小さなお店のツイッター繁盛論 の商品レビュー
これまで強い力を持っていた、大量生産大量消費、マスコミュニケーションは、ある意味絨毯爆撃だった。しかし、今後は、そうではなく... ・スポットオンなマーケティング情報を効率的にフィルタリングして届ける仕組み。 ・さらに、これまでだと局所的に終わるコアな情報を、必要な人に効果的に拡...
これまで強い力を持っていた、大量生産大量消費、マスコミュニケーションは、ある意味絨毯爆撃だった。しかし、今後は、そうではなく... ・スポットオンなマーケティング情報を効率的にフィルタリングして届ける仕組み。 ・さらに、これまでだと局所的に終わるコアな情報を、必要な人に効果的に拡散増幅させる機能。 を備えた強力なツールが、ドラスティックな変革をおこしつつあるのを感じる。 そこには、資本力や人海戦術的なリソースの割ける大手が有利な量=力の世界から、質への価値移転がおこりつつあるということ。 ここで言う質とは、良質ということでは必ずしもなくして、自分の価値観に合っているかどうかという意味での質です。 本書はこういった概念や意味的な内容ではなくて、もっと具体的に小さなお店が、今起こりつつある変化をうまく取り込み利用して、いかにお客とコミュニケーションを取って行くべきか?という実用的な内容が多く、店舗経営者さんや店長さんにはとても参考になるんじゃないだろうか。 そもそもTwitterって??な人のための入門として読んでもイイし、さらにそれ以上にツイッターでのコミュニケーションの本質的な意味や、それを小売店がバイラルマーケティングとして利用するということは、どういう事なのか?ということも、具体的な事例をあげて分かり易く説明してくれています。
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お店のTwitterは、公式アカウント(いわゆるお店のアカウント)と勝手口アカウント(社長や中の人の個人的なアカウント)のふたつでの運営がやりやすそう。 ・公式アカウントはドライな内容(お知らせ、セール情報、メニューとか)、公平さ優先でフォロー。全数フォロー返し。 ・勝手口アカウ...
お店のTwitterは、公式アカウント(いわゆるお店のアカウント)と勝手口アカウント(社長や中の人の個人的なアカウント)のふたつでの運営がやりやすそう。 ・公式アカウントはドライな内容(お知らせ、セール情報、メニューとか)、公平さ優先でフォロー。全数フォロー返し。 ・勝手口アカウントは自分のつぶやきたいように自由に。フォローも好きな人だけ。 著者の@hitoshi さんはほんとに人と人とのつながりを大切にするひとだなと感じた。 意識してやっているところもあるのだろうけど、相手のことをとても気にかけていて(さらにそう相手に感じさせて)、replyしたりRTしたり。 そして、社長であるという立場を上手に活かしている。
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本日の一冊は、オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパンを経て、 日本アイ・ビー・エムとロータスのマーケティングを担当、その後、 独立して飲食店経営を手掛けるという異色の経歴を持つ著者が、飲 食店のためのツイッターマーケティングを指南した一冊。 つぶやきだけで月300万円を売り上げ...
