がらくた の商品レビュー
私は美海ちゃんと歳が近かったからかもしれないけれど 読んでいて、(物語はやっぱり現実とはかけ離れてるけど)なんだかとてもみみちゃんにリアルに共感できた。 読みながら自分を客観的に考えたりして、 私は今すごくキラキラした時を生きているんだなと再実感しました。
Posted by
クレイジー、愛は。読みすすめると随分印象がかけはなれてくる。解説のひとの言う通り、ミウミちゃんを主人公として読むのがいいのかもしれない。そうするとすごく勇敢な本になる。
Posted by
ダブルヒロイン的な作品 それぞれの物語で交互に綴られているので 柊子さんと美海さんの気持ちに自然に入り込めた 原さん 子供っぽいと思った たぶん私は好きにはならない でもこの小説の世界は好きかも…
Posted by
穏やかだった。 でも、最後まで誰にも感情移入できず、共感することもできなかった。それがまた新鮮で面白い。
Posted by
「人は人を所有できるが、独占はできない。どうしても独占したいと望むなら、望まないものを含めたすべてを所有する以外にない。」 狂気を感じさせたが確かにそうなのだろう。 柊子の原さんに対する愛が狂っていて引き込まれてしまった。最後はうーん?って感じだったけど…
Posted by
最後の終わり方に「えーー」と1人で叫んでしまいました。彼女の終わり方にはいつもそう。いつも通りの江國ワールド。ちょっぴり途中で飽きそうになったけれども、やっぱりクセにはなりそうな内容。しまった。
Posted by
なんだろう。 再読なのに、前の感想が思い出せない。 おかしな夫婦の物語、くらい。 それなのに今回は! ラストの10ページのためにあったんじゃないの?この物語は、というかんじ。 美海の感情に、共感。 こんな感情、今になってリアルに甦るなんて。 会いたいって言われて嬉しかった...
なんだろう。 再読なのに、前の感想が思い出せない。 おかしな夫婦の物語、くらい。 それなのに今回は! ラストの10ページのためにあったんじゃないの?この物語は、というかんじ。 美海の感情に、共感。 こんな感情、今になってリアルに甦るなんて。 会いたいって言われて嬉しかったの。 不行き届きなまねをして欲しいの。 なんてストレートでなんてかわいらしい。 たまらないでしよ、これ、男の人は。 生まれ変わって美海になりたい。
Posted by
江國さんの本を読んでいると不倫ってものがいけないものではないような気がしてくる。 それほどあっさりと夫婦以外の人と関係を結んでいくから。 とは、いいつつも、私はダメだと思っているからどの話も共感はできない。 ただ、こんな感情もありうるのかもしれないと思うだけ。 美海って名前が...
江國さんの本を読んでいると不倫ってものがいけないものではないような気がしてくる。 それほどあっさりと夫婦以外の人と関係を結んでいくから。 とは、いいつつも、私はダメだと思っているからどの話も共感はできない。 ただ、こんな感情もありうるのかもしれないと思うだけ。 美海って名前が可愛いと思う。そして、ミミちゃんにとてもよく似合っている。もちろん、ミミも。
Posted by
【本の内容】 私は彼のすべてを望んだ、その存在も、不在による空虚さも―。 45歳の翻訳家・柊子と15歳の美しい少女・美海。 そして、大胆で不穏な夫。 彼は天性の魅力で女性を誘惑する。 妻以外のガールフレンドたちや、無防備で大人びた美海の心を。 柊子はそのすべてを受け容れ...
【本の内容】 私は彼のすべてを望んだ、その存在も、不在による空虚さも―。 45歳の翻訳家・柊子と15歳の美しい少女・美海。 そして、大胆で不穏な夫。 彼は天性の魅力で女性を誘惑する。 妻以外のガールフレンドたちや、無防備で大人びた美海の心を。 柊子はそのすべてを受け容れる、彼を所有するために。 知性と官能が絡み合い、恋愛の隙間からこぼれ出す愉悦ともどかしさを描く傑作長編小説。 [ 目次 ] [ POP ] 45歳の翻訳家・柊子と、15歳の美少女・美海。世代の異なる2人が、海外のリゾート地で出会うシーンから、物語は始まる。 結婚してもなお、夫のすべてを所有したいという欲望を抱く柊子。 柊子が他の男に接触するように仕向けて楽しむ夫。 奇妙なバランスで成り立つ夫婦関係は、美海の登場によってより不穏になっていく。 島清恋愛文学賞受賞作。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
Posted by
ちょっとくどかったかな。 ちょっともう、恋愛的な気分に飽きてきたからこう感じたのかもしれないけど。 柊子と夫。 柊子と美海の父。 原と他女性。 原と美海。 美海と亘。 みんな通過点。 切なさを感じなかった小説だった。
Posted by