星が吸う水 の商品レビュー
『星が吸う水』は今の私が出会うべくして出会った話かもしれない。私がこつこつ築き上げたオリジナルのあれこれを見せられないのが悔しいと思うし、地球とセックスしたいし
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「星が吸う水」「ガマズミ航海」の2篇が収録された本書。 どちらも性行為に疑問があり、それを打ち砕こうとする足掻きが描かれている。 既成の概念を覆すことの難しいこと。それが本能と直結する性行為だからこそ、余計に他人には誤解されやすく、難しさに拍車をかける。 正直読んでいてピンと来な...
「星が吸う水」「ガマズミ航海」の2篇が収録された本書。 どちらも性行為に疑問があり、それを打ち砕こうとする足掻きが描かれている。 既成の概念を覆すことの難しいこと。それが本能と直結する性行為だからこそ、余計に他人には誤解されやすく、難しさに拍車をかける。 正直読んでいてピンと来なかった。
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「星が吸う水」 自分の発情?欲望の発露???が男性的なイメージであるがために、女性の体であることで言い様のない不完全燃焼さを持っている…という主人公のお話。 そういった感覚もあるのかもしれないなあ…。 まあ実際女性体では絶頂感が放出する形ではめったにないから仕方ないんだけども…。...
「星が吸う水」 自分の発情?欲望の発露???が男性的なイメージであるがために、女性の体であることで言い様のない不完全燃焼さを持っている…という主人公のお話。 そういった感覚もあるのかもしれないなあ…。 まあ実際女性体では絶頂感が放出する形ではめったにないから仕方ないんだけども…。いや、下ネタとかではなく。 性について、むしろ性についての感覚?について考えてみよう。 きっとそれは、人の数だけある。 「ガマミズ航海」 タイトル、何???? と思ったけど、愛や欲情を含まない性的接触?を探し求めて模索する二人の女性が名付けた、そういった行為の造語…っていう……。 なんかもう、その発想がもう、凄いな…。 それを見つけるために航海をした彼女らの結末は……というストーリー。
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「星が吸う水」「ガマズミ航海」の2編。 この作品の登場人物のような考えだったり感覚だったり、実際に持っている人もいるんだろうなと思いました。 独特な世界観でした。
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星が吸う水 ガマズミ航海 の二つの話が入っていたよー。 どちらの話も村田沙耶香ワールドは、 ほんのちょっぴりって感じだったなぁー。 どちらの話も性的なものを扱ってるけど、 イヤらしさを感じさせず、面白い考えだなぁーって、思える話だったよー!! 星が吸う水の3人組は、 特別考え...
星が吸う水 ガマズミ航海 の二つの話が入っていたよー。 どちらの話も村田沙耶香ワールドは、 ほんのちょっぴりって感じだったなぁー。 どちらの話も性的なものを扱ってるけど、 イヤらしさを感じさせず、面白い考えだなぁーって、思える話だったよー!! 星が吸う水の3人組は、 特別考えが似ているわけでもないのに、一緒にいれて そんなところが、女子あるあるかもーって 思っちゃいました。
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ガマズミがかなり好きだった。性の話についてはどうしても女が客体化する局面があるから、このくらいフラットに考えてもいいと思う。別に男の人自体をどうしても好きなわけじゃないんだなと自分の内面も見直せた。
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「ギンイロノウタ」とは、また違った意味で、何と書けばいいのかと思っております。 私自身は、性に関して、恥ずかしいと思ってしまう反面、適当に考えたりすべきではないと思います。開かれてはいない内面の話だからこそ、身近であるし、確かな答えのようなものがあるのなら、知りた...
「ギンイロノウタ」とは、また違った意味で、何と書けばいいのかと思っております。 私自身は、性に関して、恥ずかしいと思ってしまう反面、適当に考えたりすべきではないと思います。開かれてはいない内面の話だからこそ、身近であるし、確かな答えのようなものがあるのなら、知りたいとは思います。だから、それに対して、必死になるのも頷ける話ではありますね。物語は、滑稽に思われる反面、主人公二人の心の内は、哀愁があるのかなと思いました。必死であるゆえに。特に、結真は読んでて、切なかったですね。安易に、その考え方、変わってるねとは思いません。
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短編ふたつ。どちらも面白いのだけれどすこし説教くさいというか、問題提起に力を入れすぎかなとも思った。登場人物は魅力的だからもうすこし、晴れるまで読みたかった。
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気の置けない女友達三人の女子会と、彼と別れられない女子に慕われる年上女性の、性を探究する二編。直接的。前者では特異さを恥も抵抗もなく口にし共有しようとすることに戸惑い何らかの障害であるのだろうかとすら過り、後者の女性同士の秘め事も遠く眺める。理屈で攻める淡々とした追求。自然体な会...
気の置けない女友達三人の女子会と、彼と別れられない女子に慕われる年上女性の、性を探究する二編。直接的。前者では特異さを恥も抵抗もなく口にし共有しようとすることに戸惑い何らかの障害であるのだろうかとすら過り、後者の女性同士の秘め事も遠く眺める。理屈で攻める淡々とした追求。自然体な会話と性と普通の乖離?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
性における女性性、男性性というもの対して、問を投げかける2篇の小説。やはりこの人は正常であるという事に疑問を持ち続けている人なんだと思う。性行為とセックスの違いについて、同じような事を考えている友人がいる。その人は「狩る」ではなく、「食う」と表現していたが、勃起していたのかと、こういう事だったのかとその人の事を少し理解出来たような気がした。妙に男性を感じさせる彼女に読んでもらって感想を聞きたい。今度ガマズミ教えてあげたい
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