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夏から夏へ の商品レビュー

3.8

34件のお客様レビュー

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    8

  2. 4つ

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  3. 3つ

    7

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2011/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あれですね「一瞬の風になれ」の作者として有名な方です.この本自体は大阪世界陸上から北京五輪までの4継リレメンのノンフィクションです.陸上関係者は特に感じるものがあるのかな,と.

Posted byブクログ

2011/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 陸上を見る時に、気持ちの入れ方が変わる。トップアスリートとして頑張っている人の話は面白い。自分に妥協しないところや人に言われてやっていては、ダメなところや厳しい世界だと思うけど、強い人たちなんだなあと思った。切磋琢磨する仲間や指導者を求めて自分で決めて自分が求めてその世界で頑張っているところがすごいと思う。言い訳をしない強さがあるのが、珍しい人たちだと思った。わが子に読ませたいよ。

Posted byブクログ

2011/06/18

もしかしてボクが一番好きかも知れない作家が佐藤多佳子。彼女の作品で外れは一度もなかった。今回の「夏から夏へ」を読むまでは。この作品が世界陸上の「四継」をテーマにするドキュメンタリーだということは、読み始めて初めて知った。まったく先入観のないまま読んだのだが、スポーツノンフィクショ...

もしかしてボクが一番好きかも知れない作家が佐藤多佳子。彼女の作品で外れは一度もなかった。今回の「夏から夏へ」を読むまでは。この作品が世界陸上の「四継」をテーマにするドキュメンタリーだということは、読み始めて初めて知った。まったく先入観のないまま読んだのだが、スポーツノンフィクションというジャンルが嫌いでないボクにも、今一つだった。 もっとも、それは、北京オリンピックでの日本チームのメダル獲得という当時の彼女が知りえなかった状況を知っていて、そこにつながる流れを、知らず知らずに求めてしまっているからかもしれない。

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2011/05/22

世界陸上大阪大会のリレーメンバーの物語。実話。 陸上好きにはたまらない一品だと思う。 佐藤多佳子さんの前作、一瞬の風になれ、が面白くて、買ってみたけど、普通の小説と思ったら、ノンフィクション。アスリートのすごさは伝わったけど、小説読みたいと思って読んだので、あんまり気持ちが入...

世界陸上大阪大会のリレーメンバーの物語。実話。 陸上好きにはたまらない一品だと思う。 佐藤多佳子さんの前作、一瞬の風になれ、が面白くて、買ってみたけど、普通の小説と思ったら、ノンフィクション。アスリートのすごさは伝わったけど、小説読みたいと思って読んだので、あんまり気持ちが入らなかった。別の機会に読み直します。

Posted byブクログ

2016/07/30

実はノンフィクションとは気付かず、間違って買ってしまいました。 しばらく手を出しかねていたのですが、読み始めると一気でした。面白い。 佐藤さんのアスリート・ミーハーぶりには批判もあるようです。確かにノンフィクションと言う視点からすれば、(まだ若い選手をインタビューして悪くは書けな...

実はノンフィクションとは気付かず、間違って買ってしまいました。 しばらく手を出しかねていたのですが、読み始めると一気でした。面白い。 佐藤さんのアスリート・ミーハーぶりには批判もあるようです。確かにノンフィクションと言う視点からすれば、(まだ若い選手をインタビューして悪くは書けないでしょうが)登場人物が美化され過ぎているきらいもありますし、感情に走り過ぎ本筋とは離れた表現・シーンも多く存在します。 しかし、私には佐藤さんの陸上競技に対する愛情が、この作品の爽やかな読後感を生み出しているように思えます。 どこか沢木さんのノンフィクションを思わせる構成です。

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2011/07/25

北京オリンピックの時には、既にバンコクに赴任していた。タイでもオリンピックの放送はやっていたのだが、どこの国も同じように、その国の選手が出場する種目を中心に放送することとなっている。タイの選手が活躍する種目というと、重量挙げとかボクシングとか、その他人気のある種目としてはサッカー...

北京オリンピックの時には、既にバンコクに赴任していた。タイでもオリンピックの放送はやっていたのだが、どこの国も同じように、その国の選手が出場する種目を中心に放送することとなっている。タイの選手が活躍する種目というと、重量挙げとかボクシングとか、その他人気のある種目としてはサッカーとかバレーボール等が放送されていたように記憶している。というわけで、この本の題材となっている、100m×4のリレー(4継というらしい)の日本チームがメダルをとった走りの放送は、残念ながら見ることが出来なかった。この本は、その4継日本チームの2007年大阪陸上(5位だった)から北京オリンピックにいたるまでの間の記録を綴ったノンフィクション。作者が陸上競技、この4継チーム、そしてチームメンバーに対して深い愛情を持っていることがよく分かる。取材やインタビューも丁寧で、チームメンバーの個性や人となりもよく分かる。それでも、物足りなく感じた。優れたノンフィクションというのは、人物像や事実の紹介にとどまらないのではないか。作者なりの事実の解釈やストーリーがあるのではないか、でも、この本にはそれがないのではないだろうか、というのが物足りなさの理由だと思う。

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2011/03/01

ホンモノの人が発信する言葉はやっぱり心を捕らえる。 この書き手というよりリレーメンバーの珠玉の言葉たち。

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2010/12/26

第一線で活躍するスポーツ選手について書いてある本を読むと、いつも感じること「なぜ、この人たちはあきらめないのだろう?」 陸上短距離の世界なら、黒人の速さに勝てないと思いそうなのに、それでもあきらめていない。それでいて、彼らは自分たちに才能があると思っていない。自分たちの才能で勝て...

第一線で活躍するスポーツ選手について書いてある本を読むと、いつも感じること「なぜ、この人たちはあきらめないのだろう?」 陸上短距離の世界なら、黒人の速さに勝てないと思いそうなのに、それでもあきらめていない。それでいて、彼らは自分たちに才能があると思っていない。自分たちの才能で勝てると思っていない。トップレベルで争う中にいたら、きっとそんなことを思えないのだろう。だから、頭を使い考えて、工夫し、強くなろうとする。 でも、それで勝てるかどうかは分からない。それでも、あきらめず進んでいく気持ちは、どこから来るのか?

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2011/10/07

◆みんな迷っている◆ 北京オリンピック陸上400mリレーで銅メダルをとったチームを、やはり陸上リレーを扱った『一瞬の風になれ』の著者が取材した作品。 日本のリレーはバトンパスがポイントになっているが、自分が足を引っ張ってしまったら・・・という意識は誰一人持っていない。そこにたどり...

◆みんな迷っている◆ 北京オリンピック陸上400mリレーで銅メダルをとったチームを、やはり陸上リレーを扱った『一瞬の風になれ』の著者が取材した作品。 日本のリレーはバトンパスがポイントになっているが、自分が足を引っ張ってしまったら・・・という意識は誰一人持っていない。そこにたどり着くまでの「迷い」があったからこその自分自身とチームメイトへの信頼が生まれ、そして次の「夏」への迷いが続く。この本を読むと北京オリンピックの映像も見たくなる!

Posted byブクログ

2010/12/09

陸上してるひと(特に短期間選手)に読んでほしい。 日本のトップ選手の、裏側を見れます。 みんな強さと弱さを抱えているということ。 競技面だけでない選手の人間性など。 読むと、やる気になります!

Posted byブクログ