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ヒストリエ(6) の商品レビュー

4.3

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    13

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2022/04/04

たずな手綱捌き 初め死に体の素材が自らの手の中で方向性を持ち始め最適用の姿に形成されてゆく 遊牧騎馬民族スキタイなのに今頃人に乗馬習ってんの アレクサンドロスが何故、かくも孤独を感じさせる人物なのか理解に悩むところだが、愛馬のそんな逸話さえも「孤独」の一端に思えてくる。

Posted byブクログ

2017/07/02

ヒストリエの面白さが止まらない。マケドニアやアレキサンダー大王などは名前くらいしか知りません。でも、話の進め方が的確なんでしょうね。苦労せずに物語に入り込めます。10巻に追いつくまでには、もっと筆を進めておいて欲しいですね。

Posted byブクログ

2016/02/10

 表紙に登場したヘビの痣のある優男が13歳のアレクサンドロス3世、後の大王である。  父フィリッポス王はアレクサンドロスの母オリュンピアスから彼を離したいということもあって、貴族の若者たちの学校ミエザを作る。ここでアレクサンドロスの剛胆さと繊細さ、民主的な性格が描かれる。さぞや名...

 表紙に登場したヘビの痣のある優男が13歳のアレクサンドロス3世、後の大王である。  父フィリッポス王はアレクサンドロスの母オリュンピアスから彼を離したいということもあって、貴族の若者たちの学校ミエザを作る。ここでアレクサンドロスの剛胆さと繊細さ、民主的な性格が描かれる。さぞや名君となるだろうという描き方。だが、どこか脆弱だ。  他方、エウメネスはマケドニアの首都ペラで、その権力構造などを見聞きしていくとともに、乗馬を習わされたりしている。  脆弱なアレクサンドロスが行き詰まったとき、彼にそっくりでヘビの痣のない少年ヘファイスティオンが現れる。アレクサンドロス3世は怪しい二重人格者として描かれているのだ、今後それがどのような物語となっていくのか興味津々というところで、続きは次巻。

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2016/01/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

遂にマケドニアの王子アレクサンドロスと対面したエウメネス。 アレクサンドロスは他の同世代の若者たちと共にミエザの学校で学び、エウメネスは王に命じられ乗馬訓練に勤しむこととなった。 乗馬訓練の最中エウメネスは自らの ルーツに迫る発見をし、アレクサンドロスは若者たちと共に馬で絶景を見学に行くが、そこで事故が発生する。その後アレクサンドロスとエウメネスは再会するがアレクサンドロスの様子は以前と違っていた。 前巻にて「就職」したエウメネスがいよいよ本格的に仕事を 始めるわけですが、如才なく文官としての仕事を片付けていく反面、 王に言われて始めた馬上訓練でも非凡なところを見せていきます。 ヒストリエではアレクサンドロスが二重人格者として描写されていますが、 彼とは違った意味で、エウメネスも「自分は文官」といいつつも実践的な訓練で才能を見せるあたり少し意識して描かれているのかなと思います。

Posted byブクログ

2015/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アレクサンドロスを中心にした1巻。2面性が徐々に明らか になっている。 登場人物が増えてきて、名前と顔を覚えきれなくなってき た。

Posted byブクログ

2015/05/31

王子は二重人格者なの?←名前長すぎて覚えられないし覚える気もない(笑)レンタルで借りてるからカバーないんだけど、王子ってもしやオッドアイ!?そして蛇型の痣←いろいろとオイシイ設定すぎる。

Posted byブクログ

2013/10/27

7巻まで読んだ。アレクサンドロスの登場で、がぜん面白くなってきた。しかし、これは何巻まで行くんだろう…

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2013/10/01

アレクサンドロスが出て来て、あの名馬「ブーケファラス」も登場した。 私が知ってるカナ読みでは、ブカファレス。 馬が死んだ時、国葬も行われ、同じ名前の街も存在したハズ。 才能を見いだされての出世物語なのだろうか? まあ、面白いのでOKです。

Posted byブクログ

2013/09/14

マンションで読む。再読です。面白いです。残念なのは、この時代について何も知らないことです。知っていれば、さらに、楽しめる気がします。

Posted byブクログ

2013/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アレクサンドロス登場。蛇のアザを持つ知的な青年。知的障がいを持つ異母弟アリダイオスがいる。エウメネスがアリダイオスに作った戦車の玩具に興味を示し、エウメネスの才能を見抜く。謎に満ちた存在。 エウメネスはミエザの学校には行かず、馬術訓練や書籍整理などの書記官業務に勤しむ。これまでの人生の波乱とは違い、平穏な日々が続く。

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