モチベーション3.0 の商品レビュー
290P 読了 あまりこういう本は読んでこなかったのだが、思考の整理に良い。モチベーションややる気みたいなところは結局本人次第と思っていた自分がいるが、こうして整理だて、行動を振り返る内容になっていると思える。 マネジメントや空気みたいなところを冷静に評価できる自分を作ることも...
290P 読了 あまりこういう本は読んでこなかったのだが、思考の整理に良い。モチベーションややる気みたいなところは結局本人次第と思っていた自分がいるが、こうして整理だて、行動を振り返る内容になっていると思える。 マネジメントや空気みたいなところを冷静に評価できる自分を作ることも、大事だと思えた。 自分がどういう組織、どういう人間でいたいか、が根底では大事だと思うが、周りがそうなっていかないときに、どういうフィードバックが必要なのか、どこに歪みがありそうなのかを振り返ることができる著書だと思える。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
書籍 第3章: タイプⅠとタイプX ・生活に困らないだけの公平な給与」は必要条件だが、それ以上に人を動かすには**「挑戦する自由・上達の喜び・意義ある目的」といった内的報酬が重要 第4章: 自律性(オートノミー) ・「人間のデフォルト設定は本来、自律的で主体的である」 自律性こそが人のやる気を引き出すエンジン ・来的な管理手法(締め付けや監視)がこの自発性を奪い、社員を受け身にしてしまっている ・「自分で選択できている」と感じられる領域が増えるほど、責任感と創造性が高まります 特に仕事においては、“いつ・どこで・誰と・何をするか”を可能な限り本人の裁量に委ねることがポイント 以下4つの領域で自由度を与える - 仕事のタスク:何をするか - 時間:いつするか - 手法 - 人:誰と組むか。社員が一緒に働きたい仲間を自ら選ぶ 第5章: マスタリー(熟達) 何か意義あることに深く関与し主体的に取り組むことで初めて、「もっと上手くなりたい」「成長したい」という内発的な向上心が引き出され、**真の熟達(Mastery)**へと人を駆り立てるのです ・熟達の3つの原則 - 「熟達にはマインドセットが不可欠」 成長するためには「自分の能力は努力次第で伸びる」と信じる**心構え(成長マインドセット) - 「熟達には痛み(困難)が伴う」 楽な道では真の上達は得られない 上達には粘り強い努力(グリット)と意図的な練習が不可欠 - 「熟達に終わりはない(それは漸近線である)」 熟達とは数学の漸近線のように、限りなく近づいても決して到達しきれないもの ・成長や進歩の実感こそが最大の報酬 ・挑戦しがいのある目標”を設定する 容易すぎず難しすぎない 「ゴールドイルックス(適温)目標」 を設定し、小さな進歩を積み重ねることで人は持続的に動機づけられる ま評価制度でも結果(成果)だけでなく成長プロセスに光を当てることが推奨 第6章: 目的(パーパス) もっと高い次元で自分を超えた何かに貢献したい」という思いこそ、最も深いモチベーションを生む 優れた成果を出している人たちは、往々にして自分の欲望以上に大きな目的(大義)に自分の願望を結び付けている ・『なぜ我が社はこの事業を行うのか』という社会的意義を語れる企業の方が従業員の情熱を引き出せる」 ・組織における目的の浸透: 目標・言葉・方針の3つの領域で考える - 目標: 社員が誇りを感じられるような高次の目標を設定すること。目的駆動型の目標設定(売上などはその手段・結果) ←Objと一緒だな。 - 言葉: 社内で使う言葉遣いを見直すこと 効率・優位性・市場支配」といった言葉では人の心は燃えない。代わりに「誠実・正義・美・貢献」など人の心を揺さぶる言葉でビジョンを語るべき 使命感や価値観を込めた言葉を使う 第3部: タイプIのツールキット(実践編) 個人が「タイプI」になるための戦略 ・人生の目的を一文に凝縮 自分が最も成し遂げたいことを 「一言で言うと?」 と問い、自分なりの使命を一文にまとめる練習 ← 自分の行動指針を明確にし、日々の仕事や学習に意味付けを与えてくれる ・日々の小さな進歩を自問 「今日は昨日の自分より少しでも成長したか?」**と毎日自問する習慣を持つ ←成長実感がモチベーションを育てる ・プチ・サバティカル(プチ休職)の計画: 未来の余暇を前借りして定期的に長めの休暇を取る ・やらないことリスト」の作成 ← 自分の生産性や意欲を下げる習慣を洗い出しリスト化する ・モチベーションを喚起する問い掛け 名刺サイズのカードの表と裏に 「朝、何のために自分はベッドから起きるのか?」 と 「夜、何が気がかりで寝付けないのか?」 という2つの質問への答えを書き出す ←なぜ眠りたくないのかも良さそう ←日々の行動の軸 組織・マネージャー向けのポイント
Posted by
( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor.jp/bookbar )
Posted by
著者はクリントン政権下でゴア副大統領のスピーチライティングをした法学者。モチベーションとは人を動かすための作動原理を与えるドライバーだとする。生理的な欲求からくるOS1.0、アメとムチ、信賞必罰による2.0に対して、個人の創造力が付加価値となる現在は自分の内面から湧き出るやる気を...
