1,800円以上の注文で送料無料

現代語訳 論語と算盤 の商品レビュー

4

400件のお客様レビュー

  1. 5つ

    109

  2. 4つ

    149

  3. 3つ

    101

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

正しく生きるとは

人として正しく生きるためにはどうしていくのかをわかりやすく書いている。 日々過ごしていると、どこを目標にしていくのかを迷うことがしばしばだが、 道しるべとなる考えだと思う。 難しい言葉でないからわかりやすい。 生涯、勉強。 労働者側にたった考えているので、渋沢栄一とはす...

人として正しく生きるためにはどうしていくのかをわかりやすく書いている。 日々過ごしていると、どこを目標にしていくのかを迷うことがしばしばだが、 道しるべとなる考えだと思う。 難しい言葉でないからわかりやすい。 生涯、勉強。 労働者側にたった考えているので、渋沢栄一とはすごい人なんだなと感じた。

ゆう

2024/08/13

現代語訳で読みやすい。 現代にも通じる内容。それでいて現代で失われつつあるとも言える内容。極端に走らずにバランスよく中庸を得る事が大事と考えさせられる。

Posted byブクログ

2024/08/09

一言感想: 経済活動に道徳が必要であることを論語から強力に説いてあり説得力があります。現代日本の政治と経済がそれと真逆であることが残念。 感想: 日本経済の礎となった渋沢栄一の主張なだけあり当時の日本がよく分析されています。当時としてはこれだけ真をついた主張と立ち振る舞いができ...

一言感想: 経済活動に道徳が必要であることを論語から強力に説いてあり説得力があります。現代日本の政治と経済がそれと真逆であることが残念。 感想: 日本経済の礎となった渋沢栄一の主張なだけあり当時の日本がよく分析されています。当時としてはこれだけ真をついた主張と立ち振る舞いができた人はそういなかったのではないかと思います。論語をただの良い言葉で終わらせず、生き方とし信念としたからこそこんなにも多くの人の心を動かしたのだと想像します。私たち皆がその姿勢から学べると思います。 とはいえ道徳をもって経済活動を行うという渋沢栄一の思いとは裏腹に現代日本は経済活動における道徳など消え失せてしまいました。きっと渋沢栄一が今の日本を見たらがっかりすることでしょう。 確かにこの「論語と算盤」は大切なことではあるものの、思ったより武士道の香りが消えてないなあというのが正直なところです。つまり、極限まで一般化された話ではないということです。そうすると、現代の世相から考える論語と算盤が改めて必要なのであり、適用可能な軸となる部分はこの本の中ではそう多くありません。この本を読んで、それぞれが落とし込むことが大切なのだと思います。 私は渋沢栄一にとっての論語にあたる生き方のバイブルの位置に、その言葉通り聖書を置いています。本書の中で渋沢栄一は孔子とキリストが目指したところは同じだったのではという感想も持っていますし、実際聖書には次のような言葉もあります。 「よく​働い​て​いる​その​人​たち​に​愛​と​深い​思いやり​を​示し​て​ください。誰​と​でも​平和​な​関係​で​いる​よう​に​し​ましょ​う。 」テサロニケ第一5:13 人間の本質は時を経ても変わりません。多くの人が本質を追求したい、それを生き方としたいという意識を持ってこそ、論語と算盤は現代においても名著となるのではないでしょうか。

Posted byブクログ

2024/07/26

サクッと読めて、内容も普遍的。資本主義が色々と岐路にありそうな現代でも、時代を超えて通用する内容だと思いました。一周回ってというよりは、本質的な軸なので色褪せない、という感じでしょうか。

Posted byブクログ

2024/07/25

儒学を元にした、孔子からの教えを説いた、渋沢栄一のお言葉。 徳を持ってして人と接していく、社会に向き合う事で大業をなせると。 中々難しい話だけどスッと入ってくる内容もしばしばあった。いい言葉もたくさん。 ただ、中々これって上に立つ人に向けたとゆーか、すごく受け入れるのが難しい部分...

