サニーサイドエッグ の商品レビュー

荻原浩【著】

2013/12/17

この主人公はなにかとトロいし、自分で自分を追い込んでいくのですが、それが面白い時もあればいい加減にしてくれってなる時もあります。
途中はあまりのトロさと要領の悪さにいらいらしてしまいました。

2013/10/26

傑作「ハードボイルドエッグ」の続編。毎度動物探偵の最上さんの今度のパートナーは待望のピチピチティーンエイジャー（実は訳あり）の茜ちゃん！依頼はとある猫の捜索話からヤクザも絡んでスリリングな展開へ！今回も笑えます。そしてチョッとシンミリ感もあって、最後はホッとさせられます。こういう話、荻原さんは上手いなぁ。

2013/06/15

ブロンドの青い瞳をした美人秘書に毎朝フレンチローストにコーヒーを淹れてもらい、警察に見放される程の難事件を快く引き受け、幾多の死地をかいくぐり見事依頼人を再び笑顔にさせる。そんな、超絶に格好良いハードボイルドな探偵･･･を、目指すのが主人公の最上だ。

彼の脳内では常に最高に格好良いハードボイルド探偵が華麗にトラブルを解決しているが、現実の彼はごくごく平凡。少々意固地が強く、最近抜け毛が多く、依頼される仕事はほぼ全てペット捜索。

一見冴えないが、孤独を恐れず自分の信念に従って生きることを信じてやまない姿は格好良い。情に厚くて、一銭の価値もない事に命をかけてしまうこともある。時にあらゆる誘惑に揺れる時もあるが、そこがまた人間らしい。

読んでいて応援せずにはいられない探偵だった。前作ハードボイルドエッグの続編だが、今作からでも読めるように配慮されているので、どちらから読んでも大丈夫。意地っ張りで素直じゃない彼を見て笑ってほしい。

2013/05/03

ハードボイルドエッグの続編。今回もキーワードは犬と猫。気づけば立派なペット探偵に成長した主人公。今回は恋愛あり、カーチェイスあり、殺人ありと内容の濃い物語。それでいて前作の良さも残されていてやっぱりまた読みたくなる本です。

2013/04/25

あの最上俊平が帰ってきた！ハードボイルドな探偵に憧れてはいるものの，ペット捜索が専門になっている彼がまた難事件に巻き込まれる。
ペット捜索の裏に隠れている真実が何なのかを早く知りたくてあっという間に読み終えました。
基本的にシリアスの中にギャグがちりばめられていて，いちいち笑えるし，クライマックスではちゃんと探偵としてかっこいい一面を見せてくれる最上でした。是非映画化してほしい。

2013/03/17

猫を探す探偵の話。

ハードボイルドエッグを読んだのはいつだったかな。。
ほぼ全く何にも覚えてない。

2013/03/03

ハードボイルドな探偵小説…ではあるが、基本的に猫探しばかりのペット探偵のお話。
とはいえ猫探しもときにはハードボイルドな展開になることも。猫好きな人にもオススメの1冊。

2012/11/11

相変わらず減らず口の止まらない最上と、県警の須藤とのくされ縁が良かった。この小説、ただのお笑い小説かと思いきや、時々妙に熱いし深いから読まされてしまう。これからは、茜ちゃんも一緒に働くことになるのかな。また続きが読みたいです。

2012/09/22

ハードボイルドもいいよね！と思える本です。
主人公がもつ独特の雰囲気がたまりません。
今まで読んだ本にはいなかったキャラなので。

あまりいい思い出が無く、つらい生活だったのにもかかわらず、卑屈にならずがんばってるあたりが好きです。
でもちょっとひねくれちゃってたり、かっこよくなりたいけどちょっとずれてたり、弱かったり・・・
だけど根が優しくて善人なので応援してしまいます。

ストーリーもいろいろ絡み合ってて面白い！
どんどんページをめくる手を止められなくなってしまいます。
続編あったらまた読みたいですね！

2012/08/10

前作も良かったけど、こちらもいい。最上さん、あんたカッコいいよ。人が殺されないハードボイルド小説。ヘルプニャー。