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ポジティブ病の国、アメリカ の商品レビュー

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20件のお客様レビュー

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2022/07/30

行き過ぎたポジティブ思考への警告本。ポジティブなアメリカ人向けに書かれているので、相対的にネガティブな思考を持ちやすい自分には共感し難いところがあった。ネガティブよりポジティブの方がいいじゃん、という思いが終始抜けなかったが、自己啓発系ユーチューバーや与沢翼系の人に心酔している人...

行き過ぎたポジティブ思考への警告本。ポジティブなアメリカ人向けに書かれているので、相対的にネガティブな思考を持ちやすい自分には共感し難いところがあった。ネガティブよりポジティブの方がいいじゃん、という思いが終始抜けなかったが、自己啓発系ユーチューバーや与沢翼系の人に心酔している人は、一度立ち止まって本書を読んでも良いのかなとは思った。 ただ、アメリカ人のポジティブ思考の源泉が垣間見れたのは面白かった。日本人もポジティブになれるじゃん。

Posted byブクログ

2019/05/31

10.6.18 ■こんにちは、鮒谷です。  一部で話題になっている本、  【今日のお薦め本 ポジティブ病の国、アメリカ】   http://amazon.co.jp/o/ASIN/4309245153/2ndstagejp-22/ref=nosim  を読みました...

10.6.18 ■こんにちは、鮒谷です。  一部で話題になっている本、  【今日のお薦め本 ポジティブ病の国、アメリカ】   http://amazon.co.jp/o/ASIN/4309245153/2ndstagejp-22/ref=nosim  を読みました。  世の中、ポジティブシンキングでいこう!の大合唱。 ■特にアメリカにおいては、この風潮はもはや、  「気分」や「状態」というよりも、  「イデオロギー」の一部となっている、  そしてこれにより、  社会の矛盾が隠蔽され、  社会的弱者に対して過度に「自己責任」が強調、強要される、  という趣旨がこの本の中で述べられています。  そしてこの思想を利用することによって  利益を享受しているある種の人たちがいるのだ、  とも。   ■実は昨年、大学の研究視察でアメリカ(ワシントン)、  およびキューバを訪問し、  ワシントンでは企業トップやシンクタンクの方々に  多くのインタビューを行ってきました。  さらにアメリカとさまざまな意味で対極にある  キューバの政府関係者等にも取材を行い、  その考え方の相違、対比についての論文を書きました。   ■訪問前、下調べをしていくなかで  アメリカにおける、  「徹底した自己責任の思想の強制が   特定の人たちの利益につながっている可能性、   そしてそれにより、苦しんでいる大勢の人の存在」  に気づき、さらにはその思想の背景にある  「アメリカ建国以来の歴史」    にも思いを致すようになったわけですが、  それもこれも、数多くの参考文献をひもとくことによって  今更ながらではありますが、  この問題の根深さ、奥深さを知らされたわけです。 ■この例をさらに敷衍すると、  ポジティブシンキングの功と罪、とでもいうべき  双方の面に触れ、そこでようやく初めて  自分なりの論・説を構築することができるのだろう、  ということに気づきます。 ■こういったことは他の例においても当てはまります。  政治的立場から、家庭内の主義主張のぶつかり合いに  至るまで、他の主張にも耳を傾け、  立体的な視野を持って、自分の立場を定める、  そういった姿勢が必要なのではないかと。

Posted byブクログ

2016/05/22

他の本で紹介されていたので図書館から借りて読んでみたが、乳ガンになった著者がポジティブシンキングを勧められるが、それに対する反感を延々と書いている。 むしろ著者の略歴から見ると貧富の拡大するアメリカ社会に警鐘を鳴らす一環として、この本を書いたのではないか?と勘ぐってしまう。

Posted byブクログ

2016/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ポジティブを強制されるのは苦痛という考え方。 カルヴァン派からなるクリスチャンサイエンスはポジティブではなかった。 クリスチャンサイエンスとポジティブシンキングの共通点は努力を強要すること。 ポジティブシンキングは一種の宗教なのではないかと思っていたが、それと同じような考えだった。

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2015/11/16

本来ポジティブである事は悪い事では無いが、アメリカではポジティブシンキングが規範、イデオロギー、同調圧力的な形で、そうあらねばならい形で蔓延している状況であるそう。そのような社会になって行った成り立ちや現在の状況などが分析された内容となっている。やみくもポジティブシンキングは真実...

