六百六十円の事情 の商品レビュー
冗長だ。 先が読める。 と思いながら読んだけど、やっぱりハッピーエンドはいいな。 普通の小説でした。 静くんが、すきだ。
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それぞれの660円の事情は意外と小規模でありふれたことばかり。 家出少女は居ても、そこまで大きな事件は起きない。 でもそこがいいのかも。 人生ってこんな風に過ぎていくのかな、と思った。 カツ丼食べたいなぁ
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入間さんの作品を読むのはこれが初めて。 ジャケット買い(^ω^) 短編集的な感じで、主人公たちは「かつ丼」の掲示板でつながってる感じ。 自分的に高校生の子の話が一番好きかな。 ・・・それにしてもお金が入ってる落とした封筒をかつ丼の中に入れるのはどうかと思うがな(^ω^;)ベ...
入間さんの作品を読むのはこれが初めて。 ジャケット買い(^ω^) 短編集的な感じで、主人公たちは「かつ丼」の掲示板でつながってる感じ。 自分的に高校生の子の話が一番好きかな。 ・・・それにしてもお金が入ってる落とした封筒をかつ丼の中に入れるのはどうかと思うがな(^ω^;)ベトベト 衛生面とかお金大丈夫なのかとかw
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「カツ丼」をキーワードに繋がる顔見知りの人たち。 みたいな物語。 ネットの匿名性を地域のコミュニティというもので特定して、リアルと結びつけてしまう。 おもしろいな。 うん、とてもいい話だ。
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入間人間の作品は今のところほぼ全部読んでるけど、その中でも一番面白かったと思う。ラノベ的な面白さだけではなく、小説的な面白さもあった。 プロローグ、エピローグと六章に章立てられている中で、特に面白かったのは二章と五章。二章は高校生男女のニヤニヤさせられるような恋愛話がよかった、...
入間人間の作品は今のところほぼ全部読んでるけど、その中でも一番面白かったと思う。ラノベ的な面白さだけではなく、小説的な面白さもあった。 プロローグ、エピローグと六章に章立てられている中で、特に面白かったのは二章と五章。二章は高校生男女のニヤニヤさせられるような恋愛話がよかった、処女かわいいよ処女。五章は老人視点で物語が展開し、ラノベ的でありながら小説的という印象を受けた。入間人間はこういうのも書けるんだ、と驚かされた。 物語全体も良かった。ネットの掲示板のカキコから繋がりが生まれて人々の物語になる、っていうのは「僕の小規模な奇跡」の奇跡にも通じるところがある。ニートとかニートとかニートとかが、カキコをきっかけに成長していくさまもいい。結局のところ、すれ違いジジイの放った「カツ丼は作れますか?」という言葉は「成長できますか?」と言い換えることができるだろう。 読後の清涼感もあった。物語で何度か言及された「つまらない番組」を「つまらなく」ない形で物語に絡ませてくるとはね。 ホントこの「六百六十円の事情」は、僕としては今のところ入間人間の最高傑作だと思う。あくまでも「今のところ」なので、これからこの作品以上のものを世に送り出してくれることに期待。
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群像って言葉がぴったりな作品だった。 後半のバラバラだったキャラが集まってきて伏線?が回収されていく感じが読んでて気持ちいい。 個人的には高校生2人が好き(笑
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本全体の流れにたいしてはとくに口をだすつもりはありません。ということはよかったということです。ちゃんと話も全部全部つながっていましたからね、、、けど、個人的に残念がったのは、1組のうちの片方がまったく登場しなかったりなんてことがあったりってことがあったもんだから残念でした。生き...
