ランナー の商品レビュー
ちょっとつらい本だったけど、嫌いじゃない。でも、内容はもっとすっきりできたかも?詰め込みすぎて消化不良な気がする。久遠との友情とか、杏子との関係とか、もっと突っ込んでほしい気がした。しかし、虐待する人の気持ちがなかなか理解できない。こんな状況に陥ったとしたら、私は根性なしなので、...
ちょっとつらい本だったけど、嫌いじゃない。でも、内容はもっとすっきりできたかも?詰め込みすぎて消化不良な気がする。久遠との友情とか、杏子との関係とか、もっと突っ込んでほしい気がした。しかし、虐待する人の気持ちがなかなか理解できない。こんな状況に陥ったとしたら、私は根性なしなので、虐待する前にきっと手を離してしまいます。全然、いい意味でじゃないけど。抱え込んでパンクするよか、いいとの判断なんだけど。と自分の根性なしを再確認。あんまり関係ないんだけど、主人公の名前、もちょっと読みやすくしてもらいたい。碧李があおいって、読めないよっ!最初のころ、え、なんて名前だっけ?「みど???」とかって思い、名前を何度か確認してしまいました。(一度で覚えないとこがボケの証拠)いや、内容はシリアスなんです。すみません・・・
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あさのあつこのスポーツ小説! ということで、爽やかなものを想像して読み始めたら全然違いました。 これはちょっと、もったいないです。 バッテリーのように、続編を出してくれないかなぁ。 色々なところが消化不良で、もう少し見ていたいと思いました。
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スポーツ小説、というより少年(少女)―それを取り巻く大人、特に家族との関係性に絡めたジュブナイルという感じでしょうか。あさのあつこさんの既刊のイメージから言うとやや暗いです。『福音の少年』に近いトーン。個人的には、いまひとつ印象に残りにくい話でした。
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10/04/30読了 胸が苦しくなるような感じ。その後に爽やかなものをがくるのを期待したのがそもそもの間違いだった。
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前々から読みたいと思っていた作者さんです。 ほろ苦い青春物語、と単純に括ってしまうのはもったいない 子供が子供であること 大人が大人であること どちらも当然であるかのようかもしれないけれど 全然当然じゃないというのを思い出させてくれる 「自分ってこんなに脆いとは思わなかった...
前々から読みたいと思っていた作者さんです。 ほろ苦い青春物語、と単純に括ってしまうのはもったいない 子供が子供であること 大人が大人であること どちらも当然であるかのようかもしれないけれど 全然当然じゃないというのを思い出させてくれる 「自分ってこんなに脆いとは思わなかった」 「もっと自分を見て、自分だけを見て」 淡い青春と揺れる自我 んん。自分の高校生の時を思い出すなぁ。
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いつもいつも肝心なところで…。 碧李は定番主人公、杏子も変な女の子らしさがなくてキャラは良かったけど、重い話の割りにボリュームが少なくて消化不良。 続編あったら評価変わるかも。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
スポーツ小説かと思ったらそうでもなかった。さすがあさのあつこ読ませるのが上手い。でも、このページでこれだけのことを納めてしまうと、綺麗にまとまりすぎるような気も・・・・ それこそ走り去ってしまった印象。「ランナー」というからには、碧季の走りをもっとじっくり描いて欲しかったかな。母親の葛藤、妹の苦しみ、杏子想いも共に。
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