1,800円以上の注文で送料無料

13歳からの法学部入門 の商品レビュー

3.7

38件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/07/24

本書の感想を一言でいうと、 「わかりやすくておもしろい!」 かな。 学生の頃学んだことをもう一度わかりやすく教えてもらえました。 とくに印象に残っているのは 第3章-1 なぜ人を殺してはいけないのか? 第5章  権利を実現するのは大変だ! の2章。 第3章では、歴史上、共同...

本書の感想を一言でいうと、 「わかりやすくておもしろい!」 かな。 学生の頃学んだことをもう一度わかりやすく教えてもらえました。 とくに印象に残っているのは 第3章-1 なぜ人を殺してはいけないのか? 第5章  権利を実現するのは大変だ! の2章。 第3章では、歴史上、共同体の維持のためには「殺してはいけない」と「殺せ」という相反するルールが受け継がれてきたことが語られている。そして、最後には世界の国々がひとつの共同体になっていくことと、個々人が想像力を鍛えることが大切だという内容で締められており、とても共感できる内容だった。 第5章では、「「権利と義務」では権利をもっている人の方が立場が上、権利を持っている人のほうが得」というイメージを持たれがちだが、「現実の世界ではその逆で、権利をもつものはその行使のために多くの努力しなければならない」という部分が印象的だった。「権利の上に眠る者は保護せず」というのは痛烈な一言ですね。

Posted byブクログ

2010/09/08

法律の歴史・不思議について13歳にもわかる言葉で書いてある。 だけど扱ってる内容は基本的かつ本質的なので13才と数十ヶ月のわれわえrが読んでもためになる。 法学部の一番最初の授業を100倍分かりやすくして一冊の本にまとめた感じなので目新しいことはないけど、これをよめば世の法律学...

法律の歴史・不思議について13歳にもわかる言葉で書いてある。 だけど扱ってる内容は基本的かつ本質的なので13才と数十ヶ月のわれわえrが読んでもためになる。 法学部の一番最初の授業を100倍分かりやすくして一冊の本にまとめた感じなので目新しいことはないけど、これをよめば世の法律学部生の三割くらいには勝つことができるとおもう。

Posted byブクログ

2010/07/01

法とは何か、どのようなルーツがあるのか等で終始していれば単なる教科書で面白くない。本書が優れているのは、絶えず読者に語りかけて考えさせようとしている点。なぜ法は必要なのか。法は100%我々を守ってくれる訳ではない(ではどうしたら良いか?)。先人が勝ち得てきた基本的人権をいかね発展...

法とは何か、どのようなルーツがあるのか等で終始していれば単なる教科書で面白くない。本書が優れているのは、絶えず読者に語りかけて考えさせようとしている点。なぜ法は必要なのか。法は100%我々を守ってくれる訳ではない(ではどうしたら良いか?)。先人が勝ち得てきた基本的人権をいかね発展させていくか。法の入り口に立たせてくれる、まさに「入門書」で、学習意欲を湧かせる素晴らしい本だと思う。

Posted byブクログ

2010/06/30

● 争い合っているどちらの側にもそれぞれの「正義」があるということは、現実社会では当たり前のことなんだ。 ● パイを大きくするためにいかに効率的に資源を分配するかという経済学の問題は、科学的にかなり正確に測定することができる。これに対し、「できあがったパイをどのように分配するか...

● 争い合っているどちらの側にもそれぞれの「正義」があるということは、現実社会では当たり前のことなんだ。 ● パイを大きくするためにいかに効率的に資源を分配するかという経済学の問題は、科学的にかなり正確に測定することができる。これに対し、「できあがったパイをどのように分配するか」という正義の問題を、科学的に測定することは不可能だ。パイをつくることとできあがったパイをどのように分けるかは、密接不可分なように見えて、実はまったく次元の異なる問題なんだ。 ● 民主主義の最大の弱点は「多数決」。 ● これが非常に間違いやすい点だ。「or」の場合は日常的によく使われる「又は」が大分類であるのに対して、「and」の場合は原則として「及び」とセットのときだけ使われる「並びに」が大分類になっているんだ。

Posted byブクログ

2010/06/29

第3章での「なぜ殺人をしてはならないのか?」の答えに、法律の必要性を挙げておきながらも、結局は人間の想像力(イマジネーション)がそれを抑止する最大の要素だという著者の考えに強く同意し感動した。(その例にあげられていた文章は必読) あくまでも「法学部入門」であって「法学入門」や「...

第3章での「なぜ殺人をしてはならないのか?」の答えに、法律の必要性を挙げておきながらも、結局は人間の想像力(イマジネーション)がそれを抑止する最大の要素だという著者の考えに強く同意し感動した。(その例にあげられていた文章は必読) あくまでも「法学部入門」であって「法学入門」や「法律入門」ではないので、法律にちょっとでも興味がわいた人にこそ是非読んでほしい一冊。またタイトルにもある通り、13歳から(高校生ぐらいまでの年代)の子どもたちに、なぜ法律が必要なのかを知ってもらうためにもピッタリな一冊だ!

Posted byブクログ

2010/06/29

法律の超超基礎入門書でしょう。13歳じゃなくても、法律を勉強したい方にピッタリの本です。 読者に対して、対話形式で書かれているのでスラスラ読めてしまうんですね。知らない間に法を犯して損する前に、この本を読んでおくべきです。

Posted byブクログ

2010/06/03

法学部へ再入学してみましたw 法律の考え方のエッセンスがわかりやすく書かれててよい。再確認になった。 ただ、書き方が話し口調なのは質を下げてはないだろうか?

Posted byブクログ

2010/06/02

語り口調が気にはなったが「13歳からの~」のタイトルを思えばやむを得ないか。 確かに読みやすくわかりやすい。ファミレスで小一時間で読み切った。

Posted byブクログ