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ねじとねじ回し の商品レビュー

3.3

28件のお客様レビュー

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2026/03/07

この1000年間で発明された最高の道具として、ねじとねじ回しについての深掘り。安価な先発品である釘との差別化や、モーズレーによる精度の高い旋盤を使った量産化など、ねじずくし。元旋盤工、作家の小関智弘氏による解説が面白い。

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2024/09/12

 著者のリプチンスキさんは奥さんのことが大好きみたいです。わたしといっしょ。  表紙を見るとサブタイトルに「この千年で最高の発明」とあります。そしてタイトルが「ねじとねじ回し」、だから、ねじとねじ回しが最高の工具なんですよね。  それについては特に異論はありません。しかし、どの...

 著者のリプチンスキさんは奥さんのことが大好きみたいです。わたしといっしょ。  表紙を見るとサブタイトルに「この千年で最高の発明」とあります。そしてタイトルが「ねじとねじ回し」、だから、ねじとねじ回しが最高の工具なんですよね。  それについては特に異論はありません。しかし、どのようにして「最高」に選ばれたのか、とても興味がありました。  誰がどんな判断基準で?ほかにどんな候補があったんだろう?とか、思ったんです。  この本が書かれるきっかけは、ニューヨーク・タイムズ紙からのエッセイ執筆依頼、内容は「最高の道具(工具)」にしてくれと。例のミレニアムのために特集したかったみたいです。  どうやって決まるのかなと読んでると、え?!なんだよ~このグダグダの決め方はと思ってしまいました。  でも、わが身を振り返っても同じか・・・しょせん「夫」とはそういうものだよね。わかりました、ねじとねじ回しでいいですよ〜。  裏表紙とかに書いてある内容紹介だと、さもミレニアムに選ばれて当然みたいに書いてあるけど、ちょっと違うんじゃない。 リプチンスキさん、途中からやる気出したみたいだからいいけど。  ということで、この本は工具史とか技術史とかの、歴史本です。リプチンスキさんが歴史をどうたどったらよいかを見せてくれます。そこがおもしろいです。  第一にみるべきは、オックスフォード英語辞典みたいです。そこから文献をたどるようです。どの項目を見るかがポイントみたいですね。  それからフランスの百科全書、博物館ににも行く。図版や絵画にチョッコと描かれている道具や機械に注目するのも大切みたいです。ねじが使われていること多いから当然ですね。  特におもしろいのは、旋盤とねじの精密さを追い求める物語でした。  フランスの蒸気機関のパイオニア、E・M・バタイユさんの言葉に感動しました。 引用;P130 「発明とは、科学者の詩作ではないだろうか。あらゆる偉大な発見には詩的な思考の痕跡が認められる。詩人でなければ、なにかを作り出すことなどできないからだ」 さすがフランスのかたです。  そして物語のシメは、紀元前ギリシア、シチリア島の「ユーレカ!」でおなじみのあの人です。映画でインディー・ジョーンズ博士とも共演してました。  その物語を読むと、もしも古代ギリシアの科学技術が滅びることなく発展していたら、としばし夢想してしまいます。

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2024/06/23

古本市で偶然見つけた。 ねじとねじ回しは、日頃顧みられることがない。 しかし、様々な機械に利用されていて、生活するには欠かせない。 そんなねじとねじ回しが本のテーマになったのは、ニューヨーク・タイムズが21世紀を前にして、日曜版でミレニアム特集をするから何...

古本市で偶然見つけた。 ねじとねじ回しは、日頃顧みられることがない。 しかし、様々な機械に利用されていて、生活するには欠かせない。 そんなねじとねじ回しが本のテーマになったのは、ニューヨーク・タイムズが21世紀を前にして、日曜版でミレニアム特集をするから何か記事を書いてくれないかと著者に依頼したことがキッカケだった。 著者は建築・住宅から技術文化一般を扱った本を多数出版している。 いろいろ考えた結果、奥さんに相談して「いつも家においてある道具があるわ。ねじ回しよ」と言われた。 著者はそこからねじ回しさらに文献をあたっていくにつれて興味を持ったねじについて追い求める旅に出た。 日ごろ気にも留めなかったので、興味深く読めた。

Posted byブクログ

2025/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

百科事典の文献から歴史資料館へ訪れてみてなどの著者自身が探る過程を踏みつつねじの歴史を追っていく。 工学の歴史の本を読むのが初めてだったので非常に新鮮だった。序盤は退屈だったがロバートソンネジや標準ねじの作成の話など興味ぶかかった。 日本はネジを発明できなかったためドアがなく襖文化だったらしい。wikipediaのねじの項目に書いてあった。

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2024/02/02

とても身近なネジにこんなに幅広い製品にとても古くから使われ発展していく様を読み進めるのは楽しかった。 ただ、技術的知識が足りないせいで機械の構造を文体だけで説明されてもわからないものが多く、理解はしづらいかなと思った。 出てきた博物館とか、海外なので難しいけど見に行ってみたいなと...

