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マリシャスクレーム(1) の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2019/05/31

軽く読めた。題材はとても面白いと思うが、肝心のクレーマーvs主人公がいまいちスッキリしない。「地獄を見せてやる」という割に、あんまりやっつけられていないような。こちら側がかなり執拗に苦しめられた分、思いっきりやり返してほしいのに反撃が割に合ってないように感じるので、爽快感がない。...

軽く読めた。題材はとても面白いと思うが、肝心のクレーマーvs主人公がいまいちスッキリしない。「地獄を見せてやる」という割に、あんまりやっつけられていないような。こちら側がかなり執拗に苦しめられた分、思いっきりやり返してほしいのに反撃が割に合ってないように感じるので、爽快感がない。 あと無駄にヒロインキャラが多すぎ。 多様なメンバーがそれぞれのやり口でクレーマーを撃退してところが一番楽しかった。

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2018/11/11

10冊くらいまとめ買いする中に1冊くらい失敗があっても良いかなと思って購入したけど予想外に面白かった。 実際のクレーマー対応はこんなスッキリはしないだろうが、だからこそ痛快に読めた。 さて、続編を買いに行こう。それが期待外れならどこに文句を言おうかな。

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2015/05/26

面白かったのだけど、クレーム読みながら気分悪くなっちゃって・・・・。こんな思い毎日してたら持たないわ私。窓口でもこーゆー訳わかんない人いたなあと思い出しながら、理不尽だったよなあと。頭下がります。そして今後の参考にもさせていただきたいです。できることなら使わずに過ごしたいですが。...

面白かったのだけど、クレーム読みながら気分悪くなっちゃって・・・・。こんな思い毎日してたら持たないわ私。窓口でもこーゆー訳わかんない人いたなあと思い出しながら、理不尽だったよなあと。頭下がります。そして今後の参考にもさせていただきたいです。できることなら使わずに過ごしたいですが。 そして続きが気になるのでした。

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2014/01/12

オペレーター個人を徹底的に攻撃する、「非人間的異常性悪質クレーマー(IPBC)」と、これに対抗する少数精鋭のコールセンターとの戦いを描いた新感覚サスペンス。電話を通した駆け引きだけでこれだけ緊張感があるのは、クレームに負けて回復不能なまでにダメージを負ったオペレーターたちの生々し...

オペレーター個人を徹底的に攻撃する、「非人間的異常性悪質クレーマー(IPBC)」と、これに対抗する少数精鋭のコールセンターとの戦いを描いた新感覚サスペンス。電話を通した駆け引きだけでこれだけ緊張感があるのは、クレームに負けて回復不能なまでにダメージを負ったオペレーターたちの生々しい姿が書かれているからだと思います。ストーリー展開は、最後の最後までもつれる意外な展開で、正直やられました。自分にはこの仕事は無理だなあと、あらためて感じました。

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2013/01/15

壊れたものを直す仕事をしていると、この世の中に壊れていないものなんてないんじゃないかと疑いたくなってくる。 どんでん返しはさほどの衝撃ではなく、ラスボスも今だ影しか見せず、明らかに続編を意識した作りになっている、物語がすべて閉じたときにこの作品の真の評価が与えられるのだろう

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2011/11/16

自分もクレーム対応の 仕事をしていたので。 こんな風に 自分の言いたい事を 言えるのならいいんですが... まあ面白かったです

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2011/09/09

唐突ですが、物語の舞台となっている場所でその本を読む・・・というのがいつかやってみたい贅沢です。歴史ものとか。私的にこれを「現場読み」と名付けていますが、うっかりこれが初めての現場読みの本となりました。 舞台はビルのオフィス。無機質な空間に間仕切りと電話がずらりと並ぶコールセンタ...

唐突ですが、物語の舞台となっている場所でその本を読む・・・というのがいつかやってみたい贅沢です。歴史ものとか。私的にこれを「現場読み」と名付けていますが、うっかりこれが初めての現場読みの本となりました。 舞台はビルのオフィス。無機質な空間に間仕切りと電話がずらりと並ぶコールセンター。 現場読みだからよけいに増す臨場感。そして現場読みだからこそ「これはないでしょう」と思わせる安心感。でも結局無機質に鳴り響く入電音にびくっとしてしまう。電話で人は殺せるだろう。

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2011/04/22

接客業――つまりサービスに携わる人間にとって、常に問題となるのはクレーマーの存在です。クレームの発生原因は自分たちにあるかも知れない、顧客である相手にあるかも知れない。でもどういった問題でも話が拗れてしまうと業務に関わる負担も大きくなり、一朝一夕で解決出来る問題ではなくなってしま...

接客業――つまりサービスに携わる人間にとって、常に問題となるのはクレーマーの存在です。クレームの発生原因は自分たちにあるかも知れない、顧客である相手にあるかも知れない。でもどういった問題でも話が拗れてしまうと業務に関わる負担も大きくなり、一朝一夕で解決出来る問題ではなくなってしまう。そういうことがある。時には、一企業ではどうすることも出来ず、裁判沙汰となるケースもあるかも知れない。 そうしたクレーム問題と真っ向勝負した作品が本作『マリシャスクレーム』だ。えげつない程に心の歪曲したクレーマーを相手に、クレーム対応の専門会社<エマージェンシーカスタマーセンター>の面々が活躍する物語。 今までの小説にはなかったような、それこそメディアワークス文庫の方針でもある、「いままでにはなかったエンタテインメント」を提供している。 この小説は、接客をやっている人間ややっていた人間、皆に読んで欲しい。辛辣なクレーマーの態度や口調は、読みながら「ああ、こういうのいるいる!」と共感出来ること受け合い。接客をしたことがない人にとっては「まさか、荒唐無稽だ」と感じるかも知れないが、いるんですよ。こういう顧客は。【312P】

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2014/07/21

普通のホラーのイメージとは違うのですが、仕事のお話系というよりは、ホラー・・。 今お仕事の1割位がお問い合わせ受けて答える、というもの。しつこくすれば要求がとおると思っている人や、わからずや、沽券のためだけに食い下がる人・・本当に嫌。人間の醜い心理のデパートだなぁと思います。 ...

普通のホラーのイメージとは違うのですが、仕事のお話系というよりは、ホラー・・。 今お仕事の1割位がお問い合わせ受けて答える、というもの。しつこくすれば要求がとおると思っている人や、わからずや、沽券のためだけに食い下がる人・・本当に嫌。人間の醜い心理のデパートだなぁと思います。 その究極に怖いモノが書かれていて、その心理が書かれているのはすごいなぁと思うけど、二回読むことは・・ないな。なんとも読後感にぐったりくる話でした。 #bookoff

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2010/11/12

10.11.12読了。 着眼点が面白いと思って買いました。 内容的には、もっと掘り下げる事ができたんじゃないかな、と。第8フロアのメンツが紹介されるくらいまでが一番面白かった気がする。せっかく設定が独創的なので、後半の平坦すぎる展開はもったいなかったなぁ。

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