怒らないこと(2) の商品レビュー
仏教法話という括りで接してみるとなかなか持って深い。怒りが消えることはないとして、そこを突き詰めて、煮詰めていき、その過程でCoolさを取り戻すようなコト、それそれでメンタルコントロールとして、世に別の書き方がされていそうですが、仏教法話では基本なんですね。結局の所の自我と向き合...
仏教法話という括りで接してみるとなかなか持って深い。怒りが消えることはないとして、そこを突き詰めて、煮詰めていき、その過程でCoolさを取り戻すようなコト、それそれでメンタルコントロールとして、世に別の書き方がされていそうですが、仏教法話では基本なんですね。結局の所の自我と向き合う。欲とは、平易な言葉でその心理が書かれていて、少しずつ読むだけでも、少々ココロに平穏が訪れる感じ。
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アンガーマネジメントには結構チャレンジしています。 多分もう3冊くらいは必要かなあ笑 この本は仏教てきな視点から怒りを鎮める方法が書かれています。 そのなかでも気に入った学びをピックアップします。 ・性行為は目も耳も鼻も舌も触覚も、刺激を受けて五感がいっぺんに楽しいから人はや...
アンガーマネジメントには結構チャレンジしています。 多分もう3冊くらいは必要かなあ笑 この本は仏教てきな視点から怒りを鎮める方法が書かれています。 そのなかでも気に入った学びをピックアップします。 ・性行為は目も耳も鼻も舌も触覚も、刺激を受けて五感がいっぺんに楽しいから人はやめない。おまけに「子孫をつくりたいから」なんて嘘までつく。 ・「怒りでやることは、なんでも失敗する」。 怒りの結果は、かならず悪い。かならず不幸になる。 ・相手も自分と同じように自我に凝り固まっている人だから、 その人が自分に対してなにを言うのか、聞くほうで管理するのはほぼ不可能。 それなのに「どうしてそんなことを言うんですか」とか、「失礼ではないか」と言って、怒るのは完全に無駄。 【怒らないこと:慈しみで生きる】 「人間の本性」は怒り。 原点回帰したら「怒り」に戻るだけ。 本性は人の噂ばなしや欠点が知りたくてたまらない。 そこに戻るわけにはいかない。 そうではなくて「私は慈しみで生きますよ」ということを人生論にしちゃえばいい。 慈しみが人生論になったら、怒りはどんどん弱くなって、ついには消える。 本性はたたきつぶしてしまえ。そして立派な人間になろう。 「慈しみ」を自分のモットーにすれば、不幸は消え、簡単に幸福になる。 考え方が体系的で有無を言わさない感じでよかったです。 アンガーマネジメントはぜったいに体得スべきです。
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・なにかをやろうとするときには、欲でするのも、怒りでするのもだめなのです。必要なのは、喜びを感じることです。喜びこそが「生きることは苦」という現実を緩和してくれます。 >勉強はできれば怠けたいけど、やらなくてはいけない。だから奮い立たせる。ライバルをつくってその人を「軽視」し...
・なにかをやろうとするときには、欲でするのも、怒りでするのもだめなのです。必要なのは、喜びを感じることです。喜びこそが「生きることは苦」という現実を緩和してくれます。 >勉強はできれば怠けたいけど、やらなくてはいけない。だから奮い立たせる。ライバルをつくってその人を「軽視」して「俺の方がすごい」と思ったりします。このやり方では、結局うまくはいきません。「ライバルに勝ちたい」だけで「勉強したい」という気持ちは無いから…。~ アルボムッレ・スマナサーラ長老は、私たちの心が「怒ること」によって蝕まれることの恐ろしさを繰り返し突き付けてきます。長老の眼には、それだけ私たちの築き上げた社会が、自分だけが幸せになりたいという、怒りのエネルギー突き動かされているように見えるのでしょう。 人には、「誰かの役に立っている」という実感が必要です。小さなことでも、「私はけっこう役に立っているんだ」と思えれば、楽に生きられます。なにかしらできることはありますから、それをしっかりとやればいいのです。~ 長老は、仰います。「生きることは苦」です。そして「それでも苦は嫌だ」というのが生きるシステムです。しかしながら、一切のものごとは無常で、けっして一瞬たりとも同じではありません。「それなら、しがみついたって価値がないだろう」と諦めて、無執着の心が生まれるのです。それを仏教は「覚り」と呼びます。と
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★Freedom from anger 2; I have read another book by Ven. Alubomulle Sumanasara, a Buddhist monk schooled in the Theravada tradition. 以前よんだ 『怒...
★Freedom from anger 2; I have read another book by Ven. Alubomulle Sumanasara, a Buddhist monk schooled in the Theravada tradition. 以前よんだ 『怒らないことの』 続編
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「無常」、「無我」、「慈しみ」がキーワード。 「仏教を論理的に考える」という点に興味を持って1も2も読んでみたけど、いろいろと矛盾を感じた。後半なんて仏教の世界が大前提がないと成り立たないことがたくさんあった。 著者が言う通り「人間は不完全で、人生は苦しい」ということがわかった。...
「無常」、「無我」、「慈しみ」がキーワード。 「仏教を論理的に考える」という点に興味を持って1も2も読んでみたけど、いろいろと矛盾を感じた。後半なんて仏教の世界が大前提がないと成り立たないことがたくさんあった。 著者が言う通り「人間は不完全で、人生は苦しい」ということがわかった。「自我なんてない」「怒りは悪」だとしても、私は考えたり感じたり表現することを絶対にやめたくないな、と思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
怒らないためには、自分の心をしっかりと観察し、怒りの種類を判断し、早期に気づいて消してしまうことが必要だということが書かれていましたが、怒りに限らず、自分の感情の変化を客観的に分析して、次の行動に出るということは、非常に大切なことなのではないかと思いました。
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1は参考になったが、2は言うほど参考にならなかった印象、というか2はやたら否定が目立っていたような。子孫を残すことも怒りの対象になる、ということも書いており、結局怒らないこととは人類滅亡につながるのかな、と思った。
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実践して、少しでも正しい姿勢で生きたい。 前作よりも、より踏み込んだ怒りとその周辺に対するアプローチです。 世間がいかに狂っているのか、多くの人が気付けばいいのにと思います。
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とにかく,怒る感情はよくない.嫉妬,ケチなどすべて怒りが様相を転じたもの.仏の教えに拠れば,生きることは苦痛(四苦八苦)であるから,怒る感情は必然的に生じる.あれこれと思いを巡らせ火を高ぶらせる,またこれを抑えるのではなくて,観じることによってやりすごす.そして,相手も怒りを伴っ...
とにかく,怒る感情はよくない.嫉妬,ケチなどすべて怒りが様相を転じたもの.仏の教えに拠れば,生きることは苦痛(四苦八苦)であるから,怒る感情は必然的に生じる.あれこれと思いを巡らせ火を高ぶらせる,またこれを抑えるのではなくて,観じることによってやりすごす.そして,相手も怒りを伴って生きているのだなと,慈愛の気持ちで思いやるよう努めて生きましょう.
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スマナサーラは実にやさしい言葉で仏法の深淵を巧みに説く。私は30年近く仏教を学んできたが、怒りの起源が無常にあるという指摘は初耳だ。驚くべき卓見である。 http://sessendo.blogspot.jp/2014/02/211.html
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