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星がひとつほしいとの祈り の商品レビュー

3.6

67件のお客様レビュー

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2011/09/26

読んでいるときは心がちくっと痛むような、切ない気持ちもあったけど、読んでよかった、って思った。土地のことばのあったかみを随所に感じた。だからよけい、心に響いてきたんだと思う。特に「長良川」と「寄り道」と「椿姫」が印象に残った。

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2010/07/18

原田さんらしい女性目線で書かれた短編集。表題作 『星がひとつほしいとの祈り』 が秀逸。『斉唱』も良かったです。

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2011/07/16

心が暖かくなる本です。とくに長良川という物語に心をうたれました。幸せとはこんな感じなんだろうなと思います。どうしたらこの様な幸せな家庭を築く事ができるのだろうかとお父さんである芳雄さんに聞きたいと思いながら読んでいたら、癌で既に他界されていました。思い残す事の無い人生だったんだろ...

心が暖かくなる本です。とくに長良川という物語に心をうたれました。幸せとはこんな感じなんだろうなと思います。どうしたらこの様な幸せな家庭を築く事ができるのだろうかとお父さんである芳雄さんに聞きたいと思いながら読んでいたら、癌で既に他界されていました。思い残す事の無い人生だったんだろうな。

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2010/05/23

じんわりとゆっくりと味わいたい短編集でした。 様々な女性が日常や旅をとおして人生を振り返りまた新たな一歩を踏み出していく。 表題作の『星がひとつほしいとの祈り』『夜明けまで』『長良川』がよかった。

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2011/07/16

これは女性版・重松清とでもいいたくなるような、抜群に安定したストーリー・テラーぶり。報われぬ愛や恋に生きた女性を、ヒューマンなタッチで描いている。綿密な取材のうえに全国各地の方言も取り入れ、いずれも感動を誘う物語に仕上げられている。 タイトル作「星がひとつほしいとの祈り」は実に不...

これは女性版・重松清とでもいいたくなるような、抜群に安定したストーリー・テラーぶり。報われぬ愛や恋に生きた女性を、ヒューマンなタッチで描いている。綿密な取材のうえに全国各地の方言も取り入れ、いずれも感動を誘う物語に仕上げられている。 タイトル作「星がひとつほしいとの祈り」は実に不思議な印象。老いたマッサージ嬢の身の上話が作中劇のようで、まるで夢を見たかのようなお話になっている。 その他に印象に残ったのは「夜明け前まで」。二番煎じでは真似の出来ないタイトルが巧いんだな。

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2010/04/28

――時代がどんな暗雲におおわれようとも、あなたという星は輝きつづける―― 女性が誰でもむかえる旅立ちのとき、人生の旅程を指し示す七つの物語。 じんわり沁みる作品もあったが (「夜明けまで」、「長良川」、表題作) 全体の印象としては薄め。 原田さんは長編のほうがしっくりくるかも...

――時代がどんな暗雲におおわれようとも、あなたという星は輝きつづける―― 女性が誰でもむかえる旅立ちのとき、人生の旅程を指し示す七つの物語。 じんわり沁みる作品もあったが (「夜明けまで」、「長良川」、表題作) 全体の印象としては薄め。 原田さんは長編のほうがしっくりくるかも。 【図書館・初読・4/28読了】

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2010/05/03

20代前半で中絶を余儀なくされたデザイナー、アラフォーながら旅好きの独身女性、夫をがんで亡くし娘を嫁に送る直前の50代の母…20代から50代後半まで、それぞれの世代の女性が遭遇する試練や人々のあたたかさ、娘として母として女性がだれでもむかえる旅立ちの時。人生の旅程を指し示す7つの...

20代前半で中絶を余儀なくされたデザイナー、アラフォーながら旅好きの独身女性、夫をがんで亡くし娘を嫁に送る直前の50代の母…20代から50代後半まで、それぞれの世代の女性が遭遇する試練や人々のあたたかさ、娘として母として女性がだれでもむかえる旅立ちの時。人生の旅程を指し示す7つの物語。

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