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ボックス!(上) の商品レビュー

4.1

97件のお客様レビュー

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2010/12/08

爽やかな青春小説。続きが気になるので、星4つ。 天才と努力のタイプの違うボクサーが二人。短距離を題材にした、「一瞬の風になれ」に似ている。

Posted byブクログ

2019/01/16

面白かった。映画公開で本作を知ったのだが、原作があの探偵ナイトスクープの構成作家でもある百田はんだったので、是非読んでみたいと思ってました。 読んだ感想は、面白い。ストーリーは、強い友達に憧れる頭良いが、身体の弱い少年が、不純な動機(?!)でボクシングを始めて愚直なまでにまじめに...

面白かった。映画公開で本作を知ったのだが、原作があの探偵ナイトスクープの構成作家でもある百田はんだったので、是非読んでみたいと思ってました。 読んだ感想は、面白い。ストーリーは、強い友達に憧れる頭良いが、身体の弱い少年が、不純な動機(?!)でボクシングを始めて愚直なまでにまじめに練習を重ねていき、強くなっていくという物語。 ただ、色んな人物目線でストーリーが展開するし、読んでいてもあきさせない所はさすがでした。

Posted byブクログ

2010/12/02

久しぶりアツくなれる小説に出会いました!! ガリ勉少年「ユウちゃん」は、幼なじみの天才ボクシング少年「カブちゃん」の影響でボクシングを始めます。 軟弱なユウちゃんがコツコツ練習に励み、やがてカブちゃんを脅かすボクサーになる!そんな期待を抱かせる上巻です。 天才型カブちゃんがどこま...

久しぶりアツくなれる小説に出会いました!! ガリ勉少年「ユウちゃん」は、幼なじみの天才ボクシング少年「カブちゃん」の影響でボクシングを始めます。 軟弱なユウちゃんがコツコツ練習に励み、やがてカブちゃんを脅かすボクサーになる!そんな期待を抱かせる上巻です。 天才型カブちゃんがどこまで登り詰めるか、そして努力型ユウちゃんはどこまでカブちゃんに近づけるのか。下巻の展開も楽しみです! 学生時代にこの本に出会っていたらボクシング始めていたかもしれません。スポーツに打ち込む青春ってキラキラしてていいですね! 高校に戻って部活やりたくなります! それと上巻を読んで感じたことは、 卓球とボクシングでステージは異なりますが、漫画ピンポンと構成が似ているなぁ、ということです。ピンポン好きな人は確実に気に入ると思います! それにしても「永遠のゼロ」といい、この人の作品は本当に魅力的だなと感心しっぱなしです。

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2010/12/01

これも面白い、百田作品!青春スポーツ小説もいいですね♪ボクシングのスポーツとしての奥深さがわかり、登場人物のキャラも好きです…後半の展開が楽しみです♪

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2011/01/21

…優紀のボクシング部の入部はクラスメイトたちにも奇異な目で見られていた。特進クラスでもトップクラスの優紀がよりによって格闘技をやるというニュースはちょっとした好奇の的になっていた。そこには「アホとちゃうか」というニュアンスが含まれていた。中には面と向かって「お前がボクシングなんか...

…優紀のボクシング部の入部はクラスメイトたちにも奇異な目で見られていた。特進クラスでもトップクラスの優紀がよりによって格闘技をやるというニュースはちょっとした好奇の的になっていた。そこには「アホとちゃうか」というニュアンスが含まれていた。中には面と向かって「お前がボクシングなんかやっても強なるわけないやん」という男子生徒もいた。…

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2021/08/03

今宵、長谷川と粟生が二人とも勝ってともに2階級制覇という快挙となったけれど、どれ位の人が見てたんだろうねぇ。 最早ボクシングはマイナーなスポーツになってしまったけれど、この本、そういうボクシングの、しかもアマチュア=高校生の世界を描いて、いや、これは楽しい。 傍若無人な天才児・鏑...

今宵、長谷川と粟生が二人とも勝ってともに2階級制覇という快挙となったけれど、どれ位の人が見てたんだろうねぇ。 最早ボクシングはマイナーなスポーツになってしまったけれど、この本、そういうボクシングの、しかもアマチュア=高校生の世界を描いて、いや、これは楽しい。 傍若無人な天才児・鏑矢、進学コースの努力家・木樽という二人の少年を軸に、一階級上のライバル、敏腕トレーナー、見守る女性たちってなると、これは全く「あしたのジョー」みたいだけど、高校1年の彼らの成長に合わせ大会を追いながら、才能と努力、勝利と敗北、歓喜と悔恨、友とライバルって要素を鏤め、青春スポーツ物の王道の進め方。 舞台も大阪とあってベタな話なんだけど、監督が素人の女教師に聞かせる話を通じて知るボクシングの怖さ特殊さや、積み重なる練習と試合シーンの精緻な描写が物語の世界を膨らます。 いまだ恐れを知らない鏑矢と強くなっても恐怖心を取り除けない木樽。さて、二人の少年に栄光はふり注ぐか。サクサクと下巻へ。

