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earth code の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2011/09/24

こころとアタマの両方で、地球とつながることができる本。 その美しいデザインの中に詰まっている、科学書のような詳しい説明を、心にそのまま響くような言葉で訴えてくる文体が、とても新鮮だった。わたしたちに刻まれている指紋のような線で描かれる地球や生き物のイラストもこの本が教えてくれる「...

こころとアタマの両方で、地球とつながることができる本。 その美しいデザインの中に詰まっている、科学書のような詳しい説明を、心にそのまま響くような言葉で訴えてくる文体が、とても新鮮だった。わたしたちに刻まれている指紋のような線で描かれる地球や生き物のイラストもこの本が教えてくれる「earth code = 年月が生き物に刻んだ地球のしるし」を語ってくれているみたいだ。 わたしたちの体に残る、進化の記憶と記録。 魚の名残り、 両生類の名残り、 霊長類の名残り、 恐竜の名残りが、 今のヒトの体の中に、しるしとして残っているという。 身近なようで、途方もない思いに浸ってしまう。 何を直接訴えかけるのでもないこの本は、しかしながらわたしに ちっぽけさとちっぽけならではの自由さを与えてくれる気がするのです。

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2010/10/29

宇宙の中にある地球、という星を見つめる。 地域、市町村、都道府県、国、と出身地を表す言葉は広がっていった。次に我々が使う出身地は地球人になるのかもしれない。 それを見越した上で作った「地球とは何か。人類のルーツは何か」という本。 海外に行って日本の事を訊かれるのと同様に、他星...

宇宙の中にある地球、という星を見つめる。 地域、市町村、都道府県、国、と出身地を表す言葉は広がっていった。次に我々が使う出身地は地球人になるのかもしれない。 それを見越した上で作った「地球とは何か。人類のルーツは何か」という本。 海外に行って日本の事を訊かれるのと同様に、他星人には地球のことを訊かれるだろう。 今まで考える事もなかった地球人としてのアイデンティティ。 説明は人それぞれだろうが、本書では地球という惑星についてが大部分を占めている。 地球を述べた後に生物の発生と進化を地球の変動と合わせて語る。 非常にスケールがでかい。 億年、万年など、何度公転をしたのかなんてどうでもよくなってくる時間の長さだ。 その中の一部に自分がいると思うと途方も無い長さを感じる。 私見だが、地球とは何か、を考えたときに「かけがえのない地球」という表現が頻用されるが、それは地球内生命体から見た場合だという事を忘れないでいたい。 偶然が重なり合って、一つでもずれたら生命は誕生しない段階もあったろう。 けれど、それは時間をかければ別の場所でも起こりうる偶然であるし、地球の発展は宇宙内における発展の平均より低いかもしれない。 なので、地球を特別視する理由はあくまで我々の知見内の事象にすぎない。 ・・・といいつつ、地球を結構好きな私がいる事も事実なのだが。

Posted byブクログ

2010/07/02

読み終わって、 壮大な旅をしたような気分になった。 地球という星が生まれて、 今の形の人類が発生するまで。 私もその膨大な進化を受け継いだ結果ここにいるんだ、って思うと、 そこに生きている意義を見いだせる気がした。 使われている写真が、 とっても効果的! 手に取ったのも、 実...

読み終わって、 壮大な旅をしたような気分になった。 地球という星が生まれて、 今の形の人類が発生するまで。 私もその膨大な進化を受け継いだ結果ここにいるんだ、って思うと、 そこに生きている意義を見いだせる気がした。 使われている写真が、 とっても効果的! 手に取ったのも、 実際のところはぱらぱらとみて写真に惹かれたから。 やっぱり、冒頭の写真は、市橋織江さんの写真だった。 地球の素敵さがひしひしと。 こういうのっていいなと思った。 写真集ではないけど、 写真が全体のイメージアップに大いに貢献している本。 写真の力が遺憾なく発揮される構成の本。 装丁全体が素敵です。

Posted byブクログ

2010/04/25

物理・科学・倫理・社会 これらの小難しいことがロマンティックな文章で連鎖していく。 すべてがつながっていて、すべてに感謝したくなる。 知らずに通りすぎずに良かった!って思えます。 子どもにも読んであげたい本です。 取り敢えず、昼夜逆転生活してるので 「サーカディアンリズム」を...

物理・科学・倫理・社会 これらの小難しいことがロマンティックな文章で連鎖していく。 すべてがつながっていて、すべてに感謝したくなる。 知らずに通りすぎずに良かった!って思えます。 子どもにも読んであげたい本です。 取り敢えず、昼夜逆転生活してるので 「サーカディアンリズム」を大切にしようと思います。

Posted byブクログ