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砂漠 の商品レビュー

4.1

1314件のお客様レビュー

  1. 5つ

    421

  2. 4つ

    493

  3. 3つ

    241

  4. 2つ

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  5. 1つ

    8

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2024/04/20

名著。感動。 登場人物が少ない分1人1人に対して感情移入がしやすくとても読みやすい。特に名前も良い! 物語の展開も、次にどんな展開になるんだろうってワクワクしました!! 初めて伊坂幸太郎さんの作品を読みました。今後は追っかけをしようと思います。

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2024/04/19

初めて読んだのは、麻雀のマの字も知らない高校生の時だったと思う。 刺激的で、自由で、無限に時間のある大学生活に大きな憧れを抱いた。 次に読んだのは大学時代。この本のようにおおきな事件とは遭遇しない平穏な日常を送りながらも、たくさんの無駄な時間を楽しむことと、物語が進むにつれ出てく...

初めて読んだのは、麻雀のマの字も知らない高校生の時だったと思う。 刺激的で、自由で、無限に時間のある大学生活に大きな憧れを抱いた。 次に読んだのは大学時代。この本のようにおおきな事件とは遭遇しない平穏な日常を送りながらも、たくさんの無駄な時間を楽しむことと、物語が進むにつれ出てくる社会という名の砂漠に対する不安と焦りに大きく共感した。 そして、麻雀のルールもある程度わかる社会人となった今、再再読。学長には申し訳ないが、時たま学生時代を懐かしみ、戻りたくなるような人生を送っている。しかし、「人間関係における贅沢」をたっぷり享受できている人生だ。砂漠に放り出された今、もがき苦しみながらも生きていられるのは、学生時代の友人のおかげと言って他ならない。この5人が、砂漠の中でも離れ離れにならないことを切に願ってしまうくらい、読めば読むほどこの5人が大好きになってしまう、私の大好きな物語。

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2024/04/18

個性豊かで最高の仲間たちとの大学生活。 麻雀、友情、恋愛、ホストが絡む強盗事件、暗躍する謎のプレジデントマン…。 様々な出来事が続いて、飽きさせることなく5人の大学生の4年間を描いていて面白かったです。 社会の荒波という言葉があったりするけれど、この小説ではそれを『砂漠』と喩えて...

個性豊かで最高の仲間たちとの大学生活。 麻雀、友情、恋愛、ホストが絡む強盗事件、暗躍する謎のプレジデントマン…。 様々な出来事が続いて、飽きさせることなく5人の大学生の4年間を描いていて面白かったです。 社会の荒波という言葉があったりするけれど、この小説ではそれを『砂漠』と喩えていて、それならたしかに大学時代は期間限定のオアシスだなと思いました。 社会に出ても、この仲間たちにはどうにか友情を途切れさすことなく仲良くあってほしいと願う!

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2024/04/14

大人になってから読むには眩しいほどの青春小説。 大学生という人生最大のオアシスをここまでこれほど使い切れただろうか、とつい自分の学生時代を省みてしまう。 西嶋のキャラクターが最高。東堂が西嶋のことが気になる、もっと知りたいと思うのもよく分かる。 現実、身近にいたら積極的には近寄...

大人になってから読むには眩しいほどの青春小説。 大学生という人生最大のオアシスをここまでこれほど使い切れただろうか、とつい自分の学生時代を省みてしまう。 西嶋のキャラクターが最高。東堂が西嶋のことが気になる、もっと知りたいと思うのもよく分かる。 現実、身近にいたら積極的には近寄らないだろうなとは思うけれど、少し距離を置いて見ていたい、年に一度ぐらい会いたい、そんなタイプだ。

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2024/03/24

中学時代に1度読んだけど、内容忘れてしまい再読。 おそらく見た目はキモオタ風かと思われる西嶋、言動もアクが強く、うわっすごいキャラきた!!が第一印象。 でも読んでいくうちに、西嶋の言葉や行動がとっても魅力的に思えてくる不思議。 同じクラスにいたら、友達になりたいかも。 麻雀わかる...

