星の舞台からみてる の商品レビュー
世界観は面白いと思ったが、登場人物が薄いと感じた。 また仕事をまだした事のない学生さんとかには、話そのものに対してピンとこない部分もあるのではないだろうか。 読む人を選ぶ小説だと思った。 ただし、あとがきの冒頭に書かれている内容にちょっとでも食いつけたら…手に取ってもいいかもし...
世界観は面白いと思ったが、登場人物が薄いと感じた。 また仕事をまだした事のない学生さんとかには、話そのものに対してピンとこない部分もあるのではないだろうか。 読む人を選ぶ小説だと思った。 ただし、あとがきの冒頭に書かれている内容にちょっとでも食いつけたら…手に取ってもいいかもしれないし、今後の作品に期待してもいいかもしれない。
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死んだらデータの整理とかSNSに死亡告知とか出すっていう近未来な仕事する女の人の話。エンジニアな人が著者らしい。 設定は面白い。やや陳腐。恋の話は要らんと思ったんだよ。
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技術傾向が強すぎる気がする。 面白いストーリーだとは思うけど、楽しめる人をとても選ぶよう泣きがするんだけど、それは思い上がりだろうか? 物語は2つの視点から描かれるのだけれども、片方の視点で語られることが実に濃すぎると思う。それはそれで面白いと感じさせる要素ではあるとおもうけ...
技術傾向が強すぎる気がする。 面白いストーリーだとは思うけど、楽しめる人をとても選ぶよう泣きがするんだけど、それは思い上がりだろうか? 物語は2つの視点から描かれるのだけれども、片方の視点で語られることが実に濃すぎると思う。それはそれで面白いと感じさせる要素ではあるとおもうけどね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「システムエンジニアSF」のうたい文句にぐっときて購入。やさしくてラノベ感覚でさらっと読めた。「夏への扉」は面白かったけど「ハイペリオン」は挫折した、SFがちょっと苦手なわたしでもとても楽しめた。SFというよりも、恋愛小説に近い。 最初はちょびっツとかタチコマとか連想しながら読んでたけど、単語や話題のチョイスがSEらしいところにぐっときはじめた。あと一歩じゃなくて、あと1ホップとか(笑)。そして、贖罪の理由がわかったあたりからは100%引き込まれて一気に読んだ。 すごいと思ったのは、ネットワーク技術満載なお話の中に、点字や義肢が重要なインターフェースとして溶け込んでるところ。 逆にひっかかったのは、人工知能「だけ」の異様な発達ぶりと、野上の予測どおりすぐる「準備された大団円」が、ちょっとなんだかなあと思ってしまう。 特に、いくら自分のプログラムでそうなったからといって、あの二人がくっつくことを当然の結末のような予測をしているなんて、くっついた事実そのものよりも驚いた。本当は、予測したあらゆる事態に対して、同じ精度の結末を用意していたのかなあ。 ともあれ楽しめた。これを読んでからネットワーク試験の勉強始めてたら、妄想効果が加わって効率が良かったかも(笑)。今年こそは!
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AIが普通に実用化されている近未来設定にもかかわらず、20年前の技術ネタから、まさかのトップネタまで、アラフォーおたエンジニアは、ニヤニヤしながら読めるのではないかと。 小ネタばかりでなく、現実の人間側とネットワークのエージェント側の両方で熱い展開になっていくのも、面白かったです...
AIが普通に実用化されている近未来設定にもかかわらず、20年前の技術ネタから、まさかのトップネタまで、アラフォーおたエンジニアは、ニヤニヤしながら読めるのではないかと。 小ネタばかりでなく、現実の人間側とネットワークのエージェント側の両方で熱い展開になっていくのも、面白かったです。 それにしても、何故か、カナの台詞が、玉川砂記子(Juiz バージョン)の声になってしまい、頭から離れなひ・・・。
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IT業界に関係しているものとしてはこの本に登場するネットワークシステムが非常におもしろく、若手の技術者とこのようなシステムを構築するためにはどのようなソフトウェアを開発するべきかを真剣に議論してしまいました。IT関係者にはおすすめです。
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専門用語多めでスケールもでかいのに、というよりもだからこそなのか、この手の話にしては話のオチがシンプルですっきりしていて良かった。Dosパンチ打たれたい
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主人公の会社は、そこまでネットワークが発達していないいまでもとても欲しいサービスを提供していると思う。ネットワーク上の人工知能、パートナーに対して安易にクオリア発生させすぎな気がして、そこだけはもんにゃり。 哲学的ゾンビとクオリア持つ存在の境を、人工知能同士の対話に解したのはなる...
主人公の会社は、そこまでネットワークが発達していないいまでもとても欲しいサービスを提供していると思う。ネットワーク上の人工知能、パートナーに対して安易にクオリア発生させすぎな気がして、そこだけはもんにゃり。 哲学的ゾンビとクオリア持つ存在の境を、人工知能同士の対話に解したのはなるほどと楽しかった。全般的に世界観が作者の思考実験に満ち溢れていて素敵だ。ヒーローのピーキーな選択も。 点字をここまで未来の手段にしたのはため息が出た。 けれど、秀逸なのはやはり煽り文だと思う。世界観の割に、ストーリーラインが陳腐で残念。
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野上さんの贖罪とは、が明らかになってから話が動き出して面白くなった。一方で、野上さんの歴史を追う過程はあまりテンポがよくなかった。エンタメとしては、前半にもうちょっと前半にいろいろあっても良いのではという印象。 偶然ではあるが「魂」がテーマの一つになっているSFを続けて読んだ。...
野上さんの贖罪とは、が明らかになってから話が動き出して面白くなった。一方で、野上さんの歴史を追う過程はあまりテンポがよくなかった。エンタメとしては、前半にもうちょっと前半にいろいろあっても良いのではという印象。 偶然ではあるが「魂」がテーマの一つになっているSFを続けて読んだ。定義が異なるので結論も全然違うのだけれど、SFというジャンルで魂という人間にとっての根源的なものがテーマになるのは面白い。
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専門用語が多すぎて話してることの半分ぐらいわからなかったが、世界観はキチンと伝わった。 物語のテーマを考えると、ありきたりなものなんだけど、現代から未来に掛けては、このテーマが複雑化してるのかも、と考える感じ。 そこそこ楽しめて、読みごたえもありました。
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