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星がひとつほしいとの祈り の商品レビュー

3.6

67件のお客様レビュー

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2021/12/06

久々に読んだ原田マハさん。今回は絵画とは全く関係なく、全国の名所巡りをしながら、ほろっとする家族のいい話を聞くような短編集。シングルマザーの母娘が佐渡に行く話、四万十で再会する義理の母娘、長良川に行く母と娘夫婦。母娘関係とはかくも多様でややこしいものかと思いつつ、随所に良い人が出...

久々に読んだ原田マハさん。今回は絵画とは全く関係なく、全国の名所巡りをしながら、ほろっとする家族のいい話を聞くような短編集。シングルマザーの母娘が佐渡に行く話、四万十で再会する義理の母娘、長良川に行く母と娘夫婦。母娘関係とはかくも多様でややこしいものかと思いつつ、随所に良い人が出てきてどれも温かい話だった。

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2019/06/01

190601*読了 原田さんの7つのストーリーからなる短編集。旅好きの原田さんらしく、旅先での出来事を語った話が多かったです。またその旅先の土地の描写が細やかで、私まで旅行しているかのように旅先の光景が心に浮かびました。 どれも読んだ後、心にじんわりと染み入るようなお話ばかり。悲...

190601*読了 原田さんの7つのストーリーからなる短編集。旅好きの原田さんらしく、旅先での出来事を語った話が多かったです。またその旅先の土地の描写が細やかで、私まで旅行しているかのように旅先の光景が心に浮かびました。 どれも読んだ後、心にじんわりと染み入るようなお話ばかり。悲しみの中にも光がある、ということを教えてくれているように思います。その光が、それぞれの星なのかもしれません。

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2019/05/04

「アラフォーは別格ですよ。だって、二十五歳も三十歳も三十五歳も、それぞれの時代を生き抜いてきたわけでしょ?それだけで、まじですごいし。あたしなんか、アラサーまえで挫折しちゃいそうで」(147 ページ) どんな年代の女性でも、失望や挫折を経験する。 一生懸命に生きながら、たまに...

「アラフォーは別格ですよ。だって、二十五歳も三十歳も三十五歳も、それぞれの時代を生き抜いてきたわけでしょ?それだけで、まじですごいし。あたしなんか、アラサーまえで挫折しちゃいそうで」(147 ページ) どんな年代の女性でも、失望や挫折を経験する。 一生懸命に生きながら、たまには寄り道をすることで、 晴れ渡った空のように、再び姿を現わせる。 がんばるのもいいけれど、たまにはあなたに息抜きを。 全ての女性に、エールと希望を与える物語り。

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2018/01/08

2014.2/25 楽園のカンヴァス」がすごく良かったので引き続き♪ 原田さんてとても温かい文書を書かれるのですね。短編集で、どの話も不倫や死別や死産などという辛い局面にある主人公なのに、最後には前を向いて、上を向いて歩き出させてくれてます。一話ごとに涙するシーンが必ずあり、電車...

2014.2/25 楽園のカンヴァス」がすごく良かったので引き続き♪ 原田さんてとても温かい文書を書かれるのですね。短編集で、どの話も不倫や死別や死産などという辛い局面にある主人公なのに、最後には前を向いて、上を向いて歩き出させてくれてます。一話ごとに涙するシーンが必ずあり、電車に乗ってる間に読んでえらい目にあいました^^;特に「長良川」「夜明けまで」が良かったです( Ĭ ^ Ĭ )

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2021/03/06

装丁買い。読んでみて、中身にぴったりな表紙だと感じました。 手放さないでおいて、数年後にもう一度読みたいと思える本でした。(あざとさのギリギリとか思う人もまぁいると思う) 男性が読んだらどう感じるのかも訊いてみたいです。

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2016/12/17

やさしくて、やさしくて。 大事なひとを失うことも、悲しい中に何か優しさがあるのかもしれないと、思えた

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2016/08/16

それぞれの年代の女性を主人公にした短編集。本当にどれも素敵だった。「長良川」は、涙なしには読めない。これまで読んだ短編の中でも、かなりの上位で好き。

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2016/05/18

なんだか凄くしっとりとした空気を感じる短編集だった。 秋の涼しい夜、寝る前に読みたい。そんな印象。 がっと読み進めるよりかはゆっくりゆっくり1作1作を楽しんで読みたいなと言うような短編ばかりで、心にしっとりとしみいる感じでした。

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2015/05/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編。 激務の職場勤めでの望まない妊娠、中絶、手術後に助けてもらった少年の決意。 大女優の母を亡くし、今まで知ることのなかった母が生まれ育った大分で過ごした短い時間。 日常に嫌気が差した旅行先で頼んだマッサージ師の老婆の波瀾万丈な戦前戦後の話。 独身女気楽旅の途中、白神山地での美人で勝ち気な20代女性との出会い。 思春期故の気難しさを抱えた娘と一緒に行った佐渡のトキたちについて知っていくにつれて深まった絆。 夫と行った旅先に、夫を亡くして結婚間近の娘夫婦たちと再び訪れた鵜飼いの見物。 かつて血の繋がらない母娘だった多恵と人気歌手で大麻逮捕状が出ている由夢の、つかの間の再会と懐かしんだ過去。 どれもやけにドラマチックすぎ! トキの話と、鵜飼いがしんみり、印象的でよかった。 著者はさいはての彼女でちょっと引いたけど、意外に普通に読むことができるじゃないか! 敬遠していたけど今後読んでいきたい)^o^(

Posted byブクログ

2015/01/01

7話からなる短編集。どのお話も悲しいことがあっても最後は前向きになっている、ゆっくりと明るい未来につながっているように感じられて、読みながら温かい陽だまりの中にいるような気持ちになりました。

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