本来ポジティブである事は悪い事では無いが、アメリカではポジティブシンキングが規範、イデオロギー、同調圧力的な形で、そうあらねばならい形で蔓延している状況であるそう。そのような社会になって行った成り立ちや現在の状況などが分析された内容となっている。やみくもポジティブシンキングは真実を歪めて捉えてしまう。物事をありのままに捉える事は簡単では無いが、できるだけそうありたいと思いたくなる内容だった。

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2013/07/22

「ポジティブシンキング」や「成功法則」といった考え方が蔓延するアメリカで、なぜこのような考え方に覆われるようになったのかについて論考を加えた1冊。「ポジティブシンキング」は心のコアに不安や心配といったネガティブなものがあり、人間としてバランスを取るための手段であることを再認識する...

「ポジティブシンキング」や「成功法則」といった考え方が蔓延するアメリカで、なぜこのような考え方に覆われるようになったのかについて論考を加えた1冊。「ポジティブシンキング」は心のコアに不安や心配といったネガティブなものがあり、人間としてバランスを取るための手段であることを再認識する。傍目にポジティブに見える人ほど、実はネガティブなのかもしれないな。

Posted byブクログ

2013/04/11

本書でもやり玉にあがっているJoel Osteenの"Your Best Life Begins Each Morning"(『あなたはできる 運命が変わる7つのステップ』と合わせて読むといいはず。 Osteenは「アメリカでもっとも影響力のあるキリスト教徒...

本書でもやり玉にあがっているJoel Osteenの"Your Best Life Begins Each Morning"(『あなたはできる 運命が変わる7つのステップ』と合わせて読むといいはず。 Osteenは「アメリカでもっとも影響力のあるキリスト教徒」といわれる、レイクウッド教会の説教師。彼は自身のメガチャーチに1600人を集め、その説教はテレビで全米700万人に視聴されている。 エーレンライクも本書でボコボコに述べているように、Osteenの教義への批判は多い。彼の世界観は神と人との関係が逆転しており、そこでは神は人の欲しいものを何でも与える奉仕者のようである。 しかし、そのような知的な批判はOsteenの「成功という教義」をありがたがる人々には響かないだろう。良識的な人たちが口を酸っぱくして批判しようとも、Osteenにとって「成功の教義」を前面に押し出すことは確信的であり、意図的な戦略であり、彼に代表されるメガチャーチは、そのそもそもの前提として徹底的に世俗的である。 メガチャーチは大規模なマーケティング技術を駆使し、人々の身近な関心、悩み事に答えることで信徒を獲得してきた。その体質は旧来型の教会よりも企業のそれと近い。 世俗性も徹底されており、「人々が何を教会に求めているか」を徹底的にリサーチすることでその規模を広げてきた。アメリカのキリスト教会は「ジジババばかりで若い人が近づきにくく、葬式ばかりやっている」という言葉に象徴されるように、信徒数の減少に悩んできた。「既存の権威と体制の上にあぐらをかいてきた」旧来の教会には「対抗できないエネルギー」がメガチャーチにはある。 実際に、CEOにも例えられるようなカリスマ的な説教師のもとに、信徒の抱えるに著上的なテーマに即座に答えるための配慮や多くの専門スタッフを擁している。メガチャーチには「十字架も、尖塔も、キリスト像も」ない。理由は、それらの古めかしいイメージが現代アメリカ人にとってはドラキュラを連想させかねず、人々のニーズを第一義とするメガチャーチにふさわしくないからである。 教義も徹底的に世俗的である。人間の罪を強調するような、不安を増長させるようなキリスト教の教えは遠ざけられ、ポジティブ・シンキングと共通するようなセンテンスばかりが参照される。 つまり、ネガティブさを駆逐し常にポジティブでおりさえすれば、成功はおのずとやってくるという教えが教義となっているのだ。 本書やOsteenの本を読むまで、私のアメリカ理解は佐々木毅の『アメリカの保守とリベラル』や、中央公論社から出ている『世界の歴史』の『アメリカ合衆国の膨張』と『世界大戦と現代文化の開幕』に依拠したものだった。宗教的な熱狂というものがアメリカ社会に与えた影響というものを過小に評価してきたし、もっと素直に言うならば、キリスト教など守旧の田舎者たちが持ち出す時代錯誤的な例外だと思ってきた。また、チョムスキーのようなリベラルなアメリカこそ「アメリカ」だと感じてきたし、ジョン・ロールズのような洗練された正義の構想を生み出すアメリカを尊敬しても、ブッシュを牽引したキリスト教連合のようなアメリカには嫌悪を抱いてきた。しかし、私のアメリカのイメージはどうやら本来のアメリカとは異なるものであるらしい。チョムスキーをいくらひも解いても、アメリカ中西部という風景は絶対に出てこない。どうやらチョムスキー的な洗練さがアメリカなのではなく、むしろチョムスキーのほうが例外なのではないか?

