ぜんぜんたいへんじゃないです。 の商品レビュー
150cmないちびだけどぜんぜんたいへんじゃないです。 ユニークで質朴な感じの文体がたまらない。 今回も真夜中の読書会おしゃべりな図書室のバタやんさん紹介の本。 ちょっとたいへんな時だったけど読むとたいへんじゃない気がしてくる不思議さがあった。
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1960年小樽生まれ、6歳下の恋人と8年交際し、1999年に結婚した朝倉かすみさん、初エッセイだそうです。「ぜんぜんたいへんじゃないです」、2010.3発行。面白かったです。爽やかで外連味がない。陽気でユーモアたっぷり。いい人だなという印象を受けました。道産子なんだw!ファンにな...
1960年小樽生まれ、6歳下の恋人と8年交際し、1999年に結婚した朝倉かすみさん、初エッセイだそうです。「ぜんぜんたいへんじゃないです」、2010.3発行。面白かったです。爽やかで外連味がない。陽気でユーモアたっぷり。いい人だなという印象を受けました。道産子なんだw!ファンになりました。
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もう10年くらい前の朝倉かすみさんのエッセイ。傑作だなぁ!と思っていたものは、今読んでも傑作です。エッセイには作者の「視点」とか「発想」が垣間見られてとても興味深い。 「動かせない言葉、替えがきかない言葉、洗いにかけた言葉を使いたい。」 NHK札幌放送局のインタビューに載っていた...
もう10年くらい前の朝倉かすみさんのエッセイ。傑作だなぁ!と思っていたものは、今読んでも傑作です。エッセイには作者の「視点」とか「発想」が垣間見られてとても興味深い。 「動かせない言葉、替えがきかない言葉、洗いにかけた言葉を使いたい。」 NHK札幌放送局のインタビューに載っていたこの言葉、 「静かにしなさい、でないと」などのタイトルのつけ方にも表れていると思います。このタイトルだけで思わず手に取るでしょう。 エッセイにも「朝倉かすみ」ならではの発想が随所に見られて、Ah!体験が散りばめれられています。湊かなえさんの時もそうでしたが、小説よりエッセイ読むほうが多めです^^; これ以来エッセイの本は出ていないようです。まとまったら、ぜひまた本にしていただきたいのですが。10年前のエッセイを再再々・・・くらい読んでるけど、読むたびに禁断症状が悪化します。
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期待通り。 「もっと聞かせて!」 っておねだりしたくなるくらい。 エッセイでは、ちょっとトホホな所があるお人が好きなんだな、あたし。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ええ意味にもわるい意味にも読み流そう系のエッセイ。 ええ意味 エッセイであまり含蓄があるのは好きじゃない。人生教訓・恋愛指南・料理や家事のスキル・趣味の深入り…いずれもあまりに熱く強く濃い中身を語られると「エッセイやなくてハウツー本書いてや。こっちはそこまで構えてないのに」って引いてしまうのだ。 この本は、作者自身への言い訳以外に熱く語る部分はなく「うんうん、日々が平和でそれなりに充実してるっていいねぇ」と気楽に読める部類の本である。 悪い意味 視線が文章を漂うようなイメージの読み流し本は好きじゃない。あとで未読OR既読の判別がつかなくなるからだ。 この本は、作者自身への言い訳以外に熱く語る部分はなく「うんうん、日々が平和でそれなりに充実してるっていいねぇ」と読み流して、内容を忘れてしまいがちな部類の本である。 ご主人、ご両親はなかなかに良いキャラクターをしておられるようである。特にご主人がよい。型にはまった日々の行動をしっかり踏襲しながら1日1日1年1年を過ごしていく生き方は、欲を捨てた究極のストイックかもしれない。すべてを見習うのは到底無理だが、ちょっとカッコ良いなぁと思った。
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こういう作家になりたかった。 作品はさほど読み込んでいるわけではないけれど、ああいう文章を書ける理由がなんとなくわかったような。 独身のままだったら違う作風だったのだろうな。良い悪いでなく、自分の境遇がストレートに文章にでるタイプなのでしょう。
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178 敵わないひとがいて、ぜんぶカバーできないのなら、知らないままでいるほうが安らかな気持ちでいられる。 233 つい、順番を間違ったらどうしよう、と不安になる。その前に、なぜ間違わないのだろう、と不安になっている。 主に書くこと身内のことばかりだし〜である〜だといわれてあま...
178 敵わないひとがいて、ぜんぶカバーできないのなら、知らないままでいるほうが安らかな気持ちでいられる。 233 つい、順番を間違ったらどうしよう、と不安になる。その前に、なぜ間違わないのだろう、と不安になっている。 主に書くこと身内のことばかりだし〜である〜だといわれてあまり共感はできなかったかなあ。
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朝倉さんのエッセイと言いつつも普段の作品もエッセイの様だしな。いつもの作品はこういう生活からきているのか。 もう少し1話1話が長くてもいいと思う。白髪抜き屋含め京子の話がおもしろい! 締め切り前、急いで書いた時は文体にもその焦りがでるというのが今回の発見。
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朝倉氏らしい、日常を語ったエッセイ。起こってることは決してゆるくないと思うんだけど、ゆる~っとしたいい日常だなぁと思わせるところはさすが。
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朝倉さん初のWEB連載エッセイ。 ぜんぜんたいへんじゃないと言いながら、常に書くことの締め切りに追われている(もしくは既に過ぎている)ので、書くお仕事ってやっぱり大変そうですね、と思う。 決めたテーマがないからか、だいぶ取り留めのない自由日記な感じだけど、朝倉かすみさんと...
朝倉さん初のWEB連載エッセイ。 ぜんぜんたいへんじゃないと言いながら、常に書くことの締め切りに追われている(もしくは既に過ぎている)ので、書くお仕事ってやっぱり大変そうですね、と思う。 決めたテーマがないからか、だいぶ取り留めのない自由日記な感じだけど、朝倉かすみさんという作家さんを知るという意味では面白かった。
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