儒学を元にした、孔子からの教えを説いた、渋沢栄一のお言葉。 徳を持ってして人と接していく、社会に向き合う事で大業をなせると。 中々難しい話だけどスッと入ってくる内容もしばしばあった。いい言葉もたくさん。 ただ、中々これって上に立つ人に向けたとゆーか、すごく受け入れるのが難しい部分もある。でも、面白い。

Posted byブクログ

2024/07/14

★★★★☆NHKの大河ドラマを見てこの本を読みたくなりました。恥ずかしながら渋沢栄一という人物のことは話題になってから知りました。内容には時代を感じる部分も多々あります。渋沢栄一が論語の教えを経済活動に生かして日本を強く発展させてきたことがよくわかる内容でした。家康の遺訓は印象に...

★★★★☆NHKの大河ドラマを見てこの本を読みたくなりました。恥ずかしながら渋沢栄一という人物のことは話題になってから知りました。内容には時代を感じる部分も多々あります。渋沢栄一が論語の教えを経済活動に生かして日本を強く発展させてきたことがよくわかる内容でした。家康の遺訓は印象に残りました。論語もよく読んでみたいと思わされました。

Posted byブクログ

2024/07/13

論語と算盤 菅谷におすすめされて借りた本。 常識とは、何かをするときに極端に走らず言葉や行動が全て中庸にかなうもの。学術的に解釈すれば智(知恵)、情(情愛)、意(意志)の3つがバランスを保って均等に成長したものが常識と渋沢は考える。その常識が社会で生きていくうえで必要不可欠であ...

論語と算盤 菅谷におすすめされて借りた本。 常識とは、何かをするときに極端に走らず言葉や行動が全て中庸にかなうもの。学術的に解釈すれば智(知恵)、情(情愛)、意(意志)の3つがバランスを保って均等に成長したものが常識と渋沢は考える。その常識が社会で生きていくうえで必要不可欠である。 習慣は感染するから気をつけなければならない。だから僕であれば夜風呂の習慣しっかり取り戻すのと朝と夜のルーティンは獲得していきたい。 論語の一節「人間であるからには誰でも富や地位のある生活を手に入れたいと思う。だがまっとうな生き方をして手に入れたものでないならしがみつくべきではない。逆に貧賤な生活はだれしも嫌うところだ。だが、真っ当な生き方をして落ち込んだものでないなら無理に這い上がろうとしてはならない。」これは孔子がが富や地位を否定しているわけではなく真っ当な生き方で手に入れたものなら問題ないって意味。そういう意味では医者という仕事は真っ当に稼げるから幸せである。 渋沢栄一は人格を磨けと言っていたがコミュニケーション能力や人への気遣いを学ぶのは人格を磨いていることになるのかふと疑問に思った。いま自分が力を入れて磨いてきたのはコミュニケーション。人格は磨いた事はないが、人格を磨くことで直接的にどういうメリットがあるのかを知りたい。 「夫婦関係以外は、一生を顧みても俯仰天地に恥じない」と本人が言うほど女関係はだらしなかったらしい。やっぱどんな偉い人でも男は馬鹿なんだなって思えておもしろい。渋沢栄一の最後の子供は80歳超えてからってのも驚き。いろんな年寄り見てて思うけど年取っても元気な人って性欲衰えてない人なんよな。やっぱ生き物としての本能って大事だな。

Posted byブクログ

2024/06/18

現代に通ずる内容ばかりで、ビジネスに携わる者なら読んで損なし。 「金儲け」といえばどうしても賤しい扱いをされがちな風潮があるが、論語においてそのような解釈は誤りであるということをはっきり述べている。 正攻法で金を稼ぐことに引け目を感じる必要はまったくなし。ただし得た利益を”儒教...

現代に通ずる内容ばかりで、ビジネスに携わる者なら読んで損なし。 「金儲け」といえばどうしても賤しい扱いをされがちな風潮があるが、論語においてそのような解釈は誤りであるということをはっきり述べている。 正攻法で金を稼ぐことに引け目を感じる必要はまったくなし。ただし得た利益を”儒教道徳に基づいて”正しく社会に還元すること。この本質を見失って守銭奴になるのはダメよ、と。 読んでいて、自分の中で言語化できていなかったけど意識している事柄ばかりで、読んでいて気持ちよかった。目新しさこそないが、だからこそ普遍的に、時代を問わず読み継がれる内容なのだと感じる。 個人的に、岩崎◯太郎のことは昔から戦後の火事場泥棒だと思っているが、渋沢栄一は彼と違って、揺るぎない信念と崇高な理念をもって日本の資本主義をきっちりと創り上げてくれたのだとはっきりわかる。 (女にだらしないという人間味溢れるダメさも持ち合わせていたようだが、この辺は本書であまり触れられていなかった。また別の本で詳しく読んでみたい)

Posted byブクログ

2024/06/17

「知識がどんなに十分であっても、これを活用しなければ何の役にも立たない。これを活用するというのは、勉強したことを実践に結びつけることだ。」 (第3章 常識と習慣) ただ知識を蓄えるのではなく、生活や仕事に応用させることは大事だと生きていて思う。 私も何かを学ぶ際は、応用先まで考...