著者はクリントン政権下でゴア副大統領のスピーチライティングをした法学者。モチベーションとは人を動かすための作動原理を与えるドライバーだとする。生理的な欲求からくるOS1.0、アメとムチ、信賞必罰による2.0に対して、個人の創造力が付加価値となる現在は自分の内面から湧き出るやる気を引き出すモチベーション3.0が有効だと説く。誰からも強制されないモチベーションを与えて組織をドライブするためには、自律性の確保、熟達にたどる熱意(マスタリー)、そして組織全体で方向性を与える「目的」の共有が重要である。特に利益を第一義としないESGのような政策目標達成のためには、個々人の自律的な創発をいかにビジネスに落とし込むかが重要となる。トムズシューズのように売上ごとに途上国に靴を寄付するビジネスモデルは「顧客を慈善家へと変える」ものと定義すれば、顧客も従業員も腹落ちする動作原理となる。フローに至る経験は遊びからしか生まれないこと、その遊びを確保するためにグーグルは勤務時間の20%を個人の創発活動に割くことを認めているし、不定期に24時間の空き時間をつくり勤務と関係のない創作成果を24時間後に出すフェデックスタイムなどが考案されている。たくさんの引用文献を詳細に紹介しているのは丁寧ではあるが、それだけこの本にオリジナリティがないということか。ほとんどチクセントミハイからのインスピレーションで書かれた本である。
Posted by
TEDでも有名なダニエル・ピンクの代表作。人間の歴史上の仕事の内容や捉え方を、モチベーション1.0、2.0、3.0と区切って考えられることに面白みを感じた。今はモチベーション3.0で人間の自律性や目的意識に焦点を充てる時代だと思うし、それはそれで重要だと思うが、4.0はどのような...
TEDでも有名なダニエル・ピンクの代表作。人間の歴史上の仕事の内容や捉え方を、モチベーション1.0、2.0、3.0と区切って考えられることに面白みを感じた。今はモチベーション3.0で人間の自律性や目的意識に焦点を充てる時代だと思うし、それはそれで重要だと思うが、4.0はどのような人間の欲求に基づくものになるのか、それとも3.0が最終系なのかが興味をそそられる。
Posted by
少し古いが内発的動機づけを広めた本との認識。 モチベーション1.0は生存 モチベーション2.0は飴と鞭 モチベーション3.0は持続するやる気(個人の理解) 自分自身飴と鞭に関心が低く、働いていてドライブがわかないので読んでみた。 自立性、有能感、関係性の充足から動機づけされ生産...
少し古いが内発的動機づけを広めた本との認識。 モチベーション1.0は生存 モチベーション2.0は飴と鞭 モチベーション3.0は持続するやる気(個人の理解) 自分自身飴と鞭に関心が低く、働いていてドライブがわかないので読んでみた。 自立性、有能感、関係性の充足から動機づけされ生産的になり幸福を感じるらしい。 この観点でマルバツつけてみると確かにと納得感がある。 飴と鞭が達成を阻んだり不正を産むのは、今昔変わらずが趣深い。 個人でモチベーション3.0を実装するにはもっと新しくて実用的な本があるが、たびたび言及されるこの本やいかに?と思ったら読む価値はあるかもしれない。
Posted by
(2010/9/10) 原題はDrive やる気。 持続する「やる気!」をいかに引き出すか 訳は大前研一氏。 人を動かすための基本ソフト(os) モチベーション1.0 生存を目的とする人類最初のos モチベーション2.0 アメとムチ。 信賞必罰に基づく、...
