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四十九日のレシピ の商品レビュー

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406件のお客様レビュー

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2015/05/14

あたたかくてやさしくて、さみしくなる話。 大切な人を失ったら、大切な人たちをのこして逝くとしたら、自分は何が出来るだろうか。 乙美と良平の慣れ染め話が好きです。 ラストのファンタジーが唐突過ぎて、それだけが少々残念でした。

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2015/02/23

私にはあまり泣けない本でした。優しい物語で乙美さんの大きな愛情は本当に素敵…。でも、理解しがたい人がいて、その人たちの言葉に眉間に皺が寄りました。今読む本ではなかったです、私にとっては…。

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2014/11/21

無性に小説を読みたくなった。 小説という言葉は少し堅苦しい。 ストーリーを感じたかった。 今までにない感覚。 スッと心が整った気がした。 小説もまた面白い。 そんな寒々しくなった夜に。 もうすぐ今年もおしまいに近づき。 本を読んでいる前で嫁さんが編み物をしている。 またまた今日...

無性に小説を読みたくなった。 小説という言葉は少し堅苦しい。 ストーリーを感じたかった。 今までにない感覚。 スッと心が整った気がした。 小説もまた面白い。 そんな寒々しくなった夜に。 もうすぐ今年もおしまいに近づき。 本を読んでいる前で嫁さんが編み物をしている。 またまた今日も幸せです。

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2014/11/04

14/11/03読了 遺すひとにむけた、生活のレシピ集。とても素敵な発想で、根付くといいのに。 話は、よかったのだけど、最後がしっくりこなくてざんねん。百合子の選んだ道も、井本とハルミの去り方も。

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2014/10/06

心温まるストーリーかと思いきや、辛苦な人生に落ち込んだ。 でも、そんな人生だからこそ、前を向いて歩いて行ける喜びもあるのだと思った。 誰かの踏切板でありたいと思えた作品。 2014.10.5

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2014/09/04

子供を作るか悩んでいる自分には前半はきつい部分が多かった。 でもお話しは優しくて良かったかな。映画も見てみたい。

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2014/08/13

『四十九日のレシピ』 -伊吹有喜- ○ 亡くなった妻の継母の四十九日に宴会を行うべく、教え子だった井本が突如熱田家にやってくる。 井本が連れてきた外国の青年・ハルミ。 この2人によって父と娘が変わっていく。 宴会で披露するために準備した乙美さんの年表。 貼った時は空白だらけ...

『四十九日のレシピ』 -伊吹有喜- ○ 亡くなった妻の継母の四十九日に宴会を行うべく、教え子だった井本が突如熱田家にやってくる。 井本が連れてきた外国の青年・ハルミ。 この2人によって父と娘が変わっていく。 宴会で披露するために準備した乙美さんの年表。 貼った時は空白だらけだったのに、 宴会が終わった時には空白が全くなくなっていた。 終わりの20ページくらいは涙が止まらなかった。 特に響く言葉があったわけではないのに、 逝ってしまった人との別れと 今生きてる人との別れ。 どちらも寂しくてやりきれないものだ。 乙美さんはきっと幸せだったと思う。

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2014/07/31

■映画見てたから泣きたくて。もう最初から思い出して泣き泣きだったわ。もう一度映画見たいなー。少し泣けて、映画のもっと詳細のわかるほっこりする作品でした。 すきだよ。 親とかひとの死だけでなく、子どもを産まない女の人の生き方とか、乙母さんの結婚したい意思とか考え方も深いものあるよ。

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2014/07/12

すでにいなくなった大切な人も、きっとどこかで自分のことを見守ってくれている。 そう思える心温まる話だった。

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2014/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりに小説を読んで泣いた。 主人公の心情にとても共感した。 《子どもを産んでない人は、産んだ人に比べて余白が多いのかもしれない》という言葉。 読み終わってからもその言葉が頭から離れなかった。 義母が残してくれた四十九日のレシピ。 それを処方箋に各々が新しいスタートを切れるような、愛情のこもったお話しではあるけれど、どこか切ないような、儚いような、心細さが残った。 私自身、「子どもを産んでいない」という状況であり、それゆえ、主人公の百合子の立場にぐっと気持ちが入ったからだろう。 いつか、違った状況でもう一度読みたい本だ。 そして、「欠陥」ではなく「余白」なのであれば、それは別のことでいくらでも埋められる。 もしかしたら、私にとってテイクオフ・ボードになる作品かもしれない。とても良い作品に出会えた。

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