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ファミリー・シークレット の商品レビュー

3.3

27件のお客様レビュー

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2011/09/01

この本を読む前にオンエアを読んでいたので、あまりの違いに驚いた。この先柳さんと息子さんに平穏な生活が訪れる日は来るのだろうか、と他人事ながら胸が痛かった。

Posted byブクログ

2011/05/22

物語か。現実か?!NHK特集後から読み始めたので、話の流れは掴み易かったけども、読み流してよいのか、と思った。 虐待をカウンセリングを知った

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2011/03/26

幼少期から現在までの彼女の痛みがつまっていた。 カウンセリングの中で対面した父の姿が印象的。通常の会話の中で「演説」が始まってもっともらしいことの羅列で…。彼女に暴力をふるった父も彼女自身も彼女の子供も同じようで違う痛みを抱いているような気がした。

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2011/03/10

柳美里の本を久しぶりに読んだ。今もなお、こんなにも不安定な心理状態にあるのだということを知って、愕然とした。作家という人間の心理に向き合う仕事をしていても、なお、自分のことを知るのは難しいことなんだな。そして、児童虐待の連鎖は、本当に根が深い。自分に向き合うことで、連鎖を断ち切ろ...

柳美里の本を久しぶりに読んだ。今もなお、こんなにも不安定な心理状態にあるのだということを知って、愕然とした。作家という人間の心理に向き合う仕事をしていても、なお、自分のことを知るのは難しいことなんだな。そして、児童虐待の連鎖は、本当に根が深い。自分に向き合うことで、連鎖を断ち切ろうという姿勢は尊敬する。でもすっきりとは言えないラストが難しさを物語っている。頑張ってほしい。

Posted byブクログ

2011/02/15

新刊発表同時に、購入、夢中で手繰った。 面白い。これまた、一気読み。 そして、柳美里は変わらないことを選択した。 身に覚えのあるひとは、ぜったいまねしないことだ。 柳美里だから、ということを忘れてはならない。

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2011/01/29

臨床心理士との対話を通して自己を内観していくノンフィクションストーリー。 柳美里の入門書としてはヘヴィーすぎた気がする… この本に同意できる、という人は今の世の中多いのでは。

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2011/01/24

自身の虐待から、子どもへの虐待まで、赤裸々(?)に綴っているので、読むときは注意が必要です。 心の闇について語ったり、カウンセリング受けるということは、非常に難しい問題を含みますね。 また、自身のことだけでなく、有名な事件の被告についても語っていますが、そういう他人に対する言明...

自身の虐待から、子どもへの虐待まで、赤裸々(?)に綴っているので、読むときは注意が必要です。 心の闇について語ったり、カウンセリング受けるということは、非常に難しい問題を含みますね。 また、自身のことだけでなく、有名な事件の被告についても語っていますが、そういう他人に対する言明は不要だったのではないでしょうか?

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2019/01/16

衝撃的な内容で、 一気に読み終えてしまった。 まるで、自分自身がカウンセリングを受けているかのように 錯覚してしまう。

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2011/01/04

結構なボリュームだったが、ページを捲る手を止められず一晩で読了。 反社会的行為をしてしまう人、子どもを虐待してしまう人などは、その多くが幼少期に満足のいく家庭環境が得られなかった場合が多い。そして、被虐待児であった場合も。 もちろん、必ず、というわけではなく、その不幸な生い立ち...

結構なボリュームだったが、ページを捲る手を止められず一晩で読了。 反社会的行為をしてしまう人、子どもを虐待してしまう人などは、その多くが幼少期に満足のいく家庭環境が得られなかった場合が多い。そして、被虐待児であった場合も。 もちろん、必ず、というわけではなく、その不幸な生い立ちを克服して、問題なく社会生活を営んでいる人もたくさんいるのだが、やはり、負の連鎖が起こることが多いのは事実だ。 柳美里さんもその一人。 彼女の息子への虐待行為がブログから明らかになり、それに端を発して、彼女が自己の再生のために、カウンセリングを受け始めてから終了するまでの半年間の実際のカウンセリングと、そのあたりの一連の様子がまとめられたもの。(カウンセラーはあの長谷川博一先生!) 彼女はもちろん、彼女の両親もまた成育歴に問題を抱えていたと思われ、そしてそれはまたそのまま彼女の息子へも引き継がれているようだ。 柳さんの幼少からのつらい体験はあまりに生々しく、この不遇な経験を経てなお、今精一杯生き、さらなる再生を試みようと必死に生きている柳さんには感服させられた。 カウンセリングを通して一定の成果はみられたようだったが、期間終了後に、一時期また精神状態を悪化させていることがつづられたところで本は終わっている。 その後、カウンセリングはもう行われていないのか?そのあとの変化はどうだったのか?息子さんには変化はあったのか?唐突に本が終章を迎えてしまっているので、読み手としては消化不良な感じ。 その後の状況がすごく知りたくなった。

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2010/11/07

評価しづらい本、なんだけど。 虐待すること、されることによってスポイルされてしまったなにかの存在をまざまざと見せられたように感じる。こうやってなにかと向き合おうとして崩れていくひとは嫌いじゃない、かな。 他の著作を読んだことが無いのだけど、読もうかなと思った。私小説を読ませるのに...

評価しづらい本、なんだけど。 虐待すること、されることによってスポイルされてしまったなにかの存在をまざまざと見せられたように感じる。こうやってなにかと向き合おうとして崩れていくひとは嫌いじゃない、かな。 他の著作を読んだことが無いのだけど、読もうかなと思った。私小説を読ませるのに必要ななにかをこの人は持ってる、のかな。

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