未知の領域がたくさんあるのが、ミミズ研究。将来、日本人研究者から画期的なアプ...
訳文平易。ミミズについての気軽なよみものです。ダーウィンをリスペクトするエイミーの、ミミズへの愛情もよく伝わってきます。ミミズはいったん成熟してしまえば、外見からは何歳なのか判別できないそうです。まだまだ未知の領域がたくさんあるのが、ミミズ研究。将来、日本人研究者から画期的なアプローチが生まれることを期待するとしましょう。 老衰したミミズを観察するのは至難のわざといいますが、日本の夏、アスファルトで干上がったミミズに、エイミーたちもぜひ遭遇してほしいものです。日本人の感性からすれば、それもまた立派な老衰なのです。 みみず鳴く引きこむやうな地の暗さ -井本農一
Posted by
行動、神経にはあまり触れず。 ミミズビジネスや珍しいミミズ、土壌への影響などがつづられていて、益虫としての側面が大きかった印象。 ダーウィンの最後の研究対象としての記述はbasicな生態に加え、神経科学もも見られ、興味深い。
Posted by
- 1
- 2
