1,800円以上の注文で送料無料

SARU(下) の商品レビュー

3.8

42件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2018/12/25

伊坂さんの小説『SOSの猿』との競作というコミックの下巻。 とてもスケールの大きい作品。 この漫画の上・下巻を読んでから 『SOSの猿』を読んだ方が楽しめるかもと思った。

Posted byブクログ

2017/07/17

超常現象を人間に止める力はない。 それでもどうにかしたいと、力や知識を求めて人間は足掻くんだと思う。 こういう、人間にはどうしようもない現象に対して、 抗おうとする人たちの物語が大好きで、伊坂幸太郎の「SOSの猿」を読んだ時から、いつかこの漫画も読みたいと思っていて、ようやく読...

超常現象を人間に止める力はない。 それでもどうにかしたいと、力や知識を求めて人間は足掻くんだと思う。 こういう、人間にはどうしようもない現象に対して、 抗おうとする人たちの物語が大好きで、伊坂幸太郎の「SOSの猿」を読んだ時から、いつかこの漫画も読みたいと思っていて、ようやく読めました。 「SOSの猿」との関連性については、どちらも孫悟空が登場する、くらいにしかわからなかったけれど(小説を読んだのが7年前・・・)、別のこととして楽しく読むことができました。 どんな世界にも、マントを羽織っていなくていいから、見てくれはどうあってもヒーローがいてほしいと願うから、こういう話には希望をもらえます。

Posted byブクログ

2016/07/14

壮大なスケールに比して巻数が……、 というのは、いくら言っても詮無いこと。 でも、もっともっと膨らませて言葉ではなく描写で説明すれば……と思う。 同じ雰囲気をもつ『魔女』所収「ペトラ・ゲニタリクス」にも負けず劣らずのおもしろさ。 大満足です。

Posted byブクログ

2016/01/20

恐るべき才能!あまりにも広大な世界観に、ついていくのが精一杯。話としては決して長くないのだけれど、ただただ圧倒される。読後しばらく頭が痺れるような感覚に陥った。

Posted byブクログ

2015/09/01

2015.9.1 もう少し頁数をとっても良かったように思います。物語のリズムがノッて来た時にまとめとエンディングが駆け足でやってくるので残念。

Posted byブクログ

2013/11/18

よく練られた面白い設定なだけに、サラサラと進みすぎててもったいない。もうちょっと抑揚や深みがほしいなあ。

Posted byブクログ

2013/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上巻は散漫な印象だったけど、下巻は良い。「SOSの猿」に登場した歌い手雁子さんの名セリフが五感を伴って再現されるシーンがあって、そういうところは絵の力をまざまざと感じさせられる。 五十嵐氏の絵は、「海獣の子ども」でも証明済みだけど、自然や生命の圧倒的な力を描かせたらもう右に出る絵描きさんはほとんどいないのではないかというぐらい上手くて、小説の世界では非常に観念的であった「猿」が見事に具現化されている。 ここの物語ではイレギュラーな存在として登場し、ほぼ傍観者状態の「ナナ」だけども、彼女は恐らく違う世界から入り込んでしまった存在だね。小説版にも同じ名前の女性が登場するから。彼女の強い思いが閉じた世界に小さな穴を開ける。 猿の物語は伊坂版ではどこか違和感があったけど、五十嵐版ではまったく違和感なく、それどころか完全に五十嵐ワールドに取り込まれているので、もし単体でどちらか読むなら、このコミック版をおすすめする。

Posted byブクログ

2013/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

漫画だけど“SOSの猿”との競作という事でレビュー。古本屋に偶然にもそろって置いてあったので上下巻購入。ネタ的には嫌いじゃないけど新しい感じもしないかな。絵的にはちょっとタイプではない。そんでもってSOSの猿とクロスするってわけじゃない。通ずるもんがあるって程度、なのはおもしろい。けどラストは無理矢理話題に引っ張りだしてて自然じゃない。(漫画だと好き嫌いがはっきりしてるのでレビューが厳しくなってしまう)

Posted byブクログ

2013/02/08

映画のようでした。神話、伝説、魔法などが好きな方なら、楽しめる作品だと思います。読了の勢いで、競作企画 伊坂幸太郎『SOSの猿』(中公文庫)も買ってしまいました。

Posted byブクログ

2013/01/24

「SOSの猿」とは話のスケールは違えど因果関係のお話。両方読むべきだね。物事の結果には原因がある。どんな結果になろうとも自分の心に正直に生きることが大事で、どんな些細なことが自分を世界を変えるかわかんないよってことかなぁ。とでも素敵だ。

Posted byブクログ