Posted byブクログ

2013/06/02

ポジティブ・シンキングは、文化、強制、テクニック、ビジネス、宗教、科学であり、社会統制手段である。楽観主義が経済的大惨事を招いた。 これも社会の空気。ベストはなかなか難しい。

Posted byブクログ

2012/06/16

著者の主張をひとことで云えば、「現実に油断なく向き合う」ことが重要だということか。根拠のない楽観的なものの見方、心構えや気持ちが現実の対象物に反映されるという「素晴らしい」姿勢。ポジティブな思考は、栄養ドリンク飲料のようなもので、一時的にハイな状態に持ち上げ、現実をねじ曲げてくれ...

著者の主張をひとことで云えば、「現実に油断なく向き合う」ことが重要だということか。根拠のない楽観的なものの見方、心構えや気持ちが現実の対象物に反映されるという「素晴らしい」姿勢。ポジティブな思考は、栄養ドリンク飲料のようなもので、一時的にハイな状態に持ち上げ、現実をねじ曲げてくれるが、以降はそれを飲み続けなければならなくなる。 以下、印象に残った文章を引用。 人類の知能が発達したのは、長期にわたり「ありのままに」あるいは偏りなく包括的にものごとを見るよう努めてきた結果であって、自分の感情をものごとに投影してきた結果ではない。雷鳴は天の怒りではない。病気は天罰ではない。死や事故は魔術によって生じるものではない。世界は、人間の感情にはいっさい関係なく、内にかかえる因果のアルゴリズムに従って進んでいる。その事実をほんの少しづつ理解していくことこそ、我々が啓蒙運動と呼び、かろうじて守り続けているものなのである。

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2021/01/05

Bright-Sidedの訳本。 http://mediamarker.net/u/yonosuke/?asin=0805087494 翻訳はエーレンライク先生のイラついて歪んだ感じをよくだしている。 エーレンライク先生はフェミニスト活動家として有名なわけだけど...

Bright-Sidedの訳本。 http://mediamarker.net/u/yonosuke/?asin=0805087494 翻訳はエーレンライク先生のイラついて歪んだ感じをよくだしている。 エーレンライク先生はフェミニスト活動家として有名なわけだけど、やっぱりフェミニズムの一部にあるネガティブなものとポジティブシンキングなんかは相性悪いわよね。

Posted byブクログ