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13歳からの法学部入門 の商品レビュー

3.7

38件のお客様レビュー

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2019/08/12

法律とは?善悪とは?正義とは?なぜ人は戦争をするのか? 等々、基本的ながら、いざ答えようと思っても難しい疑問について解説。 ・「又は」と「若しくは」の違いは知らなかった。 ・六法全書の六法とは憲法、民法、商法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法というのも恥ずかしながら知らなかった。

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2019/03/08

小中高の学習指導要領に「法律科目」が入るようになった。そのために最低限度の法律知識を提供するという。裁判員制度もあるので、大人のためにもなるな。「権利の上に眠る者は保護せず」。権利を侵害されたものは能動的に行動して権利を主張しないといけないのだな。判例の読み方:or: 又は(大分...

小中高の学習指導要領に「法律科目」が入るようになった。そのために最低限度の法律知識を提供するという。裁判員制度もあるので、大人のためにもなるな。「権利の上に眠る者は保護せず」。権利を侵害されたものは能動的に行動して権利を主張しないといけないのだな。判例の読み方:or: 又は(大分類)、若しくは(小分類)。and: 及び(小分類)、並びに(大分類)。法的三段論法:この事案はAという条文の問題だろうか?(問題提起)。一般的にAという条文は、〇〇〇のように解釈するべきだ(規範定立)。この事案は〇〇〇と解釈することができる。よって、この事案にはAという条文が適用される(当てはめ)。

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2019/02/15

まじで2018年に読んだ本の、ベスト3に入るくらい良い本。「法律ってなに?」「なんのためにあるの?」「どうやって法律読むの?」という法学の基本を体系的に学べるだけでなく、法律の源となる「政治哲学」や、法律と密接に関係のある「経済学」などとの関連も、とてもわかりやすく示していて、ほ...

まじで2018年に読んだ本の、ベスト3に入るくらい良い本。「法律ってなに?」「なんのためにあるの?」「どうやって法律読むの?」という法学の基本を体系的に学べるだけでなく、法律の源となる「政治哲学」や、法律と密接に関係のある「経済学」などとの関連も、とてもわかりやすく示していて、ほんとに入門者にはうってつけ!

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2017/07/01

ちょっと最新の情報じゃないから、それを気を付けながら読むべきだと思った。 法律初学者はこれ読むと憲法、法律の全体像が見えやすい。 13歳が読むにはちょっと難しいのではと思うことも。 一応既に学習していたので復習や再確認としてはかなり良いものになった。

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2016/08/07

「13歳~」というだけあって、法律の基本的な考え方から、かなりかみ砕いて説明してあります。 第6章の法律の読み方は、「又は」と「若しくは」の違いや、解釈の種類について説明してあるので、初学者の参考になります。

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2015/10/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

13歳からと書いてあるだけあって、非常に読みやすかった。それでいて内容は濃密で勉強になる。 「法律って必要なの?」 「なぜ人を殺してはいけないの?」 「戦争では人を殺してもいいの?」 「正義って何?」 これが本書の冒頭だ。これらの疑問に答えることは難しい。本書を読んでも答は出ることはない。だが考えることそれ自体に意味はある。考えるための教材として本書は最適だ。 個人的にはロックの『統治二論』ホッブスの『万人による万人に対する闘争』、アダムスミスの『国富論』、ベンサムの「最大多数の最大幸福」、ロールズの『正義論』この辺りの説明が満遍なく中学生にもわかるようにされていて、グッド。これによって古代から現代に渡って議論されてきた正義のあらましが分かる。 これまでの読書してきた中で、何度か出会った人物、用語だったが、この機会に復習できたよかった。

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2015/08/21

440 法律と経済、思想などを合わせた歴史がわかりやすくまとめられている。 アダムスミスが『国富論』で定給制のオックスフォード大学をけなしているのを紹介しているのは面白かった。

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2014/04/14

法律に関する基本的な内容を分かりやすくまとめた本。 「法律って何?」「法律って必要なの?」と、普段意識しないような疑問を改めて取り上げる事で、法律の役割、ホッブスやルソーの思想、正義についての考え方等を解説しつつ、その歴史的な推移にも言及している。わかっているようで、わかっていな...

法律に関する基本的な内容を分かりやすくまとめた本。 「法律って何?」「法律って必要なの?」と、普段意識しないような疑問を改めて取り上げる事で、法律の役割、ホッブスやルソーの思想、正義についての考え方等を解説しつつ、その歴史的な推移にも言及している。わかっているようで、わかっていなかった重要な事を易しく説明し直している点がこの本のポイント。 さらに本書では一貫して「活字に惑わされず、自分の頭で考えること」の重要性を主張しており、それを意識しながら読み進める事で、13歳以上の人が読んでも新たな発見があると思う。

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2014/01/17

法学を学んだことがないけれども、ちょっと興味がある、という人にはぴったりの本。 法学部を目指す高校生などは必読では? と思う本です。 何とはなしに手にしたのですが、読んで良かったと思える本でした。

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2013/05/27

この手の新書というと、最近は「キヨミズ准教授~」が話題だが、3年前に出版されたこれもかなり良いと思う。 憲法学者の書いた「キヨミズ准教授~」が、割と実定法を広範に取り扱うものだとすると、弁護士の書いた本書は割と理念的、思想史的な話が多く、まずその点に驚く。 3,4章あたりで少し気...

この手の新書というと、最近は「キヨミズ准教授~」が話題だが、3年前に出版されたこれもかなり良いと思う。 憲法学者の書いた「キヨミズ准教授~」が、割と実定法を広範に取り扱うものだとすると、弁護士の書いた本書は割と理念的、思想史的な話が多く、まずその点に驚く。 3,4章あたりで少し気になるところもあったが、基本的には終始良い入門書であったように思う。

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