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ぼくのブック・ウーマン の商品レビュー

3.6

22件のお客様レビュー

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2024/01/24

「カルは、高い山の上に住んでいるので、学校へ通うことができません。もちろん図書館なんてないし、本を読みたいと思ったこともありませんでした。ある日、馬に乗った女の人が、カルの家に本を持ってやってきて…。今から、80年前のアメリカ。学校にかよえない不便な場所でくらしている子どもたちへ...

「カルは、高い山の上に住んでいるので、学校へ通うことができません。もちろん図書館なんてないし、本を読みたいと思ったこともありませんでした。ある日、馬に乗った女の人が、カルの家に本を持ってやってきて…。今から、80年前のアメリカ。学校にかよえない不便な場所でくらしている子どもたちへ図書館の本を運びつづける人たちがいた。」 「カルはは高い山に住んでいて、字も読めない少年です。本なんて大嫌いでした。そんな山に馬に乗った女性が、本をとどけにやってきます。なんと彼が「読み聞かせ」をしてくれるのです。」 (村上淳子『その本読みたい』の紹介より)

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2022/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

80年前のアメリカ。学校にかよえない不便な場所でくらしている子どもたちへ図書館の本を運びつづける人たち。馬の移動図書館、荷馬図書館員で運び続けた人たちの思いが伝わる1冊。1冊がだれかのためになるならばと忍耐力と奉仕の精神が、今日の本との出会いにつながっていると思うと、すごいことだと思った。 子どもの頃、移動図書館のバスの音楽が流れてくると、わくわくしたなあ~と。 という思い出した。1時間という時間がすごく短くて、また次があるよ。はやく選びなさい。といわれ、どうしよ~。と迷った記憶も。大人になって、私は本を気軽に手にできる環境にいるけれど、もっといろんな方に、読める機会や方法、手段が増え、維持されなければいけないなと思いました。ブック・ウーマンの活動に改めて感謝。

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2024/08/17

ヘザー ヘンソン (著), デイビッド スモール (イラスト), Heather Henson (原著), David Small (原著), 藤原 宏之 (翻訳)

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2021/07/11

ケンタッキーの高い山の上に住む子どもたちに、町の図書館から雨の日も風の日も、雪の日であっても馬に乗って二週間おきに「本」を届ける〝ブック・ウーマン〟の心あたたまるお話しです。すぐれた忍耐力と奉仕の精神で「読書の歓び」を運びつづけた誇り高き女性たち(Pack Horse Libra...

ケンタッキーの高い山の上に住む子どもたちに、町の図書館から雨の日も風の日も、雪の日であっても馬に乗って二週間おきに「本」を届ける〝ブック・ウーマン〟の心あたたまるお話しです。すぐれた忍耐力と奉仕の精神で「読書の歓び」を運びつづけた誇り高き女性たち(Pack Horse Librarians 「荷馬図書館員」)を讃えています。この素晴らしい絵本の作者とイラストレーターが、読書に目覚めさせてくれた〝わたしのブック・ウーマン〟に捧げた、柳田邦男氏お薦め絵本の一冊です。

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2021/03/04

アメリカの本を読む人を増やそうとする事業の一環として始まった本貸出図書館。 主に女性が担当していた(この頃は家事をやるのが当たり前の時代) 険しい道や天気の日も本を届けて、子供たちに教養を届けようとする、勇気ある行動である。 本とは素晴らしい、文字を読めるといい事がある、そんな思...

アメリカの本を読む人を増やそうとする事業の一環として始まった本貸出図書館。 主に女性が担当していた(この頃は家事をやるのが当たり前の時代) 険しい道や天気の日も本を届けて、子供たちに教養を届けようとする、勇気ある行動である。 本とは素晴らしい、文字を読めるといい事がある、そんな思いが本書から伝わってきた。

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2020/12/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

山間に住む少年のもとに本を届けてくれるブック・ウーマンと、その家族のお話。 本を読む楽しさや喜びを知らなかった少年が、少しずつ変化し本を読むようになる。 悪天候でもどんな時でも本を届けに来てくれるブック・ウーマンが、少年の心に変化をもたらしていく。 今私たちは自分で本を選び取ることができるけど、一冊の本が個人の手元に届くまでの背景を考えさせられました。 そして、本を読むことの効用とは•••深すぎて一言では言えない。 幼少期の我が家の茶の間には、壁一面に大きすぎる本棚があって、遊びに来た友達から「図書館みたいだね」と言われていた。本を与えられていたことに感謝したくなる一冊。今思うと本当にありがたいこと。 識字率が高い日本に生まれて良かった。 ブク友さんのレビューがきっかけで知った本でした。ありがとう。

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2020/08/10

7月19日落合恵子さんのラジオ番組・絵本の紹介で取り上げられた「ぼくのブックウーマン」。 いったい"ブック・ウーマン"ってどんな人? カルは、高い山の上に住んでいるので、学校へ通うことができません。もちろん図書館なんてないし、本を読みたいと思ったこともありま...

7月19日落合恵子さんのラジオ番組・絵本の紹介で取り上げられた「ぼくのブックウーマン」。 いったい"ブック・ウーマン"ってどんな人? カルは、高い山の上に住んでいるので、学校へ通うことができません。もちろん図書館なんてないし、本を読みたいと思ったこともありませんでした。ある日、馬に乗った女の人が、カルの家に本を持ってやってきて…。今から、80年前のアメリカ。学校にかよえない不便な場所でくらしている子どもたちへ図書館の本を運びつづける人たちがいた。

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2020/03/21

アメリカに実在していた馬の移動図書館、荷馬図書館員をモデルにした絵本です。 学校もない高地で暮らしている男の子カルは、字を読むことができずにいました。 ある日、ズボン姿で馬に乗る女性が無料の本を届けます。 本に興味の無かったカルは、その女性が何故大変な思いをして何度も届けてくれる...

アメリカに実在していた馬の移動図書館、荷馬図書館員をモデルにした絵本です。 学校もない高地で暮らしている男の子カルは、字を読むことができずにいました。 ある日、ズボン姿で馬に乗る女性が無料の本を届けます。 本に興味の無かったカルは、その女性が何故大変な思いをして何度も届けてくれるのかが気になり始めます。 図書館員、司書とはどうあるべきか、考えさせられる一冊。

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2019/12/10

お話は単調。  ど田舎のど辺境にゐる兄ちゃんが、妹の熱中する「鶏の足跡」が並ぶBOOKとやらを毛嫌ひしてゐると、ソレを運ぶおねいさんを乗せる馬が、ちょーかっけえので、感動してゐると、いつの間にか、といふもの。  そんでもって、読者が、その馬とともに本を運ぶブックウーマンへ、ズギュ...

お話は単調。  ど田舎のど辺境にゐる兄ちゃんが、妹の熱中する「鶏の足跡」が並ぶBOOKとやらを毛嫌ひしてゐると、ソレを運ぶおねいさんを乗せる馬が、ちょーかっけえので、感動してゐると、いつの間にか、といふもの。  そんでもって、読者が、その馬とともに本を運ぶブックウーマンへ、ズギュゥウウウウウウンてなるのである。

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2019/04/10

地道で厳しい仕事に与えられるのは、読書の喜びに輝く笑顔!こんな風に仕事に向かいあえたら、と胸が熱くなった。

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