「知識がどんなに十分であっても、これを活用しなければ何の役にも立たない。これを活用するというのは、勉強したことを実践に結びつけることだ。」 (第3章 常識と習慣) ただ知識を蓄えるのではなく、生活や仕事に応用させることは大事だと生きていて思う。 私も何かを学ぶ際は、応用先まで考えて勉強を続けたい。

Posted byブクログ

2024/06/09

新紙幣に渋沢栄一という人物が採用されることになったが、私は歴史に疎く恥ずかしながら何をした人なのか全く知らなかったので今回読むに至った。 (Wikipediaを読んで知ったかぶりをすることもできたが、一万円札になるほどの重要な人なら是非ともこの人の考えを理解したいと感じ、ブックオ...

新紙幣に渋沢栄一という人物が採用されることになったが、私は歴史に疎く恥ずかしながら何をした人なのか全く知らなかったので今回読むに至った。 (Wikipediaを読んで知ったかぶりをすることもできたが、一万円札になるほどの重要な人なら是非ともこの人の考えを理解したいと感じ、ブックオフに行きこの本を手に取った。) ざっくりと内容を説明すると、ビジネスをする上で大切な道徳について論語を中心に書かれている。書かれた時期はとても古く大正5年であるが、現代に通ずる内容ばかりであった。 とても解りやすく訳されており、一節毎に学びがある。これからビジネスを始めたい人、企業での仕事の取り組み方を学びたい人は是非とも読んでほしい。 まさに今、日本や世界で必要とされている考え方がまとまめられており、新紙幣に採用されるのも納得である。そして、最近読んだ本の中で間違いなく一番の名著だと感じた。 書きたいことは、心の底からたくさんあるが、特に読みながら自分の人生にも大きく共通していると感じた、第3章の「常識と慣習」について思いを書く。 常識とはなにか=「知(知恵)、情(情愛)、意(意志)」のバランスが取れたことであると書いてある。知識ばかりで頭でっかちになってもいけない、感情・情愛・思いやりで人の役に立つよう行動にクッションを作ってあげる、また感情ばかり先行しないよう、強い意志を持ち行動を制御する、それぞれのバランスが大事とされていた。 本を読み、この3つの内容を初めて言葉にして読んだのでとても感心したが、なぜか既視感があり自分の心の中に染み付いていると感じた。 よくよく考えると、私の基礎となった出身校の県立広島中高等学校の校訓「高い知性、豊かな感性、強い意志」と同じではないか!と驚いた。ぜひとも我々の学びは渋沢栄一の本にも書かれている大事なことであるの級友に伝えたいと思った。 あの時は理解できなかったが、校訓はこういう意味があったのかと15年の時を経てわかり、これからもそのスピリットを大事にしたいと思った。 本をまとめると、常識をベースに努力を続けることが大事であると学んだ。 成功したか失敗したかなど結果はどうであれ、自分の目標・テーマ・使命を考え、社会に貢献しようと努力を続けることが大事である。そうすれば自ずと良い生涯を送ることができると渋沢栄一は伝えたかったのだと思う。 私のテーマはなんなのだろうか?自分の命はなんのためにあるのだろうか?を、もう一度考え直し、残された人生を歩みたいと思う。 例えば、今の仕事を続けて地球の資源を使い環境負荷の高い電気自動車をバンバン作り、それをじゃんじゃん売ることで収入を得ることだろうか?(もちろん一方で安く車を作り、人々に届けることは社会的な意義があるとも思う) この本を読んで、自分が大事にしたいことをもう一度定義し直して、収入が減ることになっても、その目標を達成するために努力したいと思った。世界平和のために正しく努力をしたいと思った。

Posted byブクログ