Posted byブクログ

2010/11/22

アホでヤンチャだがボクシングの天性の才を持つ鏑矢と、優等生でいじめられっ子だった木樽。幼馴染の二人が織り成すスポーツ青春バディもの。 先の『輝く夜』でも見せたように、相変わらずこの作者は王道の筋立てをまっすぐ描きます。ただ、今回は面白くないわけではないんだけど、人物構成が松本...

アホでヤンチャだがボクシングの天性の才を持つ鏑矢と、優等生でいじめられっ子だった木樽。幼馴染の二人が織り成すスポーツ青春バディもの。 先の『輝く夜』でも見せたように、相変わらずこの作者は王道の筋立てをまっすぐ描きます。ただ、今回は面白くないわけではないんだけど、人物構成が松本大洋による『ピンポン』にあまりに似過ぎている気がしました。 視点役の副顧問女教師とか女子マネがいるにしても、「ヤンチャなガキ大賞、努力型優等生、超高校級のライバル」というメインの3者は関係性や性格までほぼ同じ(終わり方まで似てる)。 王道だから似るのは仕方がないにしても、『ピンポン』が題材からして一ヒネリしていることを考えれば、ボクシングでこれってのは後発なのに王道パターンそのまんま過ぎやしないかと。 しかも試合シーンの躍動感や迫力は『ピンポン』の方が上なので、どうしても見劣りしてしました。

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2011/03/08

うーむ、実に心地良い。 まるで少年漫画を読んでいるかのような爽快感。 物語は「お決まりのストーリーだ」な流れだが、活字のみでこの感覚を覚えさせるのは単純に凄いと思った。 カブちゃんとユウちゃんの友情にグッときたぜ。 描き方でしょうか、その通の人物が、ルールなり仕組みなりを丁...

うーむ、実に心地良い。 まるで少年漫画を読んでいるかのような爽快感。 物語は「お決まりのストーリーだ」な流れだが、活字のみでこの感覚を覚えさせるのは単純に凄いと思った。 カブちゃんとユウちゃんの友情にグッときたぜ。 描き方でしょうか、その通の人物が、ルールなり仕組みなりを丁寧に説明する様子は『永遠の0』を彷彿とさせる。 あと、「陸上競技と比べて‥」なくだりがちょいちょい出てきては敏感に反応してしまった。 まさか俺に説明してるのか?ドキドキ。 この調子やと下巻もあっちゅー間に読了できそうやでほんま。 ほいでは、次を読み終えたらまたかくます。

Posted byブクログ

2010/11/02

ヤンチャでいて恵まれた運動神経を持つ天才鏑屋と、運動神経皆無で喧嘩の強い鏑屋に憧れを持つ頭脳明晰な木樽の青春ボクシング小説。 上巻は正直だらだら読んでいく感じで、斬新だ!思うところは特になかった。下巻の残り200ページくらいで熱い展開が待ってる感じ。文の表現とかはシンプルで本を...

ヤンチャでいて恵まれた運動神経を持つ天才鏑屋と、運動神経皆無で喧嘩の強い鏑屋に憧れを持つ頭脳明晰な木樽の青春ボクシング小説。 上巻は正直だらだら読んでいく感じで、斬新だ!思うところは特になかった。下巻の残り200ページくらいで熱い展開が待ってる感じ。文の表現とかはシンプルで本をよく読む人は飽きそうかな。アマチュアボクシングの知識のない木樽と英語教師耀子の目線で話が進んでいくから、一般人の目線に立ってごくシンプルにいく手法なのかね。 むしろこの本の楽しみポイントは、最重要人物であるところの鏑屋の目線で語られていないから鏑屋の心理を妄想すること、これに尽きる。誰のことを好きなのか、挫折を味わった悔しさは・・・?などと。無遠慮でいて天真爛漫な性格と思われる彼を考察するのがお勧めですね。 ボクシングを全く知らない人でも自然に解説されてる小説だから読みやすい。よくボクシングを見る人でもプロとアマのルールの違いを知れる。

Posted byブクログ

2010/09/23

ボクシングも男子学生も青春も自分には縁遠いけれど、楽しく読めました!学生時代にもっと何かに打ち込んでいたらよかったなー。

Posted byブクログ