とても身近なネジにこんなに幅広い製品にとても古くから使われ発展していく様を読み進めるのは楽しかった。 ただ、技術的知識が足りないせいで機械の構造を文体だけで説明されてもわからないものが多く、理解はしづらいかなと思った。 出てきた博物館とか、海外なので難しいけど見に行ってみたいなと思った

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2023/06/10

身の回りに必ずあるネジは、人類最高の発明であり、アルキメデスが発明したとも言われているそうです。そんなネジとその後に発明されたネジ回しの歴史と蘊蓄がたっぷりつまった一冊でした。先人の職人の努力とこだわりが伝わって来ました~

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2022/07/11

ねじとねじ回しを求めて色々な資料の隅っこを探している様子がおもしろい。劇のように、次々とねじに関わる色んな時代の人の姿が出てきて、楽しく読めます。 以下、わたしのお気に入りの部分を引用↓ 工具によっては、特定の問題を解決するために発達したものもある。古代ローマの枠のついた大の...

ねじとねじ回しを求めて色々な資料の隅っこを探している様子がおもしろい。劇のように、次々とねじに関わる色んな時代の人の姿が出てきて、楽しく読めます。 以下、わたしのお気に入りの部分を引用↓ 工具によっては、特定の問題を解決するために発達したものもある。古代ローマの枠のついた大のこや、ソケットつきハンマーがその例だ。こうした工具が遅かれ早かれ登場したことに疑いの余地はない。だが、突然「謎のうちに」登場した、曲がり柄錐や中世の卓上旋盤には、「必要があったから」という論法はあてはまらない。こうした工具は個人の創造性豊かな発想の産物なのだ。機械の複雑な関係を直観的に理解する、才気ほとばしる発明家の心は、たしかに詩的である。 ロマンチック!

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2024/01/17

「この千年で最高の道具について書け」 そんなミッションを与えられた著者は文字通り”自分の手”で家を作っちゃうほどの工具の使い手。 のこぎり、かんな、大槌といろんな道具を考えるもどれも古代ローマにあったようで… ひょんな一言である道具の歴史をどんどん深堀していく著者の探求心がすごい...

「この千年で最高の道具について書け」 そんなミッションを与えられた著者は文字通り”自分の手”で家を作っちゃうほどの工具の使い手。 のこぎり、かんな、大槌といろんな道具を考えるもどれも古代ローマにあったようで… ひょんな一言である道具の歴史をどんどん深堀していく著者の探求心がすごい。 正直工具にうとい私はついていけないところも多かった。 しかし今の技術の進歩には「完璧なそれ」が必要だったのだけはよくわかった。 ノブ(図書館職員) 所蔵情報: 品川図書館 531.4/R93

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2021/01/17

発明の大元は、至ってシンプルな技術が基盤となっている。それをベースに創意工夫が加えられ、技術はどんどん発展していく。それを川下から川上へと技術の歴史を遡っている本。人間の知能は古代からそれほど変わってないのでは、頭の使い方は古代人の発明家には及ばない。過去の遺産をもとぬ、積み重ね...

発明の大元は、至ってシンプルな技術が基盤となっている。それをベースに創意工夫が加えられ、技術はどんどん発展していく。それを川下から川上へと技術の歴史を遡っている本。人間の知能は古代からそれほど変わってないのでは、頭の使い方は古代人の発明家には及ばない。過去の遺産をもとぬ、積み重ねな結果というだけ。

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2020/06/01

この1000年で最高の発明を探せ、とのオーダーを受けた著者がそれを探し回る話。 日常的に使っていてあまり歴史など考えたことのないねじとねじ回しに目を向けさせてくれたのは良いが、歴史を知るだけならwikipediaに簡潔にまとまっているのでそちらを見たほうが良い(出典はこの本らしい...

この1000年で最高の発明を探せ、とのオーダーを受けた著者がそれを探し回る話。 日常的に使っていてあまり歴史など考えたことのないねじとねじ回しに目を向けさせてくれたのは良いが、歴史を知るだけならwikipediaに簡潔にまとまっているのでそちらを見たほうが良い(出典はこの本らしいので)。

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