本日の一冊は、オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパンを経て、 日本アイ・ビー・エムとロータスのマーケティングを担当、その後、 独立して飲食店経営を手掛けるという異色の経歴を持つ著者が、飲 食店のためのツイッターマーケティングを指南した一冊。 つぶやきだけで月300万円を売り上げるという、豚肉料理専門店 「豚組」のマーケティングノウハウを、お客様との会話も含めて、 詳しく説明しています。 現状、飲食店は「ぐるなび」などのクーポンを活用し、新規客を集 めていますが、著者はこれに対し、「クーポンの仕組みは、お店に 何かサービスしてもらうことを当然とする考え方を生み、ひいては、 飲食店の価値を金銭的な尺度に置き換えて測る風潮につながった」 と指摘。 飲食店本来の価値である食事や飲み物、接客、雰囲気に立ち返り、 かつコミュニティの要素を加えることを提唱しています。 参考になったのは、ツイッターのアカウントを「公式」と「勝手口」 に分け、「勝手口」では常連接客をしたり、融通を効かせたりする ということ。 人間心理をふまえ、あくまでお客様との絆づくりに徹する姿勢に、 飲食店本来のあるべき姿を見た気がします。 クーポンの仕組みは、お店に何かサービスしてもらうことを当然と する考え方を生み、ひいては、飲食店の価値を金銭的な尺度に置き 換えて測る風潮につながった。レビューや採点の仕組みは、飲食店 を育てるのではなく評価するというスタイルを生み出し、ネットは その脅威のスピードで、飲食店を片っ端から「消費」するようになった ツイッターは、飲食店が初めて手にする「真の双方向メディア」だ ビジネスで大事なのは「常連さん」を育てること 自分がそのお店、ひいてはお店のオーナーやスタッフの考え方や哲 学に対して共感できるかどうか。それこそがお客様が中小個人店の 常連さんになるかどうかのカギなのである 豚組にツイッター経由でご来店された方の再来店率は、現時点で何 と50%を超えている 飲食店にとって商品とは何か。普通に思いつくのはお食事、お飲み 物、接客、そして雰囲気くらいだろうか。もちろん、それがなけれ ば飲食店はそもそも成立しない。しかし、私はそこにもう1つの大 切な要素を入れたい。「コミュニティ」である 勝手口的なアプローチはツイッターで極めてパワフルだ @hitoshiで私が受けた予約は、@butagumiで受けるよりもわがま まが通ることが多いし、お店に行けば私が挨拶に顔を出すこともあ る。社長が席まで挨拶に来る、というのも、お客様にとっては決し て気分の悪いことではないはずだ 軟式アカウントにはプレミアム感や特別感の問題もある。あまりに フレンドリーで親しいと、そのブランドに対する親近感は高まって も、「あこがれ」や「特別感」は薄れてしまいかねない ツイ割とは「ツイッター割引」の略称だ。ツイッターでは、ツイ割 専用のハッシュタグ#twiwariもある 口コミとは結局、「自分で自分のことをすごいと言わず、他人に自 分のことを言ってもらう」ことに尽きる RTが「宣伝」を「お勧め」に変える 大切なのが「No List」。ツイッターでは何を書いてもよいが、こ れだけはやってはいけない、ということを決めてリスト化するのだ
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マーケティングの基本に忠実でありながら、Twitterを上手に活用した事例の名著。 ・飲食店は、常連さんビジネス。 ・大切なのは、勝手口アカウントを活用した、近い距離感。 ・Twitterは、関係性が構築できるツール。 以上。
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従来型のマーケティングはプッシュ型であり、一方通行。それに対してツイッターが登場した新しいマーケティング方法は、プル型で双方向の関係性。その最新の取り組みを詳しく書いたもの。 普通にITリテラシーが高い経営者はツイッターをうまく活用しているし、導入が早いけど特にこの豚組に関して...
従来型のマーケティングはプッシュ型であり、一方通行。それに対してツイッターが登場した新しいマーケティング方法は、プル型で双方向の関係性。その最新の取り組みを詳しく書いたもの。 普通にITリテラシーが高い経営者はツイッターをうまく活用しているし、導入が早いけど特にこの豚組に関しては取り組み方法がおもしろい。大企業やチェーン店よりも機動力・俊敏性が必要な小さなお店はこれを見習ったほうがいい。ただ、もう模倣されているだろうし先をいく考え方をプラスαする必要はあるが。 飲食店はネットにおいてホットペッパーよりもぐるなびの方が認知度が高いのだろうか、と思った。
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豚組さんや他の活用事例がもりだくさん。分かりやすくて読みやすかった。 ・常連さんの大事さ。 ・ついったーを通じた関係性づくり。 ・ついったー活用術。 著者がこれまで試行錯誤して培ってきた経験や考え方が濃縮。
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ツイッターのイベントで人気がある六本木のしゃぶしゃぶ屋「豚組」のオーナーの @hitoshi さんが書いた本。ツイッターをビジネスに活用したいという人にぜひ読んでもらいたい。
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@hitoshi のエッセンスがぎゅっと詰まった良書。裏表包隠さずなのが潔い。企業ユーザーでなくても読んでくといいと思うな♪個人的には後書きの最後がグッときた!
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twitterでの上手な活用法が非常に分かりやすく、やさしく書かれています。近いうちに豚組に行ってみたいと思いました。人とかかわる仕事、サービスに従事する人は必ず役に立つであろう内容です。
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twitterでの上手な活用法がわかりやすいし。自分でもできそう。 日本実業出版社 からの出版というのがすごい! 実力ありの本。
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