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コロヨシ!! の商品レビュー

3.5

109件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    1

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2012/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

司書の方にオススメされた本です。時代は現代で日本のようだけれど違う国が舞台です。そんな所で私達の感覚で言われる『掃除』とは異なった競技としての掃除を困難や迷いに見舞われながらやる高校生達の青春物語です。 まず、『掃除』と言う競技が実はあるのではないか?と思わせる様な説明のページがあり驚きました。辞書から引用してきた様な堅苦しい文章で『掃除』とは?と書かれていて、思わず辞書で『掃除』と引いてしまいましたし、作中にも独特の掃除用語が度々出てきました。つまり、それ位に作者の三崎亜記先生の中には『掃除』が形作られていると考えるとすごい(語彙力が足りず幼稚な表現に…)と思いました。 話も、独特の世界観の中で繰り広げられて、不思議な感じがしました。話の中盤位まで顧問の先生は無能な人という感じでしたがなかなか『掃除』の事を理解した先生でしたし、一見主人公の樹が『掃除』をやることを良しとしていないかに見えた父親も実は裁定士だったり始め偲ちゃんはいったい何者なのかわからなかったりと先の読めない展開でした。2巻もあるということで、是非続きが読みたいです。

Posted byブクログ

2012/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ラノベだなあーという感想。  ひとつの大嘘があって、その周りが現実的であれば、まあとっつけるのだけれど、殆どのことが現実あらざることでとっつきにくい。小説だとちょっと分かり辛い。これを原作としてアニメーションや漫画なら映えるかなあとは思いました。  新聞書評で「掃除を部活とした青春小説」って書いてあって読もうと思ったので、「掃除」があまりにも「掃除」ではなくて、戸惑っている間に一冊終わってしまったような感じが。まあ、アレが「掃除」って名称だからインパクトあるんだろうけれど。    だいたいが設定説明に費やされていて、心に残る内容は少なめでした。

Posted byブクログ

2012/03/05

現代日本と似ているが少し違う国で、特殊な扱いを受けるスポーツ「掃除」を行う高校生の話。設定はともあれ、青春を感じる作品だった。

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2012/02/20

傾向がちょっと変わりましたね 刻まれない明日とリンク(居留地など)していますが… 掃除をスポーツ、しかも武道とするなど独特の世界観は相変わらずです

Posted byブクログ

2012/02/14

新境地の青春スポーツ物。 ほか作品より割と現代風。ただ文章表現では無理があるんじゃないかなあと。 やっぱりもう一歩現実と非現実に踏み込んで欲しかったなあ。 スポーツモノはなんか違う気がしました。 ちょっとイマイチかな。。。

Posted byブクログ

2012/02/05

「掃除」。それはごみやほこりを片付けること。転じて悪しき存在を排除することを意味する。しかし、この世界にはもう一つの意味があった。「掃除」。それは競技名の一つ。敷舞台と呼ばれるフィールドの中で長物を手にして舞い、塵芥を回収していく。主人公はそんな掃除部に所属する一人の青年、樹。掃...

「掃除」。それはごみやほこりを片付けること。転じて悪しき存在を排除することを意味する。しかし、この世界にはもう一つの意味があった。「掃除」。それは競技名の一つ。敷舞台と呼ばれるフィールドの中で長物を手にして舞い、塵芥を回収していく。主人公はそんな掃除部に所属する一人の青年、樹。掃除を取り巻く複雑な事情の中で、樹は自らの成長に思い悩む。自分にとっての掃除とは何か。そして掃除の先にあるものとは。青春スポコン小説。 現実と少し乖離したファンタジーにスポコンという稀有な組み合わせがなんとも三崎亜記さんらしい。「掃除部」って響き、惹かれるわあ。そして何より試合を描写する多彩な表現が、「掃除」の持つ優雅さと力強さを華麗に演出している。スポコン小説としても良く出来ていて、迷いながらも頂点を目指す樹がなんとも愛おしい。ただ最後が、こういう終わり方もアリなのかもしれないが、個人的には気持良く終わらせて欲しかった。 調べてみたら先月、続編が出ていたので、そちらに期待。

Posted byブクログ

2012/01/26

もったいない!もどかしい! 設定はとてもおもしろくて、ちらっと粗筋を目にした時に、面白いに違い無い!とワクワクして読み始めました。 この作者の作品を、立て続けに読み、たまたまこれが最後の作品になりました。 他の作品は、この現実世界から0.5次元位浮き上がったような世界観で、フ...

もったいない!もどかしい! 設定はとてもおもしろくて、ちらっと粗筋を目にした時に、面白いに違い無い!とワクワクして読み始めました。 この作者の作品を、立て続けに読み、たまたまこれが最後の作品になりました。 他の作品は、この現実世界から0.5次元位浮き上がったような世界観で、フワフワしたすりガラスの向こうを覗き込むような感触に最初は戸惑いましが、だんだんとそれが心地よくなってきました。 ですが、この作品はスポーツが主題のひとつなのに、ルールも情景も今一つはっきりせず、もどかしく歯がゆかったです。 スポーツ物を読んでいるときの、高揚感やせっかくの美しいであろう試合の舞台も目に浮かばせる事ができなかったです。 ひょっとしたら、映像化を頭に置いて書かれているのかなぁとも思います。 それだったら是非とも「掃除」の美しい舞いを観てみたいです。

Posted byブクログ

2012/01/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 三崎さんにしては珍しく、学園もの+スポーツもの。と思いきや、やっぱりだんだん不思議な世界になっていきました。不思議な登場人物が出てきて消化しきれない。 最後の場面もちょっと??。掃除の描写もややこしくて想像するのが大変。でも、偲ちゃんかわいいし、なんかほっこりする。続編あるのかな?

Posted byブクログ

2011/12/02

最後の最後あたりで、言いたいことがわかった。 連載だからしょうがないが、話が長いから、読了感が鈍い感じ。 再編集して、圧縮してくれたらよいのに。

Posted byブクログ

2011/11/01

掃除が伝統競技であり国から統制されたものという奇異な設定が面白い 演武など文章表現が細やかで綺麗だった

Posted byブクログ