西巷説百物語 の商品レビュー
いつもながらの京極ワールド。妖しの世界へ連れて行ってくれます。このシリーズは又市の語り口調が好きですが、大阪弁の林蔵も読んでて楽しかったです。
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豆狸の章の入れ方と、最終章で陥没。 京極夏彦が好きだ……。林蔵……。 はっ。 百介さんに、爆笑しました。
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やっぱり京極氏の話は最強ですね。 今回は一つだけ 人を懲らしめる為じゃなく、顔を上げて生きていけるように仕掛けられた話があって、それがまた良かった! 巷説シリーズ、また読み返そうかな。
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一話80ページの短編集。主人公の林蔵が、人を殺した過去を持つ人物のところに現れ、妖怪話を仕立てて自白させる、というパターンの話が続く。よく言えば安定した作風なのかもしれないが、この人も読後に何も残らない感じになってきた。又市シリーズの方が話としては面白かったかも。各話、決め台詞は...
一話80ページの短編集。主人公の林蔵が、人を殺した過去を持つ人物のところに現れ、妖怪話を仕立てて自白させる、というパターンの話が続く。よく言えば安定した作風なのかもしれないが、この人も読後に何も残らない感じになってきた。又市シリーズの方が話としては面白かったかも。各話、決め台詞は「これで終いの金毘羅さんや」。う〜ん。
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毎回、このシリーズは味わって読む。 「御行奉る」の又市の決まり文句には、出会えなかったものも、読み進めるうちに、林蔵の「これで終いの金比羅さんや」のセリフも段々馴染んで来る。ぜひ、又市で続編を!
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レビューはブログにて http://ameblo.jp/w92-3/entry-10625524706.html
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どう続けるんだと思っていたら、どちらかというと「巷説百物語」スピンオフって感じ。これまでのキャラも微妙に登場してきて、世界観も統一されて読みやすい。まだまだ、いろいろと物語は続いていきそうです。いっそ、妖怪が百出てくるまで続けて欲しいです。
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感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201007/article_14.html
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帯表 「これで終いの金比羅さんやで」 人は生もの。熟れもすれば、傷みもする。 直木賞受賞の巷説シリーズ、新機軸の第5弾。 帯背 上方には上方の仕掛けあり。 見返し 大坂随一の版元にして、実は上方の裏仕事の元締である一文字屋仁蔵の下には、数々の因縁話が持ち込まれる。 いずれも一筋縄...
帯表 「これで終いの金比羅さんやで」 人は生もの。熟れもすれば、傷みもする。 直木賞受賞の巷説シリーズ、新機軸の第5弾。 帯背 上方には上方の仕掛けあり。 見返し 大坂随一の版元にして、実は上方の裏仕事の元締である一文字屋仁蔵の下には、数々の因縁話が持ち込まれる。 いずれも一筋縄ではいかぬそれらの筋道を心づくしの仕掛けで通してやるのは、あの又市の悪友にして腐れ縁の、靄船の林蔵。 二ツ名通り、死人が操る亡者船さながらの口先三寸の嘘船でそれと知れぬ間に彼らを彼岸へと-連れて行く。 「これで終いの金比羅さんや-」
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ちょっぴりワンパターンを感じてしまうけど、各話の書き出しがいい。そしてこてこての上方言葉。最終話はオールキャストで楽しませてくれます。でもどうして「しまいの金比羅さん」なのでしょうね。
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