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ファミリー・シークレット の商品レビュー

3.3

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

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2024/06/09

小説かと思ったら・・・ なんと実話 柳さんのお話で それも、とんでもないお話で スッキリしないまま・・・

Posted byブクログ

2019/06/15

図書館で手に取った。母の日の特設コーナーだったのかもしれない。 今、読むべき時だった。 読み進まなかった時、息子さんへの怒りで作者が張り詰めている場面。私にもこういう事があったのでは無いかと深い深い反省。 先が気になってどんどん読み進んだのは心理士さんとのカウンセリングの中で作...

図書館で手に取った。母の日の特設コーナーだったのかもしれない。 今、読むべき時だった。 読み進まなかった時、息子さんへの怒りで作者が張り詰めている場面。私にもこういう事があったのでは無いかと深い深い反省。 先が気になってどんどん読み進んだのは心理士さんとのカウンセリングの中で作者が解放されていく様子。また、お父様の過去の記憶。興味深かった。 「ご家庭でも、よく言って聞かせてください」と学校から言われたり、そう感じる社会。追い詰める言葉と記されてあったが、原因はそこには無いんだと気づいた。 自身をつくったのは先祖からの連鎖?だけど、されて嫌だったことの1番や2番は他人にしていない筈。絶対に。そして言葉にできていない愛情は溢れるほどある。 この本を書いてくださった柳美里さんありがとうございました。

Posted byブクログ

2016/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自身の親からの、そして子どもへの虐待を題材としたノンフィクション。 諸刃の剣のような文だと思った。 そしてなんて自虐意識の強い人なのだろう。 彼女は話すことが不得手だという。 だが、彼女の書くことはとても攻撃的だ。 他者を攻撃し、自己をも傷つける。 児童虐待を受けたことも子どももいない私は其の事について想像する... 暴力、育児放棄、ニュースを見、記事を読み想像する。 ヒステリックに子どもに怒鳴りちらす、子どもが間違ったことをしたから。 自分の感情が暴走して思わず手が出る。 ありえるのではないかと思う。 一度なら許されるのか?繰り返すからいけないのか? 感情が暴走することがいけないのか?冷静ならばたたいてもいいのか? そしてすべて曝け出し自らの傷を抉り続ける彼女について。 想像しかできず、考える。

Posted byブクログ

2013/06/21

柳さんの父と自分の父が被るし、柳さんの息子と私の子どもの頃も重なる部分があって、一気に読んでしまった。 私も形容詞や自分の感情を口に出すのトライしてみよう。 柳さんはカウンセリング受けた結果余計苦しんでるみたいだったけど、その後どうなってるんだろう。

Posted byブクログ

2013/04/09

柳さんの作品はほとんど家庭の影響を受けているのだろうと思わざるを得ないものばかりだ。複雑な家庭環境だったというのは周知だ。だけど今回真っ向からその生い立ちや家族と向き合って、避けてきた自分自身を探す。感想はというと、、、よく頑張った、柳さんと息子さんを応援したい、と思った。すごく...

柳さんの作品はほとんど家庭の影響を受けているのだろうと思わざるを得ないものばかりだ。複雑な家庭環境だったというのは周知だ。だけど今回真っ向からその生い立ちや家族と向き合って、避けてきた自分自身を探す。感想はというと、、、よく頑張った、柳さんと息子さんを応援したい、と思った。すごくせつないんだけど彼女にとって絶対必要な時間だったと思う。親の記憶と子どもの記憶・・・・・考えさせられた。

Posted byブクログ

2013/01/13

柳美里さんの作品は初めて読んだけど、ものすごく複雑な家庭に生まれて、異常な経験をたくさんして、文を書くことで過去を昇華している、すごく過去に縛られた作家さんなのだなぁと思った。お父さんの話が後半は主だったけど、お子さんがどうなっていくのか、連鎖を起こさないといいなぁと心配になる。...

柳美里さんの作品は初めて読んだけど、ものすごく複雑な家庭に生まれて、異常な経験をたくさんして、文を書くことで過去を昇華している、すごく過去に縛られた作家さんなのだなぁと思った。お父さんの話が後半は主だったけど、お子さんがどうなっていくのか、連鎖を起こさないといいなぁと心配になる。ご本人は不安定なままの様子なのでもやもやが残る。。続編があるといいな。

Posted byブクログ

2012/11/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この方の作品は一度も読んだことなく初。虐待を告白した本と言うので読みました。私は虐待関係の本を割と読んでいるので、虐待の内容に衝撃はなかったです。自分が虐待されていた過去からの虐待の連鎖。そしてカウンセラーとの会話。正直、カウンセラーとの会話はなんか疲れて読めず。最後は父と対面。が、昔の記憶が父とかみ合わず。いまいちよくわからない内容でした。とりあえず、息子さんは今どうしてるんだろう?ってのが気になるくらいかな。

Posted byブクログ

2012/04/28

幼児虐待をしてしまう親へのインタビューと著者のカウンセリング。両者にはある共通点があった。 内容としては、じゃどうすればいいの?っていう所迄は触れてなく、もう少し突っ込んで欲しかったのが個人的な感想。 12/04/25-50

Posted byブクログ

2011/09/22

なんだか、読んでいるうちにどんどんつらくなってきて、 美里さんの父親が出てきたあたりから、本当につらくなってきて、 読むの止めちゃいました…。

Posted byブクログ

2011/09/18

『わたしが父親から受けた暴力は「虐待」なんですか?』 NHKの番組でカウンセラーとのこのやりとりが放送された時、柳美里さんの作品をすでにいくつか読んでいた私は「ええっ?!」と驚愕しました。 どう考えても虐待のサバイバーなのは明らかだと思っていたからです。 柳さんと子供との熾烈なや...

『わたしが父親から受けた暴力は「虐待」なんですか?』 NHKの番組でカウンセラーとのこのやりとりが放送された時、柳美里さんの作品をすでにいくつか読んでいた私は「ええっ?!」と驚愕しました。 どう考えても虐待のサバイバーなのは明らかだと思っていたからです。 柳さんと子供との熾烈なやりとりは、かつて私が小さな子供にあふれ出る怒りに苦しんでいた頃の、あの痛みを思い出させます。 多くの母親が子供を育てて初めて、こんなにつらかったのかと思い知ります。 「虐待」に関してかなり皆が話したり、本も多く出版されるようになってはいるものの、連鎖を断ち切ることは20年以上前と変わらず困難です。 柳美里さんには息子さんとともに、とにかく生き抜いてほしいと願っています。

Posted byブクログ