中学時代に1度読んだけど、内容忘れてしまい再読。 おそらく見た目はキモオタ風かと思われる西嶋、言動もアクが強く、うわっすごいキャラきた!!が第一印象。 でも読んでいくうちに、西嶋の言葉や行動がとっても魅力的に思えてくる不思議。 同じクラスにいたら、友達になりたいかも。 麻雀わかるともっと楽しめるのに…とも思ったけど、わかんなくてもなんとなくでいけた。 北村は最初人に興味なく冷たいような印象を受けたけど、友達ができて彼女ができて、どんどん血の通った人に感じてきた。大学時代の友達ってほんと一生ものだよね。私も大学時代の友達たちとよく集まって遊ぶし、その関係性はやっぱり私のオアシスになってる。 砂漠に放り出されても、きっとこの5人なら大丈夫。砂漠に雪、降らすんだろうな。

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2024/03/18

西嶋くんのことをどんどん好きになっていく物語。ほっこりする。伊坂幸太郎の作品の中では異彩を放つもの。

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2024/03/18

パンクやロックの精神を擬人化したような西嶋という男が、読み進めるごとに好きになりました。 真っ直ぐ前を向く、 そして目の前の事象に迷わず自分の正義を貫くことは、大人になって簡単にできる事では無くなるかもしれないけれど、 自分もそうありたい。 なにか矛盾があっても、自分を信じたい。...

パンクやロックの精神を擬人化したような西嶋という男が、読み進めるごとに好きになりました。 真っ直ぐ前を向く、 そして目の前の事象に迷わず自分の正義を貫くことは、大人になって簡単にできる事では無くなるかもしれないけれど、 自分もそうありたい。 なにか矛盾があっても、自分を信じたい。 そう思うことの大切さを、感じました。

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2024/09/04

自分も地方国公立大学出身のため、懐かしい気持ちを抱きながら読めました。学生時代、滅茶苦茶で今となっては綺麗事ばかりでありながらも波瀾万丈でドラマのような時間でした。4年間本当に充実してたと改めて思いました。尊い学生生活を思い出させてくれた大学生たちの胸が熱くなる本でした。

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2024/02/27

先日読んだフーガはユーガの中で、伊坂幸太郎さんの作品が苦手だと書いてしまったのだが、伊坂幸太郎さんの何が苦手なのかを突き止めたく購入した第二弾! 辛口な土瓶さんがこの本はストレートで良かったと仰っていたので超気になっていた( ̄▽ ̄) この前に首折りを読んでおり、首折りの最...

先日読んだフーガはユーガの中で、伊坂幸太郎さんの作品が苦手だと書いてしまったのだが、伊坂幸太郎さんの何が苦手なのかを突き止めたく購入した第二弾! 辛口な土瓶さんがこの本はストレートで良かったと仰っていたので超気になっていた( ̄▽ ̄) この前に首折りを読んでおり、首折りの最後が合コンの話だったのだが、どうもそのイメージが頭に焼き付いたままこの本を読み出したので、井上の代わりに合コンに急きょ参戦した冴えない男、佐藤亘のイメージが何故か西嶋くんになってしまっていた(^◇^;) この作品、伊坂幸太郎先生なの!? ちょっとテイストが違うような、、、 と思いながら読み続けると、やっぱり言葉の端々に伊坂幸太郎先生がひょっこり顔を出していた(^^) そしてこの本にもやっぱり喧嘩があり、暴力描写が(^^;; とにかく痛い描写は苦手で辛い。。。 しかし北村くん、西嶋くん、南さん、東堂さん、鳥井くんのグループの描写はとっても楽しい∩^ω^∩ 西嶋くんが良い味出しているんだろうなぁ。 あとは南さんの突拍子もない能力(*^^*) この本には哲学的だなぁと思うところもいくつか感じられたが、難しくなくて読みやすかった(*^▽^*) 物語もしっかり面白かった(^^) 私は高卒なので経験したことがない大学生活。 楽しそうだなぁ。。。。( ´∀`) 麻雀をやったことがないのだが、麻雀が分かっていたらもっと面白く読めただろうなぁ。。。 で、何が苦手なのかは、、、、 何なんだろうなぁ。。。。 やっぱり苦手なんですよ(~_~;) 暫く伊坂幸太郎先生は休憩して、またいつかきっと読みます(笑)

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2024/02/11

社会という砂漠に出る前の大学生活。 無駄に思える時間も、後から振り返るといい思い出だったりしますね。 東西南北がつく名字のメンバーなので?麻雀の場面が多く。 麻雀がわかれば、おもしろさも違ったのかもしれない。 牌の読み方くらいしか知らないので、麻雀のくだりはよくわからなかったです...

社会という砂漠に出る前の大学生活。 無駄に思える時間も、後から振り返るといい思い出だったりしますね。 東西南北がつく名字のメンバーなので?麻雀の場面が多く。 麻雀がわかれば、おもしろさも違ったのかもしれない。 牌の読み方くらいしか知らないので、麻雀のくだりはよくわからなかったです。 若気の至りというのかなんというのか、危ない場面にも首を突っ込んでいくとことか、なんで懲りないのかと思ったのは、自分がもう大人になってしまってるからなのかもしれない。

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