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朝日のようにさわやかに の商品レビュー

3.4

152件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    46

  3. 3つ

    63

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    2

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2018/07/04

恩田陸らしさが詰まった短編集。特に5ページしかないショート・ショートもあって、飽きなかった。恩田陸を読むと夢の中のような幻想的で曖昧な描写にいつも驚かされる。曖昧というか、抽象的というか、、、ドキドキするホラーからドラマチックな物語まで幅が広い!一番は「楽園を追われて」が好きだっ...

恩田陸らしさが詰まった短編集。特に5ページしかないショート・ショートもあって、飽きなかった。恩田陸を読むと夢の中のような幻想的で曖昧な描写にいつも驚かされる。曖昧というか、抽象的というか、、、ドキドキするホラーからドラマチックな物語まで幅が広い!一番は「楽園を追われて」が好きだった。恩田陸はやっぱりすごいなあ

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2017/11/25

『図書室の海』と同様に、とっても「恩田陸」な短編集。短編集としての一連の構成は、「ご案内」「冷凍みかん」「深夜の食欲」など、ところどころにぞくっとする話が挟み込まれ、緩急があって非常に読みやすかった。 水野理瀬シリーズが好きなので、ヨハンが本編以上に冷酷な顔を見せる「水晶の夜、翡...

『図書室の海』と同様に、とっても「恩田陸」な短編集。短編集としての一連の構成は、「ご案内」「冷凍みかん」「深夜の食欲」など、ところどころにぞくっとする話が挟み込まれ、緩急があって非常に読みやすかった。 水野理瀬シリーズが好きなので、ヨハンが本編以上に冷酷な顔を見せる「水晶の夜、翡翠の朝」が特に良かった。

Posted byブクログ

2017/05/21

短編集。理瀬シリーズが入ってるから買った。結構ホラー系多くてちょっとドキドキしながら読んだ。面白かった。

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2017/03/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集。 全然違う作風で、多様多彩でそれぞれ面白い。 タイトルの作品はエッセイだった。 曲、きいてみようか。。 文庫本にあたっての後書きあり。 が、その後書きを読んでも分からない事もあって、もっと色々知りたいと思う。。 (アガサクリスティとか、『いいわけ』のモデルとか。。) フォロワーさんに教えて貰って『淋しいお城』目的。 (『七月に流れる花』と『八月は冷たい城』の予告として書かれたもの) こちらの方が、直接的な死 ではないけれど、悲しい、と感じた。 けれど、淋しい子どもを探してくるみどりおことが妙にサバサバしていて。。 役割交代の時に以前のそんな感情すら食べてしまうのだろうか。。 他作品も面白いが、読んだ時の状況、年齢によって、どの作品が心に残るか、違ってきそう。 『おはなしのつづき』 ネタが白雪姫だったから、お母さんが美人なお医者さんを殺してしまったのかと思った。。 全然違った。。。 そんな予想をたてた自分にヘコんだ。。 今江さんの『さよなら子どもの時間』も読んでみたい。 『卒業』 このタイトルでこの内容を予想できる人がいるのだろうか。。 強烈に記憶に残る。。

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2016/10/29

短編です。どれも読みやすかった。最初の「水晶の夜、翡翠の朝」が良かった。これはシリーズみたいなので他のも読んで見よう。

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2016/07/22

短編集、「水晶の夜、翡翠の朝」と「赤い毬」はアンソロジーで既読。「あなたと夜と音楽と」が一番面白かった。本当にラジオの深夜放送を聴いている気分。 「淋しいお城」はドキッとする。自分も淋しい子どもだったのかな…と。 「楽園を追われて」は「猫と針」や「黒と茶の幻想」を彷彿させる。恩田...

短編集、「水晶の夜、翡翠の朝」と「赤い毬」はアンソロジーで既読。「あなたと夜と音楽と」が一番面白かった。本当にラジオの深夜放送を聴いている気分。 「淋しいお城」はドキッとする。自分も淋しい子どもだったのかな…と。 「楽園を追われて」は「猫と針」や「黒と茶の幻想」を彷彿させる。恩田陸はこういった同窓生が集う話が上手いですね。

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2016/07/17

16/07/17 「あなたと夜と音楽と」。会話ミステリってどきどきですね。 ちょっとわたしの頭では理解できない作品が多かった。

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2016/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館の海以来の14編からなる短編集。 ミステリーやホラー、ほろりとくる話など、前作同様盛りだくさんな内容。 なのだが、個人的に気に入ったのは、どれにも属さない、まるでエッセイのような雰囲気の表題作「朝日のようにさわやかに」と、4人の友人関係がなんとなく共感できる「楽園を追われて」。 恩田作品といえばミステリーではあるし、いつもドキドキさせてくれて楽しませて頂いているのだが、そういうジャンルとは違う、この2編の長編作品をぜひ読んでみたい。 もう一つ嬉しかったのは「麦の海に沈む果実」の面々に出会えたこと。 理瀬はいなかったが、ヨハン、憂理、聖、校長は出てきたし、内容もダークな話で、ぜひこの長編の続きも読んでみたい。

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2015/09/18

タイトルとは裏腹にミステリー色が強い一冊でびっくりしました。恩田陸の短編を読むのははじめてでしたがなんだか新鮮なかんじ。 (図書館)

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2015/06/13

恩田ワールド全開!!という感じ 一篇は、数分から数十分で読めるような短さながら 内容は濃く。 ホラーあり、ふんわりあり、クラリとした展開あり。 楽しめます!

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