実践！交渉学 の商品レビュー

松浦正浩【著】

2011/10/14

表紙の「交渉学」、「合意形成」のキーワードにひかれて購入。
仕事をするうえで様々な規模で利害関係者を意識することが多くなった。
特に社会的な合意形成の部分は具体的な事例もあり、参考になった。

2011/09/17

交渉「術」ではない交渉「学」について、身近なレベルの交渉からビジネス上の交渉、公共政策に関する社会的合意形成まで幅広く扱っているにもかかわらず豊富な事例を用いて平易な記述で書かれた本です。

新書としては久しぶりの大ヒットです。いろいろなかたにオススメしたいと思います。交渉というと何かうさんくさいなぁと思っているかたや公共政策に関わっているかたなど、すべての人に示唆がある本だと思います。

特に類書（交渉「術」本）にはない多者間交渉や社会的合意形成、科学技術を用いた共同事実確認などは公共政策的に非常に興味深い話が多くありました。

2010/05/28

交渉学は当事者全員にメリットがある解決策を見つける手助けをします。
交渉の結果、自分が幸せになるだけでなく、相手も幸せにしてあげなければなりません。
交渉学では立場と利害を明確に区別した上で、利害の方に着目することでお互い満足のいく合意条件を見つけることを重視しています。
交渉の目的は自分にとってできるだけ良い条件を獲得することです。
感情を害したのであれば、スマートにできるだけ早く謝る。オバマは交渉における謝り方がとても上手。