(2010/9/10) 原題はDrive やる気。 持続する「やる気!」をいかに引き出すか 訳は大前研一氏。 人を動かすための基本ソフト(os) モチベーション1.0 生存を目的とする人類最初のos モチベーション2.0 アメとムチ。 信賞必罰に基づく、与えられた動機づけによるos. ルーチンワーク中心の時代には有効だったが、 21世紀を迎え機能不全に陥る。 モチベーション3.0 自分の内面から湧き出る「やる気!」に基づくos. 活気ある社会や組織を作るための新しい「やる気!」の基本形。 世の中は3.0に移っているはずなのに、教育、管理態勢は2.0のままだから、 鬱や出社拒否、ひきこもりが出るのかも。自殺も。 そもそも人間は3.0. 自分を高めたい。「フロー」の状態が心地いいもの。(3.0の3つの要素の熟達) お金が絡むとやる気がうせる。 お金だけでは動けない。 この辺、わかる気がするんだけどうまく言えない。 著者のtwitter用のまとめを引用すると。 アメとムチは前世紀の遺物。 モチベーション3.0によると21世紀の職場では、自律性、マスタリー、目的へとアップグレードが必要。 ・・・これでもわかりにくいなぁ。 カクテルパーティ向けのまとめ モチベーションの話となると、科学の知識とビジネスの現場にはギャップがある。 ビジネスにおける現在の基本ソフト(os)は、外部から与えられるアメとムチ式の動機づけを中心に構築されている。 これはうまくいかないし、有害な場合も多い。アップグレードが必要なんだ。 科学者たちの研究成果がその方法を示している。 この新しいアプローチには3つの重要な要素がある。 1つは<自律性>自分の人生を自ら導きたいという欲求のこと。 2番目は<マスタリー(熟達)>自分にとって意味のあることを上達させたいという衝動のこと。 3番目は<目的>自分より大きいこと、自分の利益を超えた事のために活動したい、という切なる思いのことだ。 とある。 この衝動を実現している状態がフローなのかな。 マグレガーのx理論y理論も出てくる。 非常に興味のある話。 特に、 生まれた時は3.0なのに、世の中を通じて2.0になってしまうとすると、 それは教育の問題、社会の問題。 確かに学校で2.0的なことを言われ続けた気がするし、会社の上司も2.0だらけ。 何の根拠もなしにそのやり方で押し付けられてきた。 これを何とかしないと21世紀には生き残れないのだという気がする。 教育なんだろうな。このへん。 もくじ ◇訳者まえがき 停滞を打破する新発想〈モチベーション3・0〉 大前研一 ◇はじめに ハリー・ハーロウとエドワード・デシの直面した謎 ◇第1部 新しいオペレーティング・システム ・第1章 〈モチベーション2・0〉の盛衰 機能しなくなった〈モチベーション〉 アメとムチの勝利 互換性に関する3つの問題 ・第2章 アメとムチが(たいてい)うまくいかない7つの理由 〈モチベーション2・0〉に発生したバグ 期待以下の効果 望まないことを増やす ・第2章の補章 アメとムチがうまくいく特殊な状況 ・第3章 タイプIとタイプX 「やる気!」研究の新しい流れ/アルファベットの力/タイプIとタイプX ◇第2部 〈モチベーション3・0〉3つの要素 ・第4章 自律性〈オートノミー〉 自由に好きなように仕事をする プレーヤーか、それとも駒か 4つの基本的要素 自律性を養う術 ・第5章 マスタリー(熟達) もっとよい生き方を求めて 従順から積極的な関与へ 貨物船のゴルディロックス マスタリーの3つの法則 ・第6章 目的 人生の意義が問われる時代 目的という動機 充実した人生とは ◇第3部 タイプIのツールキット ・個人用ツールキット モチベーションを目覚めさせる9つの戦略 ・組織用ツールキット 会社、職場、グループ能力を向上させる9つの方法 ・報酬の禅的技法 タイプI式の報酬 ・保護者や教育者用ツールキット 子どもを助ける9つのアイデア ・お薦めの書籍 必読の15冊 ・グルに聞く ビジネスの本質を見抜いた6人の識者
Posted by
何のために勉強してるの?と聞かれて、いい学校に入るため、と答える人多いと思います。 何のために仕事してるの?と聞かれて、お金のため、生活のためと答える人多いと思います。 モチベーションが上がらないと感じることありませんか?そんな人に、この本おすすめします。 ### 自分のやりたい...
何のために勉強してるの?と聞かれて、いい学校に入るため、と答える人多いと思います。 何のために仕事してるの?と聞かれて、お金のため、生活のためと答える人多いと思います。 モチベーションが上がらないと感じることありませんか?そんな人に、この本おすすめします。 ### 自分のやりたいようにできて、やっていることに成長の実感が感じられて、それが自分の価値観に合ってれば、そりゃあアゲアゲです(^^)
Posted by
やる気を起こさせる最良の方法は金銭をはじめとする報酬であると、思うかもしれません。しかし、作者のダニエルピンク氏によると、それは大きな間違いであり、圧倒的で満足感の高い仕事をする秘訣は、例えば新しいことを学んだり、創造的な作業をしたり、自分自身や世界にとってより良いことを行ったり...
