不思議の国のアリス の商品レビュー
ディズニー映画と子供の頃観た実写が記憶に残ってますが小説は初読み。 話の流れはだいたい分かってるので割と飲み込めるものの、飲み込めない部分も正直多々あり。 原文が理解できたらもっと楽しめるんだろうなぁ。
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かの有名な不思議の国のアリス。 ちなみにディズニーのやつは、「ふしぎの国のアリス」らしい。 ストーリー性で言うと、「ふしぎの国のアリス」のほうが、 こう一貫していて、うまくつくられているなと感じる。 こちらは、なんというか、思いつくままに描いたといった感じで、 ストーリー性みた...
かの有名な不思議の国のアリス。 ちなみにディズニーのやつは、「ふしぎの国のアリス」らしい。 ストーリー性で言うと、「ふしぎの国のアリス」のほうが、 こう一貫していて、うまくつくられているなと感じる。 こちらは、なんというか、思いつくままに描いたといった感じで、 ストーリー性みたいなものはまるでない。 なんで出したんだろう?と思しき登場人物などが多くて、 各々のキャラクターが活かしきれずに終わっていたり。 あとは、言葉遊びがすごく多くて、 少々終盤のほうはしつこくてうんざりするものの、 ただ、うまいなぁというか、よく考えたなぁ、と 思われるものも多々あった。 とはいえ、原作自体は大人になっても読める、 いや、むしろ、大人だからこそ面白いと感じるような、 つくりになっている。 これは、アンデルセンなどもそうなのだけれども、 子供に媚びるようなところがないからである。 現代における童話などは、やはり、 子供やその親に媚びるようなつくりになっていて、 「いかにも」っていうほうに持っていこうとしている。 (これはライトノベルなどにもいえることだけれど) しかし、この頃のひとは、そんなの関係ないと、 すごく自由に想像を働かせている。 そういう意味で、ところどころにグロテスクさがあったりする。 例えば、この物語には、人間の傲慢さや子供ながらの社会観(差別)、 なども含まれており、 アリス自体の人間性だってかなり生々しく描かれている。 (都合のよさや、自分本位の考え方など) 現代的な童話なんかは、主人公は酷く純粋で、 ひたすら振り回されながらも、なんだか愉しいなぁ、 って感じのが多い気がする。 しかし、この頃、映像技術などが進んでいるせいで、 原作とかまったく知らないのによく知っているつもりになっている、 ものってのがすごく多い気がして。 (古典などでは) それはすごくもったいないし、下手をすれば、 作品をまったく違うものとして理解してしまう可能性もあって、 いろいろな原作に触れていきたいなぁと感じた。 ちなみに、あとがきを読んでびっくりしたのは、 ルイス=キャロルは、神経症持ちで、さらに、幼児性愛癖を、 持っていたらしいということである。 そもそも、これは、アリスという実在する少女のために、 描かれたもので、キャロルは三十歳のときにその少女に、 求婚しているのだとか。 現代的には、キャロルもアンデルセンも、素敵なひとー、 みたいな感じで解されてしまっているけれど、 まぁ、実際はおそらくは禍々しきなにかを持っていたのではないか。 そして、そうした禍々しさってやつにどうにも、 ひかれてしまうあたりがなんともはや。
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挿絵はオリジナルのジョン・テニエルのもの、巻末に言葉遊びの解説や作中の歌の譜面が収録されているのでオススメ。
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言葉遊びが豊富で楽しい作品です。歌のところもちゃんと韻を踏んでいてすごいなーと感心; アリスは本当に不朽の名作です。 いつ読んでも飽きない
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映画や漫画のパロディでしか知らない状態で、初めて読んだアリスの日本語訳です。 ですので、他の訳がどうなのかは分かりませんが、この訳は、もともとの英語版にある歌の韻など言葉遊びを日本語で表現しようとよく工夫されていたと思います。 話の内容は…… 正直、「めちゃくちゃだった」という...
映画や漫画のパロディでしか知らない状態で、初めて読んだアリスの日本語訳です。 ですので、他の訳がどうなのかは分かりませんが、この訳は、もともとの英語版にある歌の韻など言葉遊びを日本語で表現しようとよく工夫されていたと思います。 話の内容は…… 正直、「めちゃくちゃだった」という印象が一番強いです。 最初から「これはアリスの夢だ」と思っていると、 「ああ、夢って、こんな感じで『目先のものは見えるけど、まわりの景色とか勝手にかわってく』よね……」と、変な納得ができてしまうのですが。
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はじめて読みましたが、私にはいまひとつ楽しめなかった。 突拍子もないストーリーで、即興で作った子供向けのお話といった雰囲気。
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子供の頃にも読んだ筈だし、多分実家に文庫もある筈だけれど、この訳が読みやすいというのを見かけて、映画の前に読みたいと云っていたので買ってみたもの。 確かに読みやすかった。子供の頃に読んだものが、誰の訳だったのかとか全然判らないけど、結構面倒な判り難い言い回しが多かったように思うし...
子供の頃にも読んだ筈だし、多分実家に文庫もある筈だけれど、この訳が読みやすいというのを見かけて、映画の前に読みたいと云っていたので買ってみたもの。 確かに読みやすかった。子供の頃に読んだものが、誰の訳だったのかとか全然判らないけど、結構面倒な判り難い言い回しが多かったように思うし、この直前に地下の国のアリスを読んでいたけど、そちらもそうだったから。 この本が格段に読みやすい文章な印象。 <夫はこれでも読みづらかったみたいだけど(^_^;) 原文読めればそれが一番楽しめるのだろうけどねー。
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不思議なお話。超訳バージョン?必死に読めば必死に読むほど理解不能なお話。幼い子供はこういう物語を頭の中でどう展開させるのだろう。もう一度幼き頃に戻ってこの物語を聞きたかった。
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言わずと知れた、ファンタジー小説。 はじめて読みました。 感想は・・・ わかりにくい・・・ とにかく日本語に訳すのには無理があります。 まるでこじつけのよう。 原文であれば、また違うのかもしれません。 とにかく日本語版はお勧めはできません。 原文で読んでみたい一冊。 ・・...
言わずと知れた、ファンタジー小説。 はじめて読みました。 感想は・・・ わかりにくい・・・ とにかく日本語に訳すのには無理があります。 まるでこじつけのよう。 原文であれば、また違うのかもしれません。 とにかく日本語版はお勧めはできません。 原文で読んでみたい一冊。 ・・・英語で読める語学力が無いのが悔やまれます。
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アリスは難しいと聞いていたので襟を正して読みはじめたら…なんておもしろいのかしら!子供向けに訳されたんだろうか、ちっとも難解ではなかった。それどころか、翻訳にも関わらずことば遊びの秀逸なこと!一体原文ではどうなっているのか非常に興味をそそられる。訳者はシェークスピア研究者とのこと...
アリスは難しいと聞いていたので襟を正して読みはじめたら…なんておもしろいのかしら!子供向けに訳されたんだろうか、ちっとも難解ではなかった。それどころか、翻訳にも関わらずことば遊びの秀逸なこと!一体原文ではどうなっているのか非常に興味をそそられる。訳者はシェークスピア研究者とのこと、それだけにライムやらなんやらの技法やらについてよく研究されているのがわかった。非常に良かった。
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