本全体の流れにたいしてはとくに口をだすつもりはありません。ということはよかったということです。ちゃんと話も全部全部つながっていましたからね、、、けど、個人的に残念がったのは、1組のうちの片方がまったく登場しなかったりなんてことがあったりってことがあったもんだから残念でした。生きること、生活すること、自分への疑問、自信のなさなど若さゆえに抱える悩みと老いの恐怖なんてのがメインでした。 さて、章別に感想と内容紹介。 1章『While my guitra gently weeps』 一章はギターを朝っぱらから弾いたりしている仕事をしない女性とその彼氏の話。まぁ彼氏さんの静の出番はあまりありませんでしたが、、、 このはなしの主人公、『ギアッチョ』さんの生き方が、一生懸命にみえてよかったです。これを読んで一人なきそうになったことは秘密です。 この本で最初にもってきた意味はあったのだろうか、などとおもいましたが、、きっと読者のテンションを上げるためでしょう。 2章『生きているだけで、恋』 二章の主人公はどこにでもいるような男子高校生の話。読んでいてこの本がいちばんたのしてたような気がします。 毎回1組ずつでてくるんですが、このはなしではきゅうに恋した相手と二人で登場でした。まぁ、童貞と処女の言い合いのところがメインにかんじてしまいました。 そして、男子高校生が体育の時間、そんなことをしているとはおもってもいませんでした。理解できない、、、とまではいかなけど、、うん。 3章『パタパタパタ』 三章に登場したヒトたちは小学生の話。このはなしが本のなかでいちばんみじかかったです。 この作品にて登場した組の一人がとてもでてきてはいたんですが、もう一人の男の子の登場がまったくありませんでした。きっとほかの作品とかにでてくるのだろう、とか期待。 にしても絵を見て『ドミノ』さん(子供)がすこしだけ「化物語」に登場する八九寺に見えてしまいました。西尾厨がたたきそうだなと思いました。 4章『愛とか祈りとか』 四章はニートカップルのはなし。彼女さんのほうがまったくでなかったもんだからキャラがまったくつかめませんでした。 この話は彼氏さんのほうが散歩しながらいろいろ考えたりなんていう話でした。ちなみに彼女さんは家で寝ていたそうです。 にしても憎めないキャラだなとかこころないことを読んでおもった。 5章『老人と家』 五章はおじさんの話。けっこうここでいままでの登場人物がどのように変化したのかをうつしだすような話でした。自信のなさなど若さゆえに抱える悩みと老いの恐怖についてああだこうだいったりなんて心はわかいおじさんでした。 6章『「Qこれはオフ会ですか?」「Aいいえ、カツ丼です」』 六章はいままでの複線めいたものの回収、、つか全員集合。ここらへんになるとネタバレになるかた書きません。実を言えばエピローグと脳内でまざってしまったのが理由なんですが、、、 エピローグ さっきまざったとかいってましたけど的な質問は無視。 このはなしはこの事件がおわったあとの世界。ギターをひいたり、カツ丼つくったりなんて平和な終わり方。 さて、一通り書きました。いまだにタイピングがなれない、、、いや、なんでもないっす。 こんな感想でした。 入間作品、これからも追っていかなければいけないとなるとどれほどのお金がいなくなるのだろうか、、、心配ですなぁ。
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いや、もぅ、久々にいい本に出会いました!! カツ丼一つで、話がこんだけ広がって、重なって、つながるとは。 読んだ後、爽快感、そして、なんだか心が暖まりました。
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入間先生の作品は出だしが難しく、 波に乗るまでなかなか面白さが伝わりません。 この本も例に漏れずなかなか難解でした。 ですがバラバラの話が最後に集まっていくカタルシスは抜群で、 読後感も良く、面白い一冊だと思いました。 ただ前に述べたように前半は退屈。 これさえ解消されるとカタル...
入間先生の作品は出だしが難しく、 波に乗るまでなかなか面白さが伝わりません。 この本も例に漏れずなかなか難解でした。 ですがバラバラの話が最後に集まっていくカタルシスは抜群で、 読後感も良く、面白い一冊だと思いました。 ただ前に述べたように前半は退屈。 これさえ解消されるとカタルシスを味わえないのかもしれませんが、 もう少し出だしがよければと思いました。
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入間人間の小説は 登場人物が作内、作外で繋がってるところが 好きかなと 今回の丹羽の家系の一文字の名前とかね あー『みーまー』のイメージアルバムについてるミニ単行本に出てきたギターのねーちゃんとか 堪能
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