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白鳥異伝(下) の商品レビュー

4.3

65件のお客様レビュー

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    25

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2014/04/12

おもしろかった。 キャラクターそれぞれに魅力があって、脇役ながらストーリーを引き立てている。 話はヤマトタケルを題材としていて、読了後は古事記を読んでみたくもなる笑 次は3部作の最終話。 たのしみ。

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2014/03/30

下巻。 決意した遠子の強さはまだ世界を捉えきれていない幼い無鉄砲さの現れ。 でもそれこそがこの物語の鍵。

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2014/02/08
  • ネタバレ

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上巻を読んでから忙しくなってしまったので、少しずつ読み進めた。一気に読んだ方が盛り上がって面白かっただろうな…と思う。 ラストは「ちょっと大団円すぎるかな?」と思う位の大団円で読後感がとてもよかった。 最後の方の展開も意外性があったし、何よりもキャラがいい。 荻原さんの書く「積極的な少女」は時折独善的な感じがして思考についていけない事があるのだけど、遠子はバランスがよくて好き。最後小倶那の意志を尊重した所がとてもよかった。小倶那も菅流もキャラが立っていてカッコ良い。 お話もキャラもとてもよい作品。

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2014/02/01

次から次へと話が転がる~ 勾玉はとっても便利なアイテムなのね。 遠子と小倶那母の嫁姑?バトルも見もの? 一気読みです。

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2013/12/03

おぐとこかわいい!菅流いけめん! 無自覚な女の子が、少しずついろんなものに目覚めてゆく過程がすきです(*^^*)

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2013/10/25

空色勾玉よりもこちらの方が好き。主人公の1人が男の子だからかな。脇役のキャラもよいし、ヤマトタケル伝説を元にしたストーリーも面白い。

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2014/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上巻を読み終えてから2か月読書できなくて、ようやく時間が出来たため今回一気に読み終えた。 勾玉の不思議さ、それが伝わって神具として使われていた古代日本に思いを馳せるきっかけになった。 博物館にも結構の数が展示されている、ほとんどが緑色のそれが中心となって動いていく。 物語の感想としては、色んな人が究極すぎてひたむきすぎて、進むほどに凄まじい展開がやってくるから読む手が止まらなかったというのが本当のところ(笑) 小俱那と遠子の恋が赤い実弾けたどころじゃなかった。こんなに人を好きになったことがないかもしれない。受け入れるって大事なことだけれど、本当に難しいこと。 小俱那はただただ愛しく思えたし、遠子の成長ぶりも圧巻。 母親の愛というか、百襲姫が息子に抱く想いというか、それも唖然としてしまうくらいの執着さも凄まじい。極端と極端と極端が、色んな場面、色んな感情でぶつかり合っている感じ。 それでも小俱那と遠子の心境が細やかに書いてあって、それぞれの場面でそれぞれに共感して、これからどうなっていくんだろうとわくわくしながらページをめくった。 そして最後の「いやこれでは終わらないだろう」と思ったところでのキリストのような彼の復活には、良かった良かったと手を叩きたい気分になる。微笑ましい最後で良かった。 菅流が離れていってしまうのは悲しいけれど、皆がそれぞれの地で自分たちを生きていくのだと考えると自然とほっこり幸せな気分になれる。 別れていった皆のこれからをそれぞれの視点で読んでみたかったというのが、この本を読み終えてからの一番の本音だったりする。

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2013/06/18

とりあえずハッピーエンドでなにより。 読み終えてみると、ラブストーリーだったんだな、と。 いろんな要因に振り回され、引き裂かれた二人だけど、結ばれることができたのは、本当に良かった。 大碓と明姫のようにも、なりかねないわけだし。あっちよりも、殺し合い演じた二人の方が、やるせな...

とりあえずハッピーエンドでなにより。 読み終えてみると、ラブストーリーだったんだな、と。 いろんな要因に振り回され、引き裂かれた二人だけど、結ばれることができたのは、本当に良かった。 大碓と明姫のようにも、なりかねないわけだし。あっちよりも、殺し合い演じた二人の方が、やるせなさはあるか。どちらが生き残るにしろ、生き残った方が後を追うのは確実と思うもの。

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2013/06/05

うーん。後半ちょっともたついたかな。 うすうす感じてはいたのですが、わたしは遠子に好感を持てていなかったのです。 ちょっとお子様すぎた。向こう見ずだったり、周りを振り回す身勝手さだったり。 そういう遠子の行動を見守っているのが結構しんどかったです。 結末はよかったのだけど、七...

うーん。後半ちょっともたついたかな。 うすうす感じてはいたのですが、わたしは遠子に好感を持てていなかったのです。 ちょっとお子様すぎた。向こう見ずだったり、周りを振り回す身勝手さだったり。 そういう遠子の行動を見守っているのが結構しんどかったです。 結末はよかったのだけど、七掬にももう少し出てきて欲しかったし、大王にお咎めがなかったのもどうなの?と思いました。

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2013/05/23

半分ほど読み進んだところで、上下巻を間違えて読み始めていることに気づいた一冊(笑)。 出だしがやや唐突な気がしたけど、そんなに違和感なく読めたのが不思議w 共鳴するように惹かれあうのに、様々な苦難が二人の幸せを阻む。 その最たる相手が小倶那の実の母親で、死して尚その執着心を強め...

半分ほど読み進んだところで、上下巻を間違えて読み始めていることに気づいた一冊(笑)。 出だしがやや唐突な気がしたけど、そんなに違和感なく読めたのが不思議w 共鳴するように惹かれあうのに、様々な苦難が二人の幸せを阻む。 その最たる相手が小倶那の実の母親で、死して尚その執着心を強め、小倶那に纏わりつく! それは最早、母親の愛でも何でもなく、単なる女の執念の様なモノに成り果てたその姿は、酷く醜く、哀れで、不快だった。 こんなモノの為に小倶那は死を選ばねばならないのか!? そう思うと、作者に怒りを覚えそうになったが、おかげで、最後にちゃんとハッピーエンドが訪れた時には心底嬉しくなった^^

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