終わらざる夏(下) の商品レビュー
読んでみたい!と思っていた浅田次郎さんの【終わらざる夏】 昭和20年8月15日の終戦。 その後にも続いた戦争があったこと・・・知りませんでした。 考えてみると、戦争のことはほとんど知らない。 ちょっとショックのような、悲しいような・・・
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北方領土の問題も気になるな〜 アイヌの信仰もとても興味深い。 戦後70年の年、もう少し戦争関連読もう
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上・下巻の感想をまとめて。 丁度8月ということで読んでみたが、つまらなかった。 ところどころで唐突に核心めいた記述が出てくるのだが、いかんせん唐突過ぎで面食らう。そんなのばかりだった。そういう短絡な箇所が出てくる度につまらなくなった。
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2015.06.23 なんという終わり方•••。 やはり、ハッピーエンドという訳にはいかないが、せめてと思ったけど•••。
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8月15日の終戦後、千島列島最北端の占守島に取り残された帝国陸軍の精鋭部隊は、日ソ中立条約を一方的に破棄し侵攻してきたソ連軍と戦果を交えることになった。 この小説は、この不条理な戦いと、その後のシベリア抑留で死んでいった多くの名もなき兵士たちへの鎮魂の物語である。 (物語の中では...
8月15日の終戦後、千島列島最北端の占守島に取り残された帝国陸軍の精鋭部隊は、日ソ中立条約を一方的に破棄し侵攻してきたソ連軍と戦果を交えることになった。 この小説は、この不条理な戦いと、その後のシベリア抑留で死んでいった多くの名もなき兵士たちへの鎮魂の物語である。 (物語の中では、ソ連軍の兵士にとっても、この戦いが大義のない 不条理な戦いであったことが描かれている。対独戦に勝利し故郷に名誉の帰還をするつもりであった兵士たちは、何も知らされないまま極東に運ばれ、圧倒的に戦力に勝る日本軍の反撃により多くの兵士が命をうしなうことになった。物語の中で、ラーゲリの看守は、無条件降伏した日本軍が、多くのソ連軍兵士を殺害したのは重大な戦争犯罪であり、シベリア抑留はその犯罪に対する刑罰であると主張する。スターリンは、火事場泥棒のような侵略を正当化するために、自国兵士の血が必要だったのだ。) 鬼熊軍曹が故郷にひとり残してきた老母に宛てた手紙と 少年兵が色とりどりの占守島の夏の花を集めて作った押し花帳が 熱く心を打つ。
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かなり大作で読むのに時間がかかった。 多くの場面が飛ぶので、何回か読み返さないといけない。 感動とかいうのとは違うな。 嫌な読後感でもないのだけれど。 感想を言葉で表現するのが非常に難しい。
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第二次世界大戦終戦時において、千島列島占守島に北の守りを固めていたところ終戦が宣言されたにも関わらずソ連が攻め込み領土を奪われるという国際法違反の事態が起こっていたのは、北方領土問題も解決まであまりに時間がかかっているのでその事件自体が忘れ去れている昨今だが、この小説は浅田次郎が...
第二次世界大戦終戦時において、千島列島占守島に北の守りを固めていたところ終戦が宣言されたにも関わらずソ連が攻め込み領土を奪われるという国際法違反の事態が起こっていたのは、北方領土問題も解決まであまりに時間がかかっているのでその事件自体が忘れ去れている昨今だが、この小説は浅田次郎が史実に基づきながらも様々な心動かすフィクションなのだろうがあり得そうなエピソードをちりばめながら素晴らしい読み物を編み上げたものだ。おすすめです。
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終戦直前の不可思議な一斉動員から終戦直後の千島戦争を書いた作品だが、ソ連が参戦するのは下巻を半分以上読んだ時点なので、千島戦争自体よりは理不尽な戦争に巻き込まれていく普通の人々が書きたかったのだろうと思う。 しかし登場人物が多過ぎて収集が付かなくなっているのは否めない上に『銀河鉄道の夜』に感化されているのは明白で、ストーリー自体も突然ファンタジー化する部分に「はあ?」となってしまう。ソ連将校が幼児化して疎開先から脱走する子供たちと会うシーンは正直要らないと思った。
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なんと下巻80%を超えても未だソ連侵攻せず。 一つの事象に絡む多くの人間模様を紡ぎたかったという事なのだろう。 戦争に絡むこういったフォーマットは、辺見じゅんの著作などにも見られるが、やはりノンフィクションが故に許される手法だと思う。 小説としてこのストーリーを綴るには、あまりに登場人物が多すぎ、結局誰にもしっかり感情移入できなかったのが残念。 しかし、日本・ソ連双方の人々があまりに理不尽な運面に翻弄される様は、史実として胸に迫る。
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面白かったです。 ついに、ソ連軍が攻めてきました。 戦争の描写は、決して派手ではないが 迫り来る物がありました。 そして、意外な結末。 終戦後の日本でこのような戦いが行われていたとは、 知りませんでした。
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