やる気を起こさせる最良の方法は金銭をはじめとする報酬であると、思うかもしれません。しかし、作者のダニエルピンク氏によると、それは大きな間違いであり、圧倒的で満足感の高い仕事をする秘訣は、例えば新しいことを学んだり、創造的な作業をしたり、自分自身や世界にとってより良いことを行ったり、といった活動にあると主張します。 さて、本書が提言するモチベーション3.0を一言でいうと、「内発的動機付け」です。内発的動機付けに関しは、マズローの欲求誤断解説や、ハーズバーグの2要因理論をご存知の方も多いと思うので詳細は割愛します。動機づけの例として例えば、一般的に行われている、お金を払って何かをさせたりする場合、この内発的なモチベーションを失ってしまう可能性があるということです。例えば、子供にお金を払って宿題や家事をさせる、あるいは、やらないからといって罰を与えると言ったことです。本書は、このような40年にわたるモチベーションの科学的研究を元に、真のモチベーションの源泉である3つの要素、すなわち、自律性、マスタリー、目的を検証し、これらを行動に移すためのテクニックを提供するという内容となっています。 では、モチベーション3.0は実際にどのように顕現するのでしょう?本書では具体的に、「オンライン百科事典の開発」を例に挙げています。1995年、マイクロソフトはエンカルタというデジタルの百科事典を開発するため辞書の専門家や言語学者に大金を支払って協力を仰ぎ、CD-ROMのソフトウェア製品として有料販売を行いました。しかしその約10年後、とある競合が現れます。マイクロソフトはこの競合に対して敗北を認めざる負えない事態に直面することになりました。いったいどんな凄い競合なのでしょう?その競合とは、私たちの多くが一度は利用したこともあるウィキペディアWikipediaです。ご存知の通り、wikipediaの利用には対価は必要ありません。それだけでなく、Wikipediaの開発は、世界中の非常に多くの人の無償の協力によって支えられているのです。つまり、マイクロソフトはこの無料で提供されている百科事典に打ち負かされたということです。ウィキペディアように、金銭に拠らずとも人々の生活や生産性の向上に素晴らしい貢献をなしたという事例は枚挙にいとまがありません。 また、モチベーション3.0の考え方は、企業のマネジメントとも無縁ではないのだそうです。前時代の企業活動において、マネージャーは部下・メンバーが自発的に仕事に取り組むことはありえないという前提で人のマネジメントを行っていました。しかしモチベーション3.0にある自律性、マスタリー、目的は、金銭などの報酬に拠らずとも、働く人の高いアウトプットを可能にするという点で理にかなっています。何を同期として働くべきなのか?という選択肢を人が与えられれば、働く人は皆、創造的で柔軟性なやり方を模索し、長期的な目標を見据えて、仲間とも今まで以上に協力して動くことができるのだと作者は主張します。 その根拠として、筆者は私たちの幼少期の体験を例に挙げていて、私自身もこの部分を読んで、確かにワクワクしながら新しいことを学んだりすることに心をときめかせていたことを思い出してその通りだと納得するものがありました。本書はさらに、モチベーション3.0を浸透させるためのアプローチについても言及しています。例えば学校の授業であれば、教えていることが世界とどのように結びつき、生徒の将来にどのように活用できるのか?といったように、生徒に選択肢を与え、活用するためのツールを提供し、教師はメンターとしての役割を果たしていくことが重要である、といったことが提唱されていました。 この本は主にビジネスに携わる人を対象としています。そのほかに、たとえば私は仕事で企業の社員教育に携わっているのですが、教育のコミュニティに関係する人にも大いに参考になる内容でした。
Posted by
旧来の管理、飴と鞭では知的労働者達は充分に能力も発揮できないし、充足感を得られる事ができない。 だからこそこれからは時代に即した別の報酬、制度、仕組みが必要なのだと体型的にまとめられた書籍。 事例の中には現代の日本ベンチャーでも既に導入されている仕組みや考えが多いけど、こういう...
旧来の管理、飴と鞭では知的労働者達は充分に能力も発揮できないし、充足感を得られる事ができない。 だからこそこれからは時代に即した別の報酬、制度、仕組みが必要なのだと体型的にまとめられた書籍。 事例の中には現代の日本ベンチャーでも既に導入されている仕組みや考えが多いけど、こういうロジックがあったのかと勉強になった!!
Posted by
