生徒会の八方 の商品レビュー
“杉崎ハーレム”は6人体制なのか?
物語の終わりを見据えて着々と下地が用意されつつある。基本的な構成こそ変わらないが、【楽園からの帰還】と題したプロローグとエピローグの部分で、先輩達の卒業式を目前に行方をくらました鍵の「その後」が描かれている。ここで登場する、かつての仇敵【枯野恭一郎】とのやり取りが興味深い。その前...
物語の終わりを見据えて着々と下地が用意されつつある。基本的な構成こそ変わらないが、【楽園からの帰還】と題したプロローグとエピローグの部分で、先輩達の卒業式を目前に行方をくらました鍵の「その後」が描かれている。ここで登場する、かつての仇敵【枯野恭一郎】とのやり取りが興味深い。その前に、飛鳥を前にして(フリ○ンで)自らのハーレム構想をアツく語った鍵だが、この大いなる「理想」に対して、ある意味冷酷なまでの「現実」を突き付ける枯野。この理想と現実の双方が(理屈としては)正論なだけに平行線なのだが、どちらにせよこれを実行するには多大な「覚悟と責任」を要することを示唆している。悪態を吐きながらも何気に男を上げている枯野にとって≪楽園≫は決して悪い所でもなかったのでなかろうか。 本編は、まぁ、いつも通りである。大変面白い。しかし、読み手も慣れたせいか、当初の超新星爆発のような笑いの破壊力はさすがに少々影を潜めた感あり。外出時に読んでも大丈夫なくらい。そして、ここにきての変化球的演出なのか、それともとうとうネタが枯渇したのか、その真相は作者のみぞ知るところだが、【きみつの生徒会】や【聖戦】といった『黙示録』(短編集)向きなものが含まれている。【最終話~回収する生徒会~】も内容的には変わりダネ。そして、これら変わりダネの方が面白いのが若干皮肉だったりする。しかも、オビにあった「○○陥落!!」の場面もここに含まれ、自分の気持ちをはっきり自覚した娘の“デレ”とはこうも強力かっ!という本巻のクライマックスとなっている。【第二話~本音の生徒会~】でも「本音」がダダ漏れになった人がいて、鍵の「理想」実現に向けての素地が伏線的に散りばめられた印象である。思えば『四散』での真冬ちゃんの告白から既に始まっていたのかな?
DSK
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飛鳥に自分の答えを告げ、杉崎は枯野と共に卒業式にむかう。まさかの枯野さんの再登場に驚きました。「楽園」に送られたことが原因か若干情緒不安定ぎみですが、横暴の中にいい人が見え隠れしていて、なにやらとってもかわいいです。他にも、本音の追記や朽木の報告書、杉崎のエロゲ騒動、生徒会役員の幼児化もおもしろかった。特に知弦のかわいさが前面に出ていて満足。深夏が自分の気持ちに気付き、杉崎もハーレムへの想いを強くし。どう決着がつくのか楽しみにしています。
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生徒会の一存シリーズを読んでいて毎回思うのは、テンポ感の良さが凄すぎるということです。 私は八方に収録されている"聖戦"というお話で毎度飽きずに爆笑してしまうのですが、内容は杉崎がアダルトゲームのシリアルコードはがきを探すだけのお話です。 それがどうしてここまで面白くなるのか、ヒ〇カゲさんのくだりが大好きです。
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飛鳥とのシリアス回がメインかな!?? 枯野さんとのかつてのライバルが今は友となる的なジャンプ的なノリも好きだった。やっぱり社会のしがらみからでると?人って変わるのかなぁとか色々何故か考えてしまった。 枯野さんイケおじになれるのでは!?
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卒業式に杉崎は現われるのか、というストーリーが6巻以降進行していたのですが、この巻で杉崎が決着をつけることになります。そして枯野恭一郎の再登場。しかも杉崎のダーク・サイドのようなことを語り出します。 個人的には、飛鳥とのやりとりはもうちょっと修羅場になってもよかったという気がし...
卒業式に杉崎は現われるのか、というストーリーが6巻以降進行していたのですが、この巻で杉崎が決着をつけることになります。そして枯野恭一郎の再登場。しかも杉崎のダーク・サイドのようなことを語り出します。 個人的には、飛鳥とのやりとりはもうちょっと修羅場になってもよかったという気がします。まあ、結論は最初から決まっていたわけなんですが、ちょっとあっけなさすぎて、飛鳥が安っぽいサービス・カット要員のように見えてしまいました。 本編では、台詞に本音を付け加える第2話がおもしろく読めました。というか、ただ生徒会室で駄弁るだけの物語という厳しい制約の中で、次から次におもしろい試みを打ち出してくるなあと感心させられます。 杉崎と深夏が生徒会への要望アンケートを回収する最終話では、深夏の本妻っぷりが強調されていて、番外編の「碧陽学園生徒会黙示録」シリーズのような雰囲気の話になっています。
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卒業式に向けていろいろ片づけている感ありですな。林檎回の「聖戦」が身につまされました。ああいうことってたまにあるよねえ。どうしてもやりたいのに見つからないって…。とてもよく共感できました! って…ただの作者の体験談?
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漫才の台本みたいで笑えます。そんな中にも心温まる話などもあっておもしろいです。絵は萌えですがほのぼのとしたおススメシリーズ。ラストに向かって展開が動き出します!
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杉崎肝心なところで鈍すぎるな!w そしてまさかの枯野氏復活。 杉崎と枯野がお互い屈折しすぎて会話がおかしな事になってるw 完璧な(黒いとこ含めて)知弦さんがまさかの崩壊を起こしたり、後半なんか物語が進んだりで忙しい内容に。 てか、10巻で終わりだもんね。さすがに進まなきゃ・・...
杉崎肝心なところで鈍すぎるな!w そしてまさかの枯野氏復活。 杉崎と枯野がお互い屈折しすぎて会話がおかしな事になってるw 完璧な(黒いとこ含めて)知弦さんがまさかの崩壊を起こしたり、後半なんか物語が進んだりで忙しい内容に。 てか、10巻で終わりだもんね。さすがに進まなきゃ・・・ね。
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タイトル*生徒会の八方 碧陽学園生徒会議事録8 作者*葵 せきな 出版社*ファンタジア文庫 ようこそ、私立碧陽学園生徒会室へ! 美少女役員四人+おまけ一人、生徒諸君のため、今日も何かと戦っております!! 今、すべてに決着をつけるため、アイツが帰ってきた。 「何も傷つけたくな...
タイトル*生徒会の八方 碧陽学園生徒会議事録8 作者*葵 せきな 出版社*ファンタジア文庫 ようこそ、私立碧陽学園生徒会室へ! 美少女役員四人+おまけ一人、生徒諸君のため、今日も何かと戦っております!! 今、すべてに決着をつけるため、アイツが帰ってきた。 「何も傷つけたくないなら、今すぐ死ね。死にたくないなら、何かを傷つけることを躊躇うな」 あばかれる本当の想い、互いへの疑心、失われた言葉、開かれる記憶の扉__そして、少女は決意する。 「この気持ち……確認させて……くれない、かな」 少年少女の日常をみずみずしく描いた青春小説の傑作「生徒会の八方」__NOW ON SALE!!……う、嘘は言ってないもん!
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七光まで読んでおそらく三年くらい間を開けて読んだのだけど、割と普通に読めた。 会話をまわしていく馬力は相変わらずですね。 やっぱ深夏がかわいい。
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