1,800円以上の注文で送料無料

レディ・ジョーカー(中) の商品レビュー

3.9

61件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    29

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/09/16

社長は解放されたが、今度はビールが人質に・・・ 此処からは視点が、社長、記者、刑事に変わってくる。ちょっと詰め込み気味かなとも思ったけれど、所々にいいの入れてくるから、目が離せない。

Posted byブクログ

2012/10/14

事件は動きを見せるが、犯人グループの描写が出てこない。 上巻では犯人グループ側からの描写が多くて情が移っていたため、どうなっているのか気になるなぁ。 しかしある意味、この巻で私にとって一番ショッキングな動きを見せたのは合田警部補の義兄であった。えっ、お兄さん、そうだったの?! ...

事件は動きを見せるが、犯人グループの描写が出てこない。 上巻では犯人グループ側からの描写が多くて情が移っていたため、どうなっているのか気になるなぁ。 しかしある意味、この巻で私にとって一番ショッキングな動きを見せたのは合田警部補の義兄であった。えっ、お兄さん、そうだったの?! その後も何度か疑惑が膨らむ場面があり…。本筋とは別の線でドキドキ。これは作者の茶目っ気なのか? 社長室での、合田と社長の緊迫したやり取り。ほんの数分間だか、印象に残るハラハラ感だった。

Posted byブクログ

2012/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

レディ・ジョーカーに翻弄される会社社長と警察。 ふと気付くと、犯人側の背景が全く描かれない。 <下>で詳細が明らかになるだろうが、コトの発端である <上>の冒頭の手紙がこんなにも複雑に絡んでくること自体に 頭痛を覚える。 世界感が沢山出てくる。 気付けば今自分は誰の視点で、どこの視点で情景を捉えれば いいのか、主観すらわからなくなってくる。 <下>の結末に、大いなる期待。

Posted byブクログ

2012/05/02

上巻に引き続き、読みにくさがとても気になる。 企業、報道、金融、警察組織、競馬・・・ 多分野に細かく言及しすぎてて若干ウンザリ。 下巻でのクライマックス展開に期待。

Posted byブクログ

2012/03/16

レディジョーカー達に振り回される企業、新聞、そして警察。企業、警察は組み上げられた組織の大きさに絡めとられ、機能不全に陥り、後手にまわるなか、個人の裁量が多い新聞は、確実にその真相へと近づいていく。 企業の社長としての城山、左遷された一警部補合田の組織に対して、そして個として生き...

レディジョーカー達に振り回される企業、新聞、そして警察。企業、警察は組み上げられた組織の大きさに絡めとられ、機能不全に陥り、後手にまわるなか、個人の裁量が多い新聞は、確実にその真相へと近づいていく。 企業の社長としての城山、左遷された一警部補合田の組織に対して、そして個として生きるための葛藤が事件を通じて見え始めてくる。何を守り、何を救うのか。答えは見えないまま、そしてレディジョーカーたちの姿は見えず、登場人物は各々冷たい熱を抱えたまま、中巻は終わり物語は終章に突入してゆく。

Posted byブクログ

2012/02/16

 読んで良かった。この巻では、社長と警官、記者の視点が中心に展開が進んでいる。  さて、上巻を読んでから、意味も無く半年の休憩を挟んで続巻読書を再開したわけ  であるけれども、楽しくなってきたので、後半は一息に読み切ってみましょう。

Posted byブクログ

2012/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

上巻から続けて、一気に読了。 相変わらず、“ここまで描かなくても”というぐらいの細かい描写……。 相変わらず、なかなか進展しない事件……。 相変わらず、出番が少ない主人公(合田刑事)……。 相変わらず、素人には訳の分からぬ株価をめぐるアレコレ……。難しい(笑)……。  それにも関わらず、物語世界に引き込まれ離れられない自分が不思議。  時折、急展開を見せる場面でのスピード感は心地好し。 少しずつ犯行グループの影に迫りつつあるのが、下巻への楽しみ。  社長が公衆電話からかけてきた第一声「私人として電話しています。」に感動。 ……単行本上下巻を、文庫化にあたって上中下巻に分冊したとのこと……、“切りどころ”を心得た切り方だなぁと感心(笑)。 2011.11.30、了。

Posted byブクログ

2017/08/16

 合田刑事の登場場面の増える中巻。義兄との場面はなんだかホモセクシャルの香りもするのだが。作者自身もそんな一文を添えているのは確信犯なのか?  犯罪者。刑事。新聞記者。そして企業人という違った世界に生きる男たちの生き様も描かれており、単純な犯罪小説のハードルを見事に超えてみせて...

 合田刑事の登場場面の増える中巻。義兄との場面はなんだかホモセクシャルの香りもするのだが。作者自身もそんな一文を添えているのは確信犯なのか?  犯罪者。刑事。新聞記者。そして企業人という違った世界に生きる男たちの生き様も描かれており、単純な犯罪小説のハードルを見事に超えてみせている。

Posted byブクログ

2011/08/14

企業のトップや新聞記者、警察、地検等の内部がどうなっているかなんでこんなに細かく書けるんだろう?取材したのか? 小説のディテールの細かさと、それに織り込まれてくる感情のらせんに翻弄された。ただし、結末には不満。

Posted byブクログ

2011/06/30

中盤については、事件の被害者となる社長とその周囲の描写が多い。 若干ダレるか?と思ったけれど、そんなこともなく。 むさぼるように読了した。

Posted byブクログ