黒いカーニバル の商品レビュー

レイ・ブラッドベリ(著者),伊藤典夫(訳者)

2014/01/07

ブラッドベリ初体験がこの短編集だった。
表題作よりも、「詩」という作品がすごく好き。
詩人は、風や匂いや花など、書いたものを文字の中に閉じ込めてしまう。そして詩集は売れに売れるが・・・。

リリカルだけどちょっと怖いファンタジー。

2009/10/30

　ブラッドベリの短編集だけど、４０年代に書かれただけあって、すでに古典的な雰囲気がある。詩的な文章は綺麗だし、内容はシニカル（笑）「ウは宇宙船のウ」にはいってる「みずうみ」がなぜか入っていたが、何度読んでも